2005/02/13(日)21:27
心の交流
歓喜と興奮の渦の中へ--。4日、さいたまスーパーアリーナ(埼玉県さいたま市)で開かれた世界最大のプロレス団体WWE(RAW)の日本公演へ行きました。諸事情により、もう観戦する機会もないだろうとあきらめていただけに、再びライブで観られる嬉しさが込み上げ、胸がはちきれそうになりました。
「うお~!ホンモノだ~!」。RAWおなじみのオープニングテーマが響き、会場内に設置された大型モニターに、これまた馴染みの映像が映し出された瞬間(=写真)、のどに痛みすら感じるほどの声を無意識に張り上げていました。期待の高まりが涙腺も刺激します。まるで自分が自分でないような気分でした。
隣に座った熱狂的なファンも、待ちに待ったRAW観戦と見え、終始満面の笑み。急成長株の若手スーパースターであるランディ・オートンが登場した際には、落ち着きのあるお姉さま系の外見をよそに、力強く拳を天に突き上げ、興奮した会場と一体になっていました。汗ばんで上気しながら、つぶやいた一言が印象的です:
「ランディと叫ぶべきか、オートンと言うべきか悩んじゃった」
思わず目が合い、互いに表情も緩みます。ほんの一瞬ですが、ファン同士の心の交流のワンシーンでした。。。
【写真】
音と映像のコラボレーションも、WWEがファンを虜にする要素の一つです。