|
カテゴリ:時事
大阪のバカ殿一派が卒業式を私物化して滅茶苦茶にしている件。
三人目は和泉高校の校長。 -- 君が代で口パクまで監視 橋下氏側近校長 大阪府立高卒業式で 2012.3.13 10:36 橋下徹大阪市長の友人で民間人校長として採用された大阪府立和泉高(岸和田市)の中原徹校長が、卒業式の国歌斉唱の際、教職員の起立とともに、口元の動きをチェックし、1人を「不斉唱者」として府教委に報告していたことが13日、分かった。府教委は不斉唱の教員を処分すべきかどうか検討している。 府教委などによると、同校の2日の卒業式では約60人の教職員は全員起立。中原校長は、教頭らと口の動きをチェックし、口が動いていなかったと判断した3人の教員を校長室に呼んで確認。1人が歌っていなかったことを認めたという。 中原校長は、橋下市長へのメールで、「式の雰囲気を壊さないためには、遠くから見て歌っていない教員を校長が呼び出し、事情聴取することしか実際上はできない」と指摘していた。 中原校長は弁護士で、橋下市長の学生時代からの友人。橋下市長が府知事だった平成22年4月に和泉高の校長に就任した。任期は3年。 これに対し、生野照子府教育委員長から「愛国心の問題を単なる規律問題にするべきでない」といった批判が出たが、橋下市長は13日、「当然でしょう。それ以外の方法でどうやって確認するのか、批判する人に聞きたいくらいだ。卒業式の雰囲気を壊さず、後で歌わなかった教員を呼び出し指導したのは良いマネジメントだった」と述べた。 http://sankei.jp.msn.com/west/west_affairs/news/120313/waf12031310410007-n1.htm -- この産経の見出し、「口パクまで監視」という書き方は、ちょっと橋下に冷たいような気もしますけどね。 さて、このバカ校長。彼が維新の会に所属しているのかどうかはわかりませんが、橋下知事時代に民間から登用された校長で、やはり弁護士とのこと。 一体全体どこの全体主義国家の話ですか、本当に弁護士資格を持っているのかと問い質したいところですね。 こうなると、既に多くの方々が指摘していますが、やはり国旗国歌法制定時の当時の有馬文部大臣の国会答弁を挙げておかねばなりません。 -- 「第145回国会 文教委員会 第16号 平成十一年八月四日(水曜日)」 有馬国務大臣 教育公務員として、あるいは教員として、地方公務員としての制約はございますね。ですから、その制約と、御自分の、教員一人一人が持っている内心の自由、今その両者の関係を御質問だと思うけれども、その人が仮に内心の自由で何かをしたくなかったときに、その人が最終的に内心の自由でしないということは、それはやむを得ないと思いますけれども、しかしながら、教育をする人間としての義務は果たさなければいけない、そういう問題が私はあると思うんですね。 ですから、その人に、本当に内心の自由で嫌だと言っていることを無理やりにする、口をこじあけてでもやるとかよく話がありますが、それは子供たちに対しても教えていませんし、例えば教員に対しても無理やりに口をこじあける、これは許されないと思う。 しかし、制約と申し上げているのは、内心の自由であることをしたくない教員が、ほかの人にも自分はこうだということを押しつけて、ほかの人にまでいろいろなことを干渉するということは許されないという意味で、合理的な範囲でということを申し上げております。 http://kokkai.ndl.go.jp/SENTAKU/syugiin/145/0007/14508040007016a.html -- 『教員に対しても無理やりに口をこじあける、これは許されない』とはっきり言ってますね。 更には、教員がやってはいけないのは、「ほかの人にも自分はこうだということを押しつけて、ほかの人にまでいろいろなことを干渉するということ」だと言っている。 バカ殿一派がやっているのはまさにコレ。 彼らが国旗国歌法の精神を踏みにじり、日の丸・君が代を自分たちの支配欲を満たすための道具として利用していることがよくわかります。 で、この校長、君が代斉唱時に何をやっていたんですかい? 他人の口元なんて見ているような、心ここにあらずなんて状態で歌う事を「斉唱した」なんて言わないんですよ、お間抜けさん。 そして、『校長が斉唱しなかった』ことに賛辞を贈るバカ殿も、お間抜けの上塗りです。 日の丸・君が代は彼らにとってただの道具に過ぎないってことは、この墓穴掘りからも裏付けられます。 == ところで、産経が見出しに「口パクまで監視」と書いてますけど、この校長が監視していたのは「口パク」じゃありません。「口パク」とは、口を動かして声を出さないことですから、「口パク」かどうかは口元を見ているだけではわかりません。 産経のお粗末な日本語力がまた露になってしまいました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[時事] カテゴリの最新記事
|