だめだめナースな日々語録

2005/03/29(火)12:12

注射を刺すのが嫌い2。

お仕事(178)

今使っている留置針はインサイトオートガードというもの。以前はサーフローだった。安全設計のために針が引っ込むので、サーフローに比べて「切れが甘い」と言われてる。なんというか、わずかにぐらつく…というと語弊があるけど、サーフローよりは弱い。普段はともかく、入りにくい人では確かにサーフローのほうが入りやすいと思う。でも、針刺し事故予防のため、全面撤廃になった。この前、脱水で末梢循環不全になった患者さんのルートがいまひとつ滴下が悪くて、入れ替えようとするのに、24Gでも全然入らなくて、一体何回刺したかわからないくらい刺してしまった。他の看護師に代わってもらっても入らなくて、結局ドクターが入れた。なんといっても、血糖チェックしようにも、白ーくなった指からは血もでてこない。正中から注射器でとろうとしてもとれなくて、結局針を抜いたところから染み出てきた血を使ったよ。まいった。サーフローがあったらもっとどうにかなったかな。 新卒のとき、最高8回刺したことがある。不穏もあって、はっきりしない人で、夜かけた鎮静が昼も抜けきらない状態だったので、その患者さんは針を刺しても寝てる状態だったんだけど、その患者さんには申し訳ないわ、自分が情けないわで泣きそうになった。いや、確か一人で涙したような…。 大きな手術の患者さんのルートをとることは基本的にはない。とはいえ、その日の2例目以降の人や病棟に直に帰ってくる全身麻酔の人などではルートをとらないといけないんだけど、18Gでとるのが嫌。清潔な18G針で針刺ししたことあるけど、当分痛いのを知っている。なので、あんな太い針で失敗したくない。だけど…18Gを楽々なんて入れられな~い!若い人の血管はやっぱりしっかりしてるから入れやすいけど、高齢の人になると血管が逃げる人多いし、血管がもろい人が多い!下手に突き破るとすぐにふくれる。外筒をそっと進めてもぷっく~とふくれる…。動脈硬化が進んでる。あとは、点滴をずっとやってる人などは血管がつぶれてて、血管は確かにここにあるのに血が流れてなかったり…。

続きを読む

総合記事ランキング

もっと見る