Haute Sweets

皆さんこんにちは。時が経つのは早いもので、前回2月にブログを更新してからあっという間に4カ月過ぎてしまいました。今年の始めに今年はブログをサボらないと誓ったのがまるで嘘のような堂々たる放置っぷりに自分でもビックリなんですが、そんな私も今日は重い腰を上げてブログをUPでございます。

今日お披露目するのはウェス・アンダーソンの映画「グランド・ブダペスト・ホテル」に因んだケーキ。この映画、アメリカではもうDVDが出ましたが、日本は今丁度公開中のようですね。

私は劇場公開を逃して先週DVDでこの映画を観たんですが、ストーリーは面白いしビジュアルはどの場面も一時停止してじーっと見惚れてしまう程綺麗だし、ホテルはピンク色だし可愛いお菓子は出てくるし、とにかく全てにおいてとっても良かった！の一言。気に入るとしつこい性格なのでもうDVD買ってから5回位観ました。で、やっぱりティム・バートンのアリスやソフィア・コッポラのマリー・アントワネットと同じく、ビジュアルが美しい映画を観るとどうしてもお菓子を作りたくなる訳で、今回もDVD購入直後の興奮が冷めやらぬうちに作ったのがこちら。

映画に出てくるペストリーショップ「メンデル」(英語読みではメンデルズ) の淡いピンク色のペストリーボックスと、メンデルの目玉商品「コーテザン・オ・ショコラ」(3段重ねのルリジューズみたいなお菓子)をそのままケーキにしてみました。




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何故これをケーキにしようと思ったかというと、何よりもまず見た目が可愛かったから。そしてパネリングという手法で正方形のパキッとしたケーキを作ってみたかったのと、本物のシュークリームを使わずにシュガーアート的な感じでフェイクスイーツ？を作ってみたかった為。




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お菓子の箱は中はレモンケーキにレモンバタークリーム、箱のプリントはフォンダンにフードカラーで手描き。5枚描いたので結構手間でした。でも一番時間がかかったのはやっぱりフォンダンをパネリングする前のケーキをきっちり正方形にする所。これが出来てないとフォンダンをパネリングした時に綺麗に行かないので、定規片手に測りながら作業しました。





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コーテザン・オ・ショコラはRKT(ライスクリスピーシリアルに溶かしたマシュマロを混ぜた物)を成形した上にフォンダンを被せてアイシングでパイピング。本物のシュークリームでもそのうち作ってみようと思ってます。

手前のプラークには劇中のグスタフ・Hの言葉「Mendel's is the best.」をフードマーカーで。





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この映画はとにかくお菓子に出来そうな可愛いモチーフがてんこ盛りなので、近いうちにまたブダペストホテル関係のお菓子を作ると思います。
そんな訳で久し振りの日記更新でした。

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それではまた近いうちに(多分)更新しまーす。