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bassplayer's holiday

どうでしょうとの出会い



大学1年の秋、ある木曜日。
仲のいい男友達が二人、授業が終わるとじゃれあっていた。

「なにするんだぁー」
「いいじゃないですかぁーミスター」

なんかその口調が面白くて笑っていたら。
「え、"ミスター"わかるの?!」と一人が私にふってきた。

「うぅん、ただ面白くて。
ミスターって"ミスタージャイアンツ"のこと?」
「(爆笑)違う違う!
あのね、水曜日の深夜に"水曜どうでしょう"っていう番組があるの!
それがすっごい面白いから見てみ~!」

それから、一週間待った。
水曜日の深夜、なかなか見ない民放を付けると。
歯並びの悪い運転手(大泉洋さん)と、後部座席のサングラスの男(鈴井貴之さん)が不可解な旅をしていた。
後部座席の男性は、長嶋茂雄に似ていないけど「ミスター」と呼ばれており
運転席の窓には、「○○市」と書かれた絵(カントリーサイン)が貼られていた。

次のシーンでは車を降りて、同じ絵のポールの前に二人が立っており
次の絵札をトランプのようにわくわくして(?)引いていた。

そんな途方もない旅。
いつの間にか、私は毎週それを見るようになっていた。


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