坊主憎けりゃ袈裟まで憎い~かぼちゃ嫌いの果てに
「坊主憎けりゃ袈裟まで憎い」とはよく言ったもんだね。ハロウィンが訪れるたびに痛感するよ。というのは、個人的に“煮かぼちゃ”が大の苦手だから。そのため、かぼちゃがモチーフの「ジャック・ランタン(=写真)」を街中で見かける、この時期は幾分げっそり。31日が早く過ぎ去ることを待ちわびるばかりさ。 ところが、よくよく考えてみれば、かぼちゃ、それ自体にはあまり害意を催さないんだ。むしろ、ほとんど気にならず、いつ見ても、けばけばしい色をしたでっかい野菜だなあといった程度にしか関心がない。煮かぼちゃのもっさりとした甘さを思い浮かべない限り、ハロウィンの時期を迎えても、気が重くなる理由はないのさ。 連想しなければ、それで済む--。確かにそうなんだけど、そんなことは土台、無理なわけでして。想像力があるからこそ人類の一員。累が及ばない程度に、かぼちゃについてだけ思考停止しろといっても、そうは問屋が卸さない。こうしてジャック・ランタンだらけの街中を悩ましげに歩いていたんだ。すると、背後で耳をつんざくタクシーのクラクションがプップッー! (-。 -; )ちっ、、、これもかぼちゃのせいだ。。。 画像:Copyright(C)2008- こん太, All rights reserved.