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テーマ:ワイン大好き!
カテゴリ:ワインいろいろ
![]() Henri Chauvet Brut Nature NV/Henri Chauvet ・価格=6,000-6,500 ・個人的評価=88+/100 ・リピート=あり 外房のイタリアンに持ち込み。またひとつ、歳を重ねた日に。ノンドゼのブラン・ド・ノワールらしい味わいで、赤い果実味が感じられる液体。熟度はしっかりあり、えぐみや苦みは皆無。現時点で、黒ぶどうのドサージュ少なめがいちばん好ましいので、良き加齢記念日となりました。 ![]() VdