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テーマ:世界の石達(476)
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セレスタイトとも言います。 硫酸カルシウム(硬石膏)のカルシウムを ストロンチウムで置換したものです。 カルシウム、ストロンチウム、バリウムは 同系列の元素であり、置換体ができます。 あまり硬い石ではありませんが、 マダガスカル産は独特の青い色彩が幻想的です。 さて、鉱物としてのセレスタインは マダガスカルが有名ですが、 ストロンチウム資源としてのセレスタインは 世界の大半がメキシコにあります。 ストロンチウムもレアメタルのひとつです。 ここで、セレスタインを採掘し 炭酸ストロンチウムに加工して輸出するのです。 日本は世界一のストロンチウム消費国で、 ブラウン管関係、フェライト磁石関係が 需要の大半を占めます。 花火の赤の原料でもありますが、量はほんのすこし。 今後はブラウン管生産は減少傾向なので、 日本での消費は今後減るでしょう。 新型インフルさわぎがあっても メキシコとの関係は大切です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009年06月08日 19時06分44秒
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