これは、救急救命士をしている 港光廣さんのお話です。
鹿児島の方で、南日本新聞夕刊を読まれている方は
「思うこと」というので目にした方もいらっしゃる事と思います。
もし、あなたの傍で・・・目の前で・・・倒れた人がいたら・・・
咄嗟に何か出来ますか?
救急車を呼ぶ事は出来ても、そのあとどうしたらよいか・・・
戸惑うのが・・・多分私も絶対そうだと思います。
講習を受けていても、咄嗟にどうしたら・・・?かもしれません。
港さんは現場で、助かったかもしれない命を何度も目にしてきたそうです。
どうすればよいかを伝える事が大事だと、看護士である奥様と
「QQ夢工房」という名前で、今活動をしているそうです。
確かに専門的な救命措置が必要な場合も、多々あるでしょう。
けれど救急車が到着する前に、せめて身体の保温がされていれば・・・助かったかも・・・という場合も多々だそうです。
その3つの事は
(1) 患者の足元を温める
(2) 電話を床の上に置く
(3) 会社や学校で倒れた人の、プライバシーを守る
なるほど、と思いながらも目から鱗でした。
(1)の保温だけでも生存率はかなり高まるそうです。
(2)は、意外と盲点でした。
必ずしも周りに誰かがいるとは限らない、そんな時
高い台の上の場合きついかもしれません。
床の上なら、這う事も出来るかも。
119ができれば、話すことが出来なくても
発信音で救急車が駆けつけられるとの事。
(3)は、本人がまた復帰できるために必要な礼儀。
同じ職場に帰れなくするような人の目や噂は、
助かる命が助からなかったと同様の事だと。
港さんは、語っています。
他にも少し内容はあったのですが、今回は控えます。
もっともっとこういった話しは、浸透するべきものなのでしょうに。
*港さんの了解を得て、どんどん広めてくださいという事で載せてみました。