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日曜日のお楽しみはBS2で夜の8時頃からやってる「世界ふれあい街歩き」。毎回世界のどっかの街をカメラが徘徊する(それだけ)という番組で、子猿と遊んでヘトヘトになり、風呂に入って子猿を寝かしつけて、遅い晩メシ前のホッと一息という時に癒してくれる番組なのです。ナレーションも品が良くて(昨日は牧瀬理穂だった)いかにも日曜の夜のひとときにぴったり。
9時からは「N響アワー」か「NHKスペシャル」、10時からは「芸術劇場」か「ウルルン」、11時からはそのまま「芸術劇場」の時もあるし「情熱大陸」の時もある。 ちょっと前の「情熱大陸」でカツオ漁船乗りのことをやってたけど、あれはカッコ良かったなぁ! オトコはああでないといけません。いかにも「私は海の男です!」という風でない風貌がさらに良かった。 ずいぶん以前に日本のマグロ船がアイルランド沖で爆発とかいうニュースを読んで「あんなところまで・・・」と仰天した覚えがあるけど、マグロ船とかカツオ船とか捕鯨船団のキャッチャーボートなんて、よくもまあ、あんな船で大洋に乗り出して何週間も何ヶ月も過ごせるもんだと思う。 ああでないといかんと言いながら、私が乗船研修で乗組んだ船のフィリピン人船員に日本のマグロ船に乗ったことのあるヤツがいて、「Tuna Boat! No good!」と大袈裟に手を振りながら顔をしかめていたけれど、フィリピン人をして二度とカンベンと思わせる労働って、どんななんだろう・・・? 深夜0時からの「週間ブックレビュー」が週末の締めくくり。3人のゲストが近頃印象深かった本を紹介し、常任(?)の司会の中江有里と週代わりのゲスト(司会?)の児玉清、藤沢周らを交えて書評を述べ合うという番組で、「私は文化的な生活をしています」ということを確認するために見ているような感じ。でも面白いです。 この番組で紹介された本で最近読んだのは児玉清が推していた「無頼の掟」。禁酒法時代のアメリカを舞台にした犯罪小説で、当時の刑務所、というか矯正(強制?)労働キャンプの様子が興味深く、内容もそれなりにハードだけれど、肝心の追いつ追われつの舞台設定がちょい甘めで5点中3点という感じ。 でも、それで再び犯罪小説熱に火がつき、今読んでいるのは先々週紹介されていた「幸運は誰に?」。これはもう最高! 最盛期のタランティーノ映画のノリがそのまま小説になったような感じ(あそこまで人は死なないけど・・・)で面白すぎる~! 著者のカール・ハイアセンには要注目だわ。 文化的とかいいながら、結局読むのはエンタメなんですが・・・。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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