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カテゴリ:ふつうに日記
今日履物で・・・じゃなくて、今日は着物でおでかけ(彼女の“おとも”で)。
懇意にしている呉服屋さんのお誘いで『紬の里』結城へ。 天気は気になったけど、取りあえず朝の時点では降ってない。 一昨年の冬に行ったことのある、結城紬の組合の催し物『結粋会』。 その時は自分の着物もなかったので、 普段着(Gパンに革ジャケット)で出かけた。 まぁ、当然彼女の“おとも”だったので別に着物の必要はなかったのだが。 呉服屋さんの“お誘い”で来てるお客さんばかりだったので、女性が多く当然着物。 ちょっと自分が浮いてる気がしてた。 ということで、今回は正月以来の着物姿で出かける。 「雨が降るとやだなぁ」 雪駄の方が楽だけど、天気を気にして下駄で。 本当に正月以来。 あぁ歩きにくい。 資料館で休憩後、鮨割烹で昼食。 「ばらちらし寿司」いいネタが大きくたくさん盛ってあって大満足。 御馳走してもらうってのが付加価値で、より美味しい。 食事休憩のあと、本会場へ。 『結粋会』って、結城紬の大展示会(即売会)なんです。 普段は全く見ることのできないような、“重要無形文化財”から比較的お手頃のものまで、結城にある結城紬が全部集まった感じ。 “天覧織女”永井千代子先生の実演や、作品の観覧・購入が可能。 といっても先生の“育てた”作品は、『文化財』なのでそれなりの価値がございます。欲しいけれど・・・でもね『文化財』はまだまだ・・・。 先生とは少しお話しさせて頂いて、 「こんないい人にもらってってもらうと嬉しい」 まで行って頂いたんですが・・・。 彼女と相談して、またの出逢いを期待することに。 そのあと、お手頃の結城紬と帯を勧められる。 重要文化財のあとなので、気楽に見ていられる。 でも呉服屋さんってすごいね。 自分の顧客の好みを予想して、数百本の反物の中から、見てもらいたい物は既に選別済。 彼女に当ててみると、やっぱり似合う。 合う帯も数本準備済。 「あぁ、分かってくれてるんだなぁ」そう感じる。 こう書くと、呉服屋さんがさも「さあ買いましょう」みたいに勧めてるように感じられる方もいるかもしれないけど、ちがうんですよ。 彼女の好み、持ってる着物の種類、購入状況、そういう物をふまえた上で、 『もし気に入ったということなら・・』 と初めてそこで商談(笑談かも)になる。 さすがにお付きあいが長いので、知った同士。 彼女が気に入った様子を見せると、今度はボクの出番。 いい物を気持ち良く、かつお手頃に手に入れることができました。 満足満足。 帰りも結城では降ってなかったのに、取手に近づくほどに雨風がひどくなり、ちょっと(と言ってもほぼ全身水がかかってしまいましたが)、雨の中なんとか帰宅。 疲れた~。 でも着物で出かけるのは初詣以来だったのでちょっと新鮮。 またなにかあったら着物もいいなって思う一日でした。 さて、明日は月曜日。 朝からがんばるぞっと。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006.04.03 00:11:36
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