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ニューストピックス

2008年02月14日
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カテゴリ:安全保障
沖縄で、またアメリカ兵の暴行事件が起きました。

この事件に対して、産経新聞がまた凄まじい文章を載せています。
日米同盟に影響させるなということは書き立てるだろうとは思っていましたけど、まさかここまでとは。

筆者はある意味有名な花岡信昭氏。

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【政論探求】「反基地」勢力が叫ぶいかがわしさ

 また、なんともやりきれない事件が起きた。沖縄の駐留米兵による少女暴行事件だ。

 関係当局は事件を徹底的に調べ、糾弾すべきは糾弾してほしい。当然ながら、この米兵は厳罰に処せられるだろう。中学3年生、14歳の少女に一生背負わなくてはならないキズを負わせたのだから、これは償いようがない。

 以上のことを踏まえたうえで、あえて書かなくてはならない。平成7年の少女暴行事件の再来として、現地では受け取られている。それは感情論としては分かるのだが、「反米」「反基地」勢力が気勢をあげているのは、なんともいかがわしさがにおう。

 この事件を政治闘争の具にするというのでは、被害少女への思いやりを欠くというものだ。こういう事件を前にしては、人間の尊厳に対してどこまでも誠実でありたい。

 「米軍は出ていけ」と声高に叫ぶのは言論の自由なのだろうが、そこには責任も伴わなくてはいけない。日本の安全保障は米国の「核の傘」が基本であることはいうまでもない。米軍撤退を主張するのなら、独自核武装論が付随しないと日本をめぐる安保環境は激変してしまう。

 パワーバランスの空白を招いたら、東アジアの軍事情勢は一気に緊迫する。ほくそ笑むのは誰か。そこを抜きにして、厳粛かつ現実的な安全保障政策は語れない。

 そういってはなんだが、これでまた、普天間飛行場の移設問題で、地元の首長や議員たちが日和見を決め込む理由ができた。基地との共存共栄以外に沖縄がたどるべき道はない。そのことを百も承知していながら、彼らはからだを張ってこなかった。

 日米安全保障協議委員会に設置されたSACO(特別行動委員会)が普天間の全面返還、ヘリポート移設を打ち出してから、もう10年が過ぎた。名護市のキャンプ・シュワブへの移設で日米合意が交わされているが、地元の調整は一向に進まない。

 それにしても、一部メディアのヒステリックな伝え方はいったいどう理解したらいいのか。事件は事件、安保は安保、と冷静に切り離し、日米同盟の死活的な重要さに思いをはせてこそジャーナリズムだ。

 「住民自決は軍命令」と信じて疑わない体質と共通する情緒的反応の弊害を、そこに指摘しないわけにはいかない。

 「知らない人についていってはダメ」。筆者などの世代は子どものころ、親から口うるさく言われたものだ。

 米軍基地が集結する沖縄である。夜の繁華街で米兵から声をかけられ、バイクに乗ってしまう無防備さ。この基本的な「しつけ」が徹底していなかったことは無念、という以外にない。(客員編集委員 花岡信昭)
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/politics/politicsit/122225/
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いやはや、ヒステリックなのはどちらなんでしょうね。

事件は事件、安保は安保なら、「しつけ」なんてものに言及する必要は全くないはずなのに。

事件の性質がどうであろうと、安保は安保と主張すればよいものを、自分から事件の中身を安保に影響させていることに気がついていないのでしょうか。
やれやれ。

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実際、事件の被害者が全く無謬ということはむしろマレで、被害者の不注意やある行動がより悲惨な結果を引き起こしてしまうというのはよくあること。
今回も被害者が夜間に出歩いていたとか、そういう点をつつけばいくらでもネタは出てくるでしょうけど、そんなものはどんな事件でもほとんど同じ。
例えば、北朝鮮に拉致された被害者にも、その拉致が行われた時の行動に「夜間に出歩いていた」とか「自ら北朝鮮に行った」といった事実がないわけじゃない。

それをあげつらうことで、加害者側が自分の罪を軽くしようというのは心情としてはわかりますし、弁護士などがそれを法廷で主張するのは、ある意味当然とも言えるでしょう。

しかしながら、マスコミがそういう加害者に加担するようなことをしてどうするんでしょう。
産経が、横田めぐみさんは、拉致された時に暗い中を歩いていた、なんてことを書いたことがあったでしょうか?
何で相手が米兵だと、率先してセカンドレイプに走るのでしょう。

「しつけ」が大事だと言うなら、「知らない人についていってはダメ」以前に、アメリカ軍の兵士に「女性に暴行を働くな」と「しつけ」を徹底するのが先でしょう。
アメリカ下院の慰安婦非難決議にあたって、アメリカの下院議員達を「徹底的にたしなめてやらないと」と言っていた人が、何で米兵を「徹底的にしつけてやらないと」と言わないんでしょう。

一体この新聞は何を伝えたいんでしょう。

そう言えば、花岡氏はあの慰安婦決議を「後押し」した意見広告の5人の発起人の一人。

あの中で、米兵によるレイプを防止するために占領軍が慰安所の設置を日本政府に求めたなんて書いてましたけど、花岡氏のお薦めする再発防止策はまさかこれだとか?

--
Many countries set up brothels for their armies, in fact, to prevent soldiers from committing rape against private citizens. (In 1945, for instance, Occupation authorities asked the Japanese government to set up hygienic and safe "comfort station" to prevent rape by American soldiers.)
(意見広告「The Facts」より)
--

それとも、「しつけ」の徹底?
でも、それで防げるなら、当時の日本も慰安所なんていらなかったはずなのにね?

ここでも自己否定をなされているようです。







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最終更新日  2008年02月14日 22時01分42秒
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