|
テーマ:政治について(19782)
カテゴリ:カテゴリ未分類
阿久根市の市長がますます出鱈目なことをやってます。 == 阿久根市長:市民の課税資料提出させる 「拒否は処分」 鹿児島県阿久根市の竹原信一市長(50)が、市内の民間所得状況を把握するためとして、市民の課税情報資料を税務課長に提出させていたことが分かった。市関係者によると、課長は当初「個人情報保護の観点から、目的外の利用は認められない」と拒んだが、市長が懲戒処分の意向を示し、その後に提出した。個人情報の目的外利用や、強引な指示のあり方をめぐって批判を招きそうだ。 課税資料は市が収集し、市民の個人収入などが記載されている。税務課は個人情報を保護するため、データのうち氏名や住所など個人が特定される項目を伏せて、市長に提出したという。鹿児島県税務課は「課税額の確定のために収集、作成した税務資料を第三者に示せば、秘密の漏えいを禁じた地方税法に違反するおそれがある」としている。 この資料をめぐっては、市長派の市議が15日、一般質問で「市民所得に比べ市職員給与が高額だ」と主張し、比較のためとして提示を要求。課長は「個人情報保護条例で、収集目的外の利用は原則認められていない」と、応じない意向を示した。だが、続いて答弁した市長は「以前から提出するよう言っているが、市長命令に従わないので処分します」と、公の場で懲戒の意向を示していた。 市長は職員の処分を協議する「市賞罰審査委員会」の規程を改定。市幹部の4委員を全員解任し、委員会招集権も市長自らが持つようにし、民間からの委員登用に改めたばかり。給与総額を記した張り紙をはがした元係長を懲戒免職処分にした際にも、「(張り紙を掲示する)市長の『命令』に従わなかった」のを理由としていた。 (略) http://mainichi.jp/select/wadai/news/20091217k0000e040092000c.html?inb=yt == で、自分は裁判所から『命令』されても、それを守らないことをこうやって正当化している。 == 阿久根市長 法律守らないのも仕事? 元係長復職 重ねて否定 不信任の動きを挑発も 鹿児島県阿久根市の竹原信一市長は15日、市議会の一般質問に対し、元係長の懲戒免職問題で処分を効力停止とした10月の鹿児島地裁決定を無視し続けていることついて「政治家の仕事は『法律を守りました』では言い訳にならない。政治家は結果責任。いい社会をつくるためにあらゆる手段を使わないといけない」と持論を述べ、法令に背くことも場合によっては必要との考えを示した。 懲戒免職問題をめぐっては、地裁の決定を不服とした市側の即時抗告を福岡高裁宮崎支部が棄却。市側は14日が期限だった最高裁への特別抗告を断念したが、市長は元係長の復職を認めず、給与もボーナスも支払っていない。 この日は児玉賢一郎議員が「阿久根では法律を守らなくていいのか。(市長は)法令順守の模範になるべきだ」と質問したが、市長は「公務員の世界では違法行為が日常的に行われている」「模範演技をするのは難しい」と答弁。決定には従わない方針で「阿久根の例として全国に波及させる」とも語った。 (略) =2009/12/16付 西日本新聞朝刊= http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/140937 == 自分は法を守らないくせに、他人には命令して、従わなければ「処分」だと言う。 まあ、こんな人間が市長という地位に居る事自体が、もはや悲劇を通り越して喜劇になっています。 まあ、これまでも確かに「政府答弁が間違っている」と言い放って、学校現場に日の丸君が代を持ち込み、従わなければ「処分だ~」と大騒ぎした都教委のようなところもありましたけど、ここまで凄まじい例は見た事がない。 自分のブログに「住民至上主義」なんてタイトルを付けているそうですけど、何のことはない、自分の権力欲を満たしたいだけの「自分至上主義」じゃありませんか。 「阿久根の例として全国に波及させる」ですって? 法治国家を根底から覆そうとする試みなんて、こっちからお断りです。 ================================ ところで、遅ればせながら12月15日に弊ブログも10万ヒットに到達いたしました。 ここを訪れて下さった皆さんに御礼申し上げます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
|