序章初めにこの小説は私の勝手な妄想で書いています。ゲーム本編はもちろん公式設定に無いものも出てきたりしますが、 ご了承下さい。では、どうぞ… でっかい村の小さな生き様 序章 この世界にはさまざまな生き物が、それぞれの生を紡いで、 各々の『オモイ』をぶつけながら生きている… 草花が芽吹き、風わたる大地の上で… 雨が降り、川をつくり、海へ向かい、また空へ昇り…降る…水の廻りを感じ… 荘厳な夜明け、昼の輝き、夜の蒼い空が語る時の流れの中で… 人も儚い営みを繰り返す…いつ消えてしまうのか分からない… それでも生きていく そう…この『セカイ』と共に… 「ふぅ…ここからはもうドンドルマか…」 ミナガルデ地方とドンドルマ地方の境目にある通行所からドンドルマ側に出てきた麻袋を背負った白髪の男が感慨深げにつぶやいた。 彼の名はドブロク・ダクシュ。ハンターを生業としている。ハンターというのはあまり人のいかない狩場とも呼ばれる地域に依頼を受け、武器防具を身につけ赴き、依頼された採取や狩猟を行う者たちの事である。なる為の試験等も特になく誰でもなれるが、一応各街にあるギルドという組織に所属することになるので、そこへの登録申請が唯一の手続きといえる。(村でハンターになりたい場合、その村の長が街のギルドへ登録書を送る) 「しかし…今更ながらこいつのお世話になるとは…」 苦笑しながら頭を掻き腰の剣に目を落とす彼の装備を見ると、鎧の下に着るインナーにハンターナイフというハンターになりたての者に支給される片手剣のみである。 「にしてもミナガルデ製の装備をドンドルマに持ち込むことができないなんて…」 どうやら通行所で今まで使っていた装備を全て没収されたようである。 「まぁ悔やんでいても仕方がないし、さっさとこのジャンボ村とやらに向かうとするか」 そう言いながら彼は、麻袋の中から一枚のチラシを取り出すと、通行所の窓口で詳しい道のりを聞き、礼を言うとその新たな狩猟の地へと歩きだした。 あとがき え~と、とりあえず無印やG、Pからの人(自分含み)はこんな感じでドスの世界に入ったんだろうな~と妄想して書いてみました。(笑 次回から本編が始まります。村主体の物語にしていこうと思います。街は気が向いたら書いてみようかと…初めてこういうものを書いたので、文の構成がハチャメチャなところもありますが、良ければこの後の物語も読んでいただけると嬉しいです。 ジャンル別一覧
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