Wica

2019/04/16(火)01:03

eスポーツ

ゲーム(124)

昨今話題の「eスポーツ」。ジャンルとしてはあってもいいとは思う。時代の流れだからそれはそれで良いとは思うが・・・ でも個人的には否定的・・・。 まあ乗り遅れたというか、時代に乗れなくなったロートルの愚痴みたいなものだ(笑)。 1990年代、格闘ゲームブームがありゲーセンなどでの単体での主催の大会やメーカー公認の全国大会など、確かに大いに盛り上がった。そういったものが源流の一つではあろうが・・・。 そういった時代を取り上げた「ハイスコアガール」 ​ ハイスコアガール(1-10巻 全巻) 全巻セット​ 当時を知るものとしてはこの時の盛り上がりを非常に懐かしく思うわけだが・・・。 今でも家庭用ゲーム機で細々と格闘ゲームを遊んでいるが実際はゲーセンという場からはとっくに引退をしている。今のゲーセンは面白くないのだ。やるゲームが無いというのも大きいのだが、やはり以前のどこか独特な雰囲気は失われ、明るく開かれた空間と化しているというか。UFOキャッチャーやプリクラ。そしてリズム・ゲームが出てきた辺りでゲーセンの雰囲気はすっかりと変わってしまったように思う。 そして最近良く聞くようになったのが「eスポーツ」。オリンピック種目にもなりそうな勢いでプロ化もされ大いに盛り上がっているようだ。 が、バーチャファイター2辺りで大いに盛り上がっていた時の鉄人と呼ばれるプレイヤーが注目を浴びていた頃、やはり彼らのプレイスタイルこそが王道でそれ以外は邪道といったような、なんとも息苦しいものがあった時代を思い出す。まあ対戦である以上、ある種の暗黙のルールは生まれるものではあるが・・・。 「eスポーツ」となりプロが活躍し、そこでスタープレイヤーが生まれるのはそれはそれで良いのだけれど、やはりそれが主流となっていくのであれば、そんな日の当たる舞台では無く、毎夜、深夜までタバコを咥えながら、缶コーヒーで眠気を覚ましつつ夜な夜な格闘ゲームに興じ、たまに麻雀などで息抜きをしていた不健康なプレイヤーは、そうでなくとも明るく開けたゲーセンにもはや巣食う場所も無く、スタープレイヤーの言動でルールが決まっていく世界からは弾き飛ばされていく運命だろう・・・。 今でも懐かしく思うのは銀色の灰皿がゲーム台に置かれ、どこか薄暗さも感じるゲームセンターの風景。地下にあるゲーセンなんてそれはもう最高のシチュエーションだった(笑)。それ以外でもプレハブのゲーセンや町の隅っこ等々・・・。 メジャーではないが故の楽しい世界は今現在どれくらい生き残っているのだろうか・・・?

続きを読む

このブログでよく読まれている記事

もっと見る

総合記事ランキング

もっと見る