・語学学校での1年 3

・語学学校での1年 3と帰国


「とうとう一番上のレベルに来れたー!」
と感動した私だったが、なんのことはない、この学校では同じレベルの
クラスに半年いて、真面目に通ってれば上のレベルに勧めてくれる、って
だけの話し!私はその勧めに従っただけだったのだ(笑)。

クラスメートはたった6人。韓国人で前のクラスで一緒だったLちゃんと
ブラジル人の女性。そして日本人。
テキストは多少使ったが、ディベートとエッセイが主のクラスだった。
難しーい!!エッセイで一度だけA+をもらった。しかし翌日先生に呼ばれ
「いいエッセイだったわ!明日それについてあなたを中心に授業するから、
考えをよくまとめてきてね!」と言われたのにはまいった・・・。
何度か前のクラスに戻ることを考えたが、考えてるうちに二ヶ月は終わりかけ。
文章を書くことが好きな私にとっては、新聞から題材を見つけてコンドで
ワープロ打ってるのがわりと楽しかったけど。

二ヶ月はあっという間に終わり、私はここで一時、三ヶ月ほど帰国。
これで一年間のビザは切れ、三ヵ月後、私は観光ということで入国する。

1年前自分では出来なかったが、今度は同じ学校にメールで連絡を取り
違うプログラムに通うことにした。このプログラムはどのレベルでも日本人
以外が多かったから。
とりあえずまたPlacement Testを受けて、幸い一番上のクラスに入った。
スイス人3人と日本人5人のクラスだった。クラスは多少難しかったがそれ
以上に楽しかった。日本人以外の生徒はよくクラスのあとに海に遊びに
いった。「私も行くー!」と言うと知ってる人だろうが知らない人だろうが
「あそこで待ってるからねー!」と言ってくれた。
ドイツ語・日本語・ブラジル語・英語が飛び交い、クラスでもクラス外でも
とても楽しんだ。ハワイに来たばかりのころは、想像もしなかったほど
リラックスしていた。

1年半の語学留学はもうすぐ終わり。
帰国前夜には、後に現地の男性と結婚するYちゃん、私よりちょっと長く滞在
したRちゃん、スイス人のPくんが一緒にさよならに来てくれた。
1年半の間、お金がもったいなくて3回しか美容室に行かなかった。その
伸びまくりの後ろ髪をひかれつつ、ハワイを後にした。
長いようでとっても短い滞在だった。

英検は合格・不合格だけでつまらないから2級以来受けていない(不合格が
コワイ、とも言える)。TOEICは300点以上上がった(最初がひどかったん
だから当たり前か)。遊学とよく言われるハワイ。確かに誘惑は多い。
きれいな海に、いい気候。お正月に芸能人見学にわざわざ空港まで行った
人もいた。自分に合ってない学校を選ぶと大変、勉強ばかりしてると「変わった
ヒト」扱いされることもある。別にマイペースでできる人ならそんなこと
気にする必要はないが。しかし相手が外国人だろうが日本人だろうが協調性は
ある程度大切だと思う。他に手はあったかもしれないが、ロクに英語は話せ
なかった頃、非常事態には日本人の友人にはかなり助けてもらった。

アメリカ人のダンナさんを持つRちゃんはアメリカ本土へお引越し。日系企業
に勤めていた日本語の上手なダンナさんだったのだが、その企業が日本の
不景気でハワイ支店を閉めてしまったのだ(涙)。
大学編入目的のTさんは無事編入。帰国子女のIちゃんは日本で大学卒業後、
外資系の会社へ就職。一人心配なのは、学校を休みがちになり、ホステスを
始めてしまった高校卒業したてだったCちゃん・・・。

まだまだ書き足りない。たぶんちょっとづつ更新することになるでしょう。
それは2003年に持ち越しです。



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