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ニューストピックス

2008年09月23日
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カテゴリ:海外の話

大統領選挙も山場を迎え、またリーマンブラザーズ破綻から株価乱高下と、経済状況からも目が離せないアメリカですが、かの有名なワシントン駐在の産経新聞特別編集委員、古森義久さんは、ご自身のブログでは北京オリンピックの総括にお忙しい模様。
リーマン破綻には全く言及が無く、大統領選挙ネタもここ10日ほどエントリが上がってません。

9月初旬にあれだけマケイン/ペイリンを持ち上げていたのですから、このところの支持率急落についても何らかのご意見を聞きたいところなんですけれどね。

『マケイン候補への支持が急増した――勢いの原因はなにか。』
http://komoriy.iza.ne.jp/blog/entry/711457/

ちなみにこのエントリの直近のコメントにある人が、共同通信の元政治部記者の方が書いた『ザ・記事審』という本を間接的に紹介していて、
--
「『捏造』には『書く捏造』の他に、『書かない捏造』(ネグる)と『書かせない捏造』があると、私は常々思っている。この『書かせない捏造』こそ曲者だ」と前置きし、政治部時代の忌まわしいエピソードを暴露しています。
--
と書いてます。

この人がどういうつもりでこれをコメント欄に書いたのかわかりませんが、マケイン支持が急落したことを自身のブログに『書かない』古森さんの姿が、私には重なって見えました。それに対して、

--
本の紹介をありがとうございます。

こんど入手して、目を通してみます。
--

とレスしている古森さん、自覚はないようですね。
まあ、そのうち何か書かれるでしょうから、それでも良いのかもしれませんが。

===================================

で、大統領選について書いた最後のエントリ(13日付)、

『米国大手メディアはオバマ候補を支援する』
http://komoriy.iza.ne.jp/blog/entry/715475/

その中で古森さん、

--
大手メディアがオバマ氏のケニア人の父親やインドネシア人の義父についてほとんど報じず、反米、反白人の激烈な説教をした黒人牧師との長年のきずなもラジオの保守系トークショーに押されて渋々と伝えたことも、この「オバマびいき」偏向に帰されている。
--

こう書いた。
それに対して、ある人が

--
この個所に疑問を感じました。だったら、父親はケニア人で、義父はインドネシア人であることを書きたてればご満足なんでしょうか。マケイン氏は両親とも白人、ペイリン氏の両親も白人、という報道がありましたか。日本人がレイシズムを期待するようなことを書いてはいけません。
--
どういう意味で
>>大手メディアがオバマ氏のケニア人の父親やインドネシア人の義父についてほとんど報じず、
と書かれたのですか? 是非知りたいので、ご回答お願いします。
--

とコメントされた。
私にしてみれば至極真っ当なコメントだと思いましたが、古森さんの反応は、

--
あなたはまず私の記述を勝手にねじまげ、「日本人のレイシズムを期待するようなことを書いている」と因縁をつけているではないですか。私の記述からこんな解釈ができるなんて、頭がおかしいですね。
--
誰がそんな要求に応じるもんですか。
以下にあなたの病んだ発想(私への嫌がらせでしょう)からのコメントを貼り付けておきます。
自分でえらそうに勝手な答えを出しておいて、なにがご回答か、ですよ。
なにが「書いてはいけません」か。笑わせるな、ですよ。
--

ですって。
おそらくは本人も筆が滑ったという自覚があるから、こんな反応を示しているんじゃないでしょうか。

その点、私のところの「常連」さんが、自分の矛盾が顕になった時に示す幼児性と非常に良く似ています。

===================================

私は、民主党がオバマ候補を選んだ時から、人種がマイナスの効果になるとずっと思っていました。
結果的に彼が大統領になれたとしても、政策ではなく人種を理由にマケインに投票するというアメリカ人は必ず現れる。それは避けがたいことです。

真っ当なアメリカ人は人前では人種で人を区別するような話はしないし、自分は人種的偏見など持っていないという姿勢をアピールしようとします。おそらく世論調査で聞かれてもそう答える人が大多数でしょう。
でも、選挙の投票では、そういう外向きの意思表示は必要ない。自分の本音で投票すればいい。
その時に、政策よりも人種という本音で投票する人が必ず現れる。

ですから、今回の選挙に関しては世論調査の数字でオバマ有利と出ていても、開票が終わるまで民主党は気を抜けないだろうと私は思っています。
その点、ヒラリーの方がそういうブレは少なかったでしょう。

そして、アメリカは過去にそういう鋭い人種対立を経験した国であり、アメリカのメディア関係者は自分達が人種に触れることは、そういう対立を煽る可能性があると自覚している。だから敢えてそういうことは報じないのではないでしょうか。
最近でも、ルワンダの虐殺においてメディアが人種対立を煽ったのが虐殺を引き起こした一因と言われていますし。

メディアがそういう問題意識を持って、あのような報道を行っているのかもしれないのに、外国の新聞の論説委員の肩書きを持つものが、無邪気にも「大手メディアがオバマ氏のケニア人の父親やインドネシア人の義父についてほとんど報じず」なんて書きたて、それを「偏向」とまで断ずるのは、真っ当なアメリカ人からみたらアメリカを分裂させようとする一種のテロ行為にしか見えないのではないでしょうか。

私の目にも、古森さんの記述は配慮不足に映りました。







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最終更新日  2008年09月23日 03時02分02秒
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