2008/12/31(水)04:33
tutaさんへ
またまた、お玉さんのところからの引き継ぎエントリです。
http://potthi.blog107.fc2.com/blog-entry-525.html
既に一度こちらに持って来ているのですけれど、相変わらずあちらで続いていたのですが、お玉さんからもそろそろやめようというコメントが入りましたから。
まず、ご当人の最後のコメントは以下の通り。
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ざっと論点纏めますね
a,親子の縁を1,2双方取る私に対して2のみというそちら
b,DNA鑑定について白砂青松様の否定理由が正当かどうか、また電気泳動による類似鑑定は信頼できるかどうか
aから
>日本では現在採用されていない概念を持ち込まれていますから。
強制認知裁判のケースはいくらでもあるようですね。DNA鑑定が決め手となり2ではなく1を以って裁判で親子関係を認めさせる場合です。もちろんDNA鑑定は必須ではないようですが判断基準に使われています。つまり
1、血のつながった生物学的な関係
2、血縁関係は無いが法的、社会的には1と同等な関係
でいうと1を元とした親子関係です。という訳で日本にも存在する概念です。どうやら2の概念を頭の中で改編されているようですね
bについて
先に結論を申しますと、実際使われている以上日本語がどうだの証明不可能だの仰られても困ります。それが専門家でもないなら尚更
>その紹介されているところのどこに「類似性比較で十分」と書かれているのですか?
本当に読みました?ざっと見ただけでも複数個所見つかりました。
例
>→泳動距離の差で多型を識別
>※最近は、蛍光染色したプライマーを用いて(中略)と呼ばれるグラフとして検出している
>検査結果の判定
>複数の遺伝形質で否定された時→親子関係否定 (以下略)
等
厳しい言い方ですが
>素人の私が見た限りでは
といった知識不足を逃げ口上にするくらいなら最初から
>「類似性」だけじゃ「証明」なんて無理です。
等と断言なさらないでください。
るい‐じ【類似】
[名](スル)互いに共通点があること。似かようこと。
この共通点を調べる試験だと申し上げているのです。そして無理、証明できないと仰いますが
実際使われている方法ですよ。
長くなる上に無駄なので他の言葉尻をとらえるような部分については無視させて頂きます。
>自分の子供/親とはDNA的な親子関係があると信じている全ての人ですよ。
経験が無いの方なのかもしれませんが、人間という生き物は何もしないでも勝手に妊娠していた、させていたなんてことはあり得ないんですよ。
朝起きたら代理母になっていた。なんてカフカじゃあるまいし・・・。
母親は有り得ませんね、父親の場合は母親が他の男性と関係を同時に持っていてなお且つ父親が気付かなかった場合でしょうね。知っていたら信じませんから
親子で違う場合は親が言うべきでないと判断したのでしょう。
[2008/12/24 19:30] URL | tuta [ 編集 ] TOP ▲
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1週間ほど時間が経ってしまいましたが、予告通り、こちらでコメントしておきますので、反論がありましたらこちらにどうぞ。
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aから
>日本では現在採用されていない概念を持ち込まれていますから。
強制認知裁判のケースはいくらでもあるようですね。DNA鑑定が決め手となり2ではなく1を以って裁判で親子関係を認めさせる場合です。もちろんDNA鑑定は必須ではないようですが判断基準に使われています。つまり
1、血のつながった生物学的な関係
2、血縁関係は無いが法的、社会的には1と同等な関係
でいうと1を元とした親子関係です。という訳で日本にも存在する概念です。どうやら2の概念を頭の中で改編されているようですね
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既に、お玉さんのところにも簡単にコメントさせていただきましたが、強制認知というのは、(通常は)父親が親子関係を認めていないのに、それを認めさせるケースです。従って、最初から2である『血縁関係は無いが法的、社会的には1と同等な関係』が存在しないケースにおいて、親子関係と認定するのに使われているだけです。
今回の法改正の救済対象者のように、2の親子関係が存在しているのに、1の親子関係でそれを覆すなどという概念は、日本には存在しません。
そもそも、この人は「1と2がコンフリクトした場合2が優先されるのは当然」とおっしゃっているのです。ならば『今回の子供達は1と2どちらを以ってして親子となるかというと 答、1』 とおっしゃるのは明らかに自己矛盾です。
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bについて
先に結論を申しますと、実際使われている以上日本語がどうだの証明不可能だの仰られても困ります。それが専門家でもないなら尚更
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こちらも先に結論を申せば、実際に使われてもいないことがあるかのよう装っておいて、今更専門家がどうのなんて言っても通用しないということです。
この人が書いたのは、
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>その紹介されているところのどこに「類似性比較で十分」と書かれているのですか?
