効率良く、正しくハミガキをするために、気をつけていただきたいことです。
初めのうちは、めんどうだなと思ったり、ついつい忘れてしまったりすることもあるかもしれませんが、
意識するのとしないのとでは、天と地ほどの差が出てきます。ぜひ、やってみて下さい。
|
|
1、みがく順番を決める
みがく順番を決めておくと、ムラなくみがくことができます。
ハミガキには、小さい頃からの癖が大抵誰にでもあって、気になるところはしっか
りみがいても、気にならないところは撫でる程度になってしまっていたり、みがい
ていないことに気づいていない所もあったりします。
順番をしっかり決めて、くまなくみがきましょう。
|
|
2、歯と歯の間、歯と歯肉(歯ぐき)の間に、しっかり毛先を当てる
特にみがき残しが多くなりやすい、歯と歯の間や歯と歯肉の間をしっかりと意識
して下さい。
うまく当てるコツは、はじめに歯の上の部分に毛先を入れてしまいます。
そのまま、そっとブラシを下に下ろして、毛先を歯肉に当てて下さい。
お口の中の感覚で「入っているかな?いないかな?」と確認して下さい。
この、お口の中の感覚は、個人差がありますが結構信用できるものです。
また、この時使うハブラシは、下にある「ハブラシの選び方」をご覧下さい。
|
|
3、軽い力で、小刻みに動かす
軽い軽~い力で当てて下さい。
目安は「歯にハブラシを当てたとき、持っている指が軽く白くなる程度」です。
強い力でゴシゴシみがくと、歯肉が傷ついたり、下がったりします。
また、歯肉が下がって根っこが見えると、そこはやわらかいのでハブラシでも削れて
しまうのです。
動かし方の基本は「コチョコチョ」です。
小刻みに、コチョコチョと歯をいたわってあげる気持ちでみがいてください。
|
|
4、補助用具を使う
え~と…ここまでお話しておいて、ちょっとお話しにくいのですが、実は、ハブラシ
は万能ではありません。プラークはハブラシ一本で完璧にお掃除すること
はできないのです。
ハブラシだけでは、お口の中のプラークは半分しか取ることができません。
しかし、デンタルフロスや歯間ブラシを使うと、何と、9割以上取ることができるの
です!
はじめはちょっとめんどくさいかもしれませんが、補助用具は慣れるとヤミツキに
なります。歯医者さんの中には、ハブラシよりも補助用具の方が大事、とおっしゃ
る方もいます。おすすめします!
|