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ニューストピックス

2008年10月16日
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テーマ:戦争反対(1187)
カテゴリ:時事
やはり何もしていなかった「安倍信者」

かねてからの予想通り、アメリカが北朝鮮のテロ支援国家指定を解除しました。
しかしまあ、北朝鮮が核施設を再稼動させるとか言っている時に解除だなんて、アメリカはそんなに追い詰められているのかという印象しか残りませんね。
そういう意味では、アメリカの今回の決定は私もおかしいと思いました。

さて、本来は核問題を始めとする自国の安全保障問題に関連して実施されていたアメリカの国内措置であるテロ支援国家指定に便乗して、自分達の問題を自分の手を汚さずに解決しようとしていた人たちが、醜態をさらしています。

拉致問題は、所詮はアメリカにとってはどうでも良い話であり、そんなものは自分達で何とかしろというのがアメリカの本音。でも、安倍元首相のような口ばっかりの人たちが、拉致問題を自分の利益に利用するために、あたかも何らかの解決手段を講じているかのように装うことを、これまでは黙認して来た。
でも選挙が間近となっても共和党は苦戦のままで、サブプライムローン問題が火を噴き、ペイリン候補の職権乱用まで指摘された状況では、ブッシュ政権としては少しでもプラスのイメージを国民に与えられるような何かをせざるを得なかった。
もはや、日本の忠犬(忠犬とも思われていなかったかも)達の立場までかまってやるほどの余裕は無くなったということなのでしょう。

で、そのお先棒を担いでいた産経新聞もみっともない姿をさらしています。
まあ、「容認すべきでない」なんて、テロ指定がただのアメリカの国内政策だってことをわきまえない『【主張】北の核検証 容認できぬテロ指定解除』なんて記事はご愛嬌だとしても、自分達の怠慢と不明を隠すために、姑息な記事を連発。

『テロ国家解除か交渉継続か 決断迫られる米大統領』
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/world/korea/185942/

あたかも日本の抗議でブッシュ大統領が悩んでいるかのように書いてますけど、結果的にこの記事はブッシュ大統領を貶める結果にしかなっていない。だって「解除」の理由が、

--
北朝鮮が求めるテロ支援国家指定解除に踏み切れば、核施設再稼働に向けた北朝鮮の「挑発行動」は止まるかもしれない。
--

こんなものだって言うのですから。
日本の拒否姿勢よりも、北朝鮮の「挑発」が怖いから解除って言うのでは、あまりにも情けないでしょう。

実際には、ブッシュはこの件では日本のことなんか考えていない、ただ選挙前の得点稼ぎが目的だっただけでしょうね。

また、最後の最後になっても、

『大統領の承認はまだ テロ支援国家指定解除で米大統領報道官』
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/world/korea/186042/

こんな記事を書いている。
というか、解除の前に駆け込みでこの記事を押し込むことで、何とかアメリカが日本のことを考えていたという印象を広めたかったのでしょう。

==============================

この決定に対して、家族会は当然のことながら反発や落胆をしています。
でも「裏切り」と呼ぶのはちょっと違うんじゃありませんかね。

別にアメリカは拉致問題に対して何の約束もコミットもしていない、ただ同情を示していただけです。
アメリカが拉致問題を考えてテロ支援国家に指定していたと思っていたなら、それは誤解、あるいは口だけだった安倍元首相を始めとする一部の人々に騙されていただけです。

前にも申した通り、そんな風に一部の政治勢力にべったりくっつかず、どんな手を使ってもいいから家族を帰せと叫ぶ、それがより多くの国民の共感を呼び、結果的には北朝鮮に強い圧力をかけられると思うのですけれどね。
この4年間、日本の政権を担ってきた自民党は、実は拉致問題を解決するために何もやっていなかったってことが、これで明らかになったのですから、いい加減視野を広めてはいかがでしょうか。

彼らがああいった強硬姿勢で拉致問題を解決に導けるというなら、それはそれで一つのオプション。ただし、仮にアメリカのテロ支援国家指定による圧力がその手段だったというなら、日本政府として、日本の同意なく解除できないような約束をアメリカと政府と結ばなければならなかった。
でも、彼らはそんな手当ては何一つしてこなかった。ただ、アメリカ政府のリップサービスを引き出して、被害者家族を宥めて、安倍晋三が首相になって辞めるまでの時間稼ぎをしていただけ。
裏切ったのはアメリカ政府じゃない。安倍元首相のような、自分では何もせずに勇ましいことを言っていた人達です。

ちなみに、先日も似たようなことを書きましたけど、そうしたら、こちらに出入りしている自分を神と勘違いしている方が、ヒステリックなエントリを自分のブログに書いていた。

http://wakuwaku44.blog123.fc2.com/blog-entry-52.html

この人が「許せない」と叫んだら、私が恐れ入るとでも思っていたらしいのが何とも滑稽でしたが、今、このように自分達の怠慢が明らかになったというのに、この人達はそれを反省するそぶりさえ見せない。

自分達の欲求を満たすために拉致問題を利用していただけだったのが、これで明らかになったということです。

(追記)
なお、この人の当該エントリにトラックバックを送っていますけど、どうなるでしょうね。
お玉さんが自分のコメントを表に出さなかったことに粘着した人物が、自分のところではどうするのか、興味深いものがあります。






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最終更新日  2008年10月18日 02時59分04秒
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