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カテゴリ:学林風…研究と教育の話
長崎の調査、二日目。
荷物を宿に預けて、崇福寺の調査。 売店のおばちゃんから聞取りをして、若干、益あり。 聞取り調査で何が一番面白いのかといえば、本人の思い込みや誤解による新規な知識形成だよねぇ。 「なんでも訊いて下さい」という人ほど、実は知識の誤りがあって、何が根拠でその誤った知識が形成されるのか?というその形成過程の中に、見落としがちな民俗知識が入っているのだ。 十数年前の調査でもそうだったのだが、長崎には「これは中国でもそう!」という実は誤解に基く中国文化の知識がいくつかあって、その形成を今回も味わったのである。 まぁ、調査の目的はほぼ達成されたし、二日間ではあったけれども、満足な調査であった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011.06.30 04:44:49
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