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2020.03.07
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カテゴリ:誘惑のシャドウ
最後にf特(周波数特性)をご覧頂いて

この一連の内容を閉めたいと思う。

測定は、Youtubeからピンクノイズを再生し、

スマホのアプリで計測している。

ピンクノイズもスマホのマイクもその特性の確かさは

確認しようがないが仕方がない。

信じて測定しよう。

それにしても便利な世の中になったものだ^^



まずは全体のf特から。


上記グラフの赤い線がf特となっている。

これをみると所謂ドンシャリの形の特性になっているのが分かる。

高音域は完全にSPユニット由来だから

SPの変更で、フラットになるかもしれない。

180Hzにディップがあるが、これがSPユニットと開口部との

干渉域だろう。視聴してもこの部分は気にならない。

それ以上にBHに生じやすい「コーコー音」

(1500Hz~500Hzのピーク)が

抑えられているのがわかるだろう。

実際の視聴ではドンシャリには全く聞こえない。

限りなくフラットで素直な特性に感じる。


続いてダクトのf特を見てみよう。



これも赤いグラフを見て頂きたい

100Hzを中心にロードが掛かっているのが分かる。

耳を近づけて聴いても高音域は聞こえない。



最後に設計上のポイントをおさらいしておこう。

1.空気室の大きさは密閉型のミニマム容量を基本とする。

2.スロート部の面積はSP振動板の有効面積と同じにする。

3.広がり率は0.8程度を基準に、板取りと相談の上決める。

4.開口部とSPユニットは出来るだけ離す。

5.SPユニットの高さは耳の高さにする。

6.バッフル面積はなるべく小さくする。

7.カットオフ周波数は200Hz内外で設計する。



という訳で、初めてのBH設計としては

大の字といえるだろう。

しばらくはこの音離れの良いサウンドを

堪能したいと思う。



長文有難うございました^^





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Last updated  2020.03.07 06:00:09
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