2008/03/09(日)11:23
V.スピリット 【No. 51】 変わらないというイノベーション/生産者の誠意と愛情
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◆◆ V.スピリット ◆◆
~リーダーへの提言~
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●V.スピリット読者の皆様
ここ数日、東京では2月にしては日中温かい日が続いていますが、
皆様いかがお過ごしですか?この間、天気が良いことを話題に
したら、翌日から雪で日が続いていましたので、健康管理には
気をつけましょう。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 2008年 2月22日発行 ━━
【目次】
●今月の提言: 変らないというイノベーション
●今月の主張: 生産者の誠意と愛情
●余談
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●今月の提言: 変らないというイノベーション
~外的環境の変化を待つ、環境の変化に働きかける戦略~
人生には新たな価値の創造、つまり、イノベーションが必要である。
昨日の活動の上にさらなる活動を積み上げること、あるいは、昨日
の活動をリセットして、新たにゼロから活動を積み上げる必要があ
る。企業の決算などにおいては毎年、あるいは、半期、四半期ごと
にリセットされて、新たな収益の積み上げが必要となる。事業の勢
いや市場の流れによって、収益が惰性によってにもたらされること
はあるが、そのような場合でも、新たな取り組みなしに好ましい収
益状況は長続きしない。
イノベーションとは既存の状況や状態をより良いものに変え、それ
まで実現し得なかった価値を創造するものである。価値創造の源泉
の調達、価値創造のプロセス、価値提供の方法、価値のあり方や
形、あるいはそれら一連の活動を総合的に変革することによって
イノベーションが実現する。
一方で、もう一つイノベーションの形がある。それは従来イノベー
ションの対象だと考えられていた主体を取巻く環境を変えること
である。それは、言うなれば「変らないというイノベーション」である。
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●今月の主張: 生産者の誠意と愛情
2001年に国内でBSE(狂牛病)感染牛が確認されて以降、外国産の
牛肉を国産と偽っていたことが発覚して雪印食品が破綻するなど食品
関連の偽装や問題が絶えない。食品は空気と同じで誰もが必要とす
るものであるため、誰も大きな関心を持ち、その安全性に不安に思う
ものである。残留農薬など多少であれば味がおかしいくらいの苦情で
すむかも知れないが、それが続けば重大な健康問題を起こし兼ねな
い。
生産、流通、消費のどこかの段階におけるミス、不注意、あるいは、
事故によって最終的に食品を食べる消費者の健康が害されること
になる。しかし、生産から消費までを厳格に監視・管理することは
できない。いくつかの業者が関わることになるし、同じグループ
組織内の活動であっても何人、何十人もの人が関わるものである。
食品の生産から消費までの過程では、信頼によって成り立っている。
消費者は、ずさんな食品管理によって食品が傷んでいないこと、
流通の過程で毒物などが混入していないこと、食品が適切な栽培
方法によって生産されたことを信頼してトマトやキュウリなどの
食品を口にすることになる。食品偽装問題などなければ、日々の
習慣の中で、食品を疑うことなく口にすることも多いだろう。
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●余談
当社は12月決算のため2月に株主総会を開催しています。
毎年この時期に年間の計画を立てて株主の皆様にご報告して
いますが、目標を達成できない年が創業から6年続いています。
今年は、固めの計画にして確実に達成したいと思います。(猪熊)
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