【秋の夜長に】あんまり見たくない
「あまり見たくない」それは生徒があんまりいい表情でないとき。 学校や家庭でうまくいかなかったとき。 ウィルの授業で思うように結果が出せなかったとき。 定期テストの結果があまり良くなくて、我々と目が合わないようにしているとき。 誰が想像してもイメージできる表情。 でもこれらの顔はたいしたことなくて、 こちらが演出したり、本人たちが反省や後悔をしているときだから、 想定内と言えば想定内。 一番僕たちが見たくないのは、 親御さんに、期待されていない言葉をぶつけられた時の子どもたちの顔。 一番好きな家族に、特にいえばお母さんに、 僕らの前でコテンパンにやられているときの表情は見ていられない。 「うちの子どうしましょう?」なら全然悪くなくて・・・ 「先生無理ですよ。」 この言葉が子どもたちの進む道に大きくたちはだかる。 これは中2以下の保護者の方に特に意識していただきたい要素。 一番沢山この言葉を聞くのは、反抗期・思春期真っ只中の中3期。 結局わが子に対してたまってきたものが、その時期にやりあう形で出てきてしまう。 だから親御さんも、言わない練習をしてください。 本当に大事な時期に、子どもの心を折ってしまうのは、 うまくいかない結果より、反抗したい気持ちより、 お母さんのそんな言葉なのかも知れません。