こん太’S “ぷらっ”とホーム

2005/01/31(月)21:46

悔し紛れの抵抗

グルメ系(48)

東京・下町に「隠れ家」を発見--。29日、仲の良い友人に連れられ、東京メトロ入谷駅近くのおでん屋「満寿田」へ行きました。由緒ある邸宅を改装したと見られ、和風で和みある店内の雰囲気が気に入りました。おでんの味もなかなかで、今後、足繁く通うことになりそうです。 「満寿田」は入谷駅で下車し、下谷(東京都台東区)方面へ10分ほど歩いたところにあります。狭く寂しい露地を入るのに加え、墓地に隣り合わせており、一目に着かないひっそりとしたたたずまいと言えます。「一見の客はお断り」という訳ではないようですが、客のほとんどは「常連さん」といった感じでした。 喧騒を避け、のんびり穏やかに酒を楽しむ際に向いています。一週間の労をねぎらったり思い出をしみじみ語ったり、将来の夢を打ち明ける時などで利用するのが良いでしょう。都心の居酒屋は回転率重視で客の出入りが激しいので、静かに飲みたい時に、この店を使うつもりです。 たまたま僕が行った時は、はしゃいで騒がしい30代後半くらいの3人組が居たため、「この店の良さ」が損なわれていたようにも感じました。とは言え、こんなケースは御愛嬌、また別の機会に立ち寄れば良いだけです。次回、訪れた時こそ、落ち着いたムードに酔えると期待します。 それにしても、身も凍りそうな寒い夜、焼酎のお湯割りを片手に、だしのよく染み込んだ大根を食べるのは、我ながら「粋」と感じます。この気持ちを、ある知り合いに伝えると一言: 「自分に酔わずに、酒に酔い給え」 見事に一本取られた格好なので、悔し紛れに「酒に酔うのは金がかかるが、自分に酔うのは無料なのだ」と言い返し、抵抗を試みました。。。 ところで、おでん屋「満寿田」は「下町探検隊」が注目する2軒目の店とします。 【参考】 下町探検隊のついては、05年1月22日の日記『下町探検隊』で説明しています。

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