★ 編集コメント
来週の米国市場における注目は、火曜日発表の第4四半期の 生産性、木曜日発表の1月の貿易赤字、金曜日発表の2月の 雇用統計です。 2月の雇用統計では、非農業部門の雇用者数が1月の19.3万人の 増加に続いて、20万人を上回る増加となるかが注目です。 その他、日本において水曜日と木曜日に開催される日銀の金融 政策決定会合における政策決定が注目されます。 当座預金残高を現行の30兆円~35兆円程度から27兆円~32兆 円程度に引き下げるのかどうか、その採決の状況(賛成数) が注目されます。 デフレから完全に脱却して、物価が上昇していくような局面では なく、長期金利の上昇は懸念されるものの、将来的なインフレ リスクを高めることにもなりかねないので、量的緩和の水準は 経済情勢の改善に合わせて段階的にでも引き下げ(解除して)、 金融政策の柔軟性を高めるべきだと思います。 米国では堅調な株式市場、軟調な債券市場を予想するのが 無難だと思われます。為替は、日本における量的緩和解除 に対する期待から円を買う動きもありうるが、市場が日銀による 3月または4月の量的緩和政策解除を織り込んでいるため、 ドル高に向かう場面も予想されます。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【メルマガ読者登録・解除について】 ■当メールマガジンは、「まぐまぐ」と「メルマ」を通して配信しています。 次のWebサイトから読者登録・解除できます。 【メルマガ読者登録・解除】 ⇒ http://www.wildbearcorp.com/wsed.htm お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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2006.03.04 12:15:19
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