身体の痛み頭痛。医師の診断を求めても理由不明。見かねた友人が鍼灸治療院を紹介してくれました。私の前も次も女性。
先生は謙虚で決めつけない柔軟な診断が出来る方でした。
特に感心したのは、来院される患者さんどなたにも、苦しみ・痛みに対して配慮した神経に障らない静かなお声で、品よくお話するのです。
「内科に行けば、内科的判断を、婦人科に行けば婦人科的判断を脳外来に行けば脳内科若しくは脳外科としての判断をします。
医師と言えども専門以外はわからないからです。 ですから、私は東洋医学の観点から診察しています。今日の診断にあまり左右されませんように、望ましいことではありませんが誤診もありますし、本当の理由が表に出て来ない場合もあります。だから私の診断が正しいかどうかは断定できません。敢えて言うなら一番正しい判断を下せるのは(その痛みを知る)ご本人です」と。
そして通院することより、以前続けていたスポーツを復活するよう勧められました。
ともすれば不遜で自分の指示したことをきいていれば良い!という独断的な先生もいらっしゃいますが、、、なんと謙虚で、静かな確かさ。女性らしい優しさ。
この先生に巡り合えたことによって、すっかり癒され、元気が出て来ました。普段の自分に対しても反省するところ大でした。