本当に読みました?ざっと見ただけでも複数個所見つかりました。
例
>→泳動距離の差で多型を識別
>※最近は、蛍光染色したプライマーを用いて(中略)と呼ばれるグラフとして検出している
>検査結果の判定
>複数の遺伝形質で否定された時→親子関係否定 (以下略)
等
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どこにも「類似性比較で十分」なんて書かれていません(笑)。
それを今になって「類似性」の意味をすり替えて、
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この共通点を調べる試験だと申し上げているのです。そして無理、証明できないと仰いますが
実際使われている方法ですよ。
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こんな言い訳をしている。
共通点を調べるなら、各々の遺伝子について、遺伝形質の出現頻度等を定量的に把握しなければ無理。即ち、父親であると訴えられた人物の遺伝情報を詳細に調べなければ、そんな試験はできません。
それを、
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>鑑定で真偽を確かめるのが目的ではない、こちらの個人情報を収集する目的としか見えないからお断りするのですよ。
こういう場合は電気泳動による類似性比較で十分です。
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と、こちらが個人情報の収集目的ならお断りと申していたのを否定して、いかにも簡便な方法で親子関係の証明ができるかのように装ったのがこの人。
それが「複数の遺伝形質で否定」なんて、まさに「個人情報」を収集しなければ不可能なことを実はやりますなんて、それこそ「嘘」でしたね、です。
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長くなる上に無駄なので他の言葉尻をとらえるような部分については無視させて頂きます。
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言葉尻も何も、それがこの人の言説の本質だった。
それを今になって誤魔化そうとしているだけですね。
どんな言い訳をしたところで「類似性」だけでは「証明」は無理。
それが真っ当な日本語であり、証明という概念ですよ。
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経験が無いの方なのかもしれませんが、人間という生き物は何もしないでも勝手に妊娠していた、させていたなんてことはあり得ないんですよ。
朝起きたら代理母になっていた。なんてカフカじゃあるまいし・・・。
母親は有り得ませんね、父親の場合は母親が他の男性と関係を同時に持っていてなお且つ父親が気付かなかった場合でしょうね。
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この人が経験がないのでしょうね。
今や体外受精によって産まれる子供は日本国内で年間1万人以上ですよ。
もちろんそれを実施するところは細心の注意を払っているのでしょうが、そこでの取り違えが絶対に起きないと言えますか?
私は、この日本においても、当人達は生物学的な母子関係だと信じているのに、もしDNA鑑定をしたらそれが否定されるという母子は必ず存在すると確信していますよ。
(参考)
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「体外受精で産んだ子が、自分の子ではないかもしれない」。不妊患者らでつくる「フィンレージの会」(東京)には数年前、女性からこんな相談が寄せられた。
子どもの血液型が夫婦の組み合わせと合致しない。取り違えがあったのでは―。体外受精を実施したクリニックは「同じようなケースは過去にもあったが、調べようがない」と取り合ってくれなかったという。
同会スタッフ、鈴木良子さん(47)は「本来胎内にあるはずの胚が外部で管理される以上、取り違えを含め、ミスは起こり得る」と懸念を示す。
共同通信医療新世紀
http://kk.kyodo.co.jp/iryo/news/081202honki.html
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不妊治療施設「事故身近に感じた」
回答した114施設のうち、患者の取り違えや複数の精子混合などさまざまな事故を「身近に感じたことがある」とした施設が49%を占めたことが分かった。
(中略)
実際に起きた事故や寸前で回避されたケースとして「生命の萌芽(ほうが)」とされる胚(はい)の取り違えや紛失、患者取り違え、複数の精子の混合、精子保管時の名前の誤記入などが報告された。
安全管理体制では、事故の分析などを担当する「医療安全管理委員会」を89%が設置。一方、胚や精子、卵子の取り違え防止・対応マニュアルを整備していない施設が76%に上った。
中日新聞
http://opi-rina.chunichi.co.jp/topics/20081020-1.html
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そして、意図的な代理母というのも既に日本では実例がある。
産婦人科学会でも、不妊治療における卵子の提供への道を開いている。
しかしながら、そういった出産を希望する母の多くは、子供にDNA的親子関係を知らせる気はないと見るべきでしょう。即ち、それが子供に知られるとなったら、そのような不妊治療は希望しないことが十分に予想される。そして日本の少子化はますます進むってことです。
DNA鑑定を義務化すべきなんて安易に叫んでいる人は、生殖医療の現状について、あまりにも知らなさすぎと言っても過言ではないでしょうね。
というか、この点は既にお玉さんのところでご当人に対して指摘済みなので、都合の悪い事には頬被りしているという方が正しいのかもしれません。
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ということで、どうぞお好きなだけコメントをお書き下さい、tutaさん。
(その他の方もご自由にどうぞ)