東京都内の自然景勝地として知られる高尾山（東京都八王子市）に行ったんだ。標高が５９９ｍと低山であるのに加え、都内にある自然だけに「コンクリートジャングル」というイメージが拭いきれず、自然を楽しむというより、むしろ、気軽な週末散歩といった気持ちで臨んだよ。

それがフタを開けて、ビックリしたんだ。高尾山麓にある京王線の高尾山口駅に近づくにつれて、色彩豊かに葉を染めた山々が姿を見せてくれてさ。都内にも、こんなに素敵な自然が残っているのを改めて思い知らされたよ。まさに「灯台下暗し」の気分だね。

上にアップした写真は、高尾山口駅周辺から高尾山中腹にある「かすみ台」までの風景さ。景色だけを比べると、先日行った福島県西部の会津地方の紅葉と遜色ないように感じたよ。もっとも、観光客の多さには辟易（へきえき）したけど。ただ、それを差し引いても満足できたよ。そこで一言：

侮るなかれ！東京の自然。

【メモ】
高尾山の中腹までは、ケーブルカー（清滝駅～高尾山駅間）とリフト（山麓駅～山上駅）が運行しているんだ。もちろん、歩いても行けるけどね。オレは寒空の中、リフトを利用。景色を眺めながら上るのは気持ち良いよ。

【写真】
紅葉を楽しむ観光客があふれる清滝駅（ケーブルカー）付近

（※写真撮影は、いずれもこん太）

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