御褒美にうってつけ

人生、楽あれば苦ありです－－。８日、仕事で帰宅するのが深夜になり、予想以上に疲れました。先週の休日出勤に伴う一連の出来事がとても楽しかっただけに、その反動かもしれません。「楽」で蓄えたノウハウを上手に使い、「苦」を乗り切りたいところです。 一息つきたい気持ちでした。仕上げるべき作業を、休みの日に連続で出勤し、ようやく済ませたからです。仕事後、友人らと美味しい食事などを楽しみ、精神的に充実した時間を過ごしたとは言え、休みなしで働くのは、さすがに疲れも溜まります。そのため、できる限り早く帰るつもりでした。 しかし、日が暮れて事態は一転します。上司の提案により、社内総がかりで、月末の企画に備えた作業に取り組むことが急に決まりました。「できるだけ前倒しで準備した方が良いから」とのこと。理由は分かりますが、後頭部を鈍器で殴られたような衝撃がありました。 僕だけが抜ける訳にも行きません。明らかに嫌がっている感じの先輩らも、表情に出さないよう努めているのが分かるからです。むしろ早く終わらせ、とっとと帰ろうと前向きな姿勢でもありました。そこで僕もそれに見習い、淡々粛々と作業しました。 １１月後半まで、こんな日々が続きそうです。仕事なので仕方ありませんが、楽しんで取り組めるような工夫も必要と感じます。やはり、ここは先週の休日出勤の際に倣い、仕事後に友人たちと遊ぶなど、自分に「御褒美」をあげる作戦を展開するつもりです。 帰宅時、電車に揺られながら手帳を眺め、思わずニヤリとしました。楽しむのにうってつけの人物を見つけたからです。最近仲良くなった酒好きの知り合いで、「近々飲もう」と言い交わした経緯もありました。早速、声をかけてみることにします。何だかワクワクしてきました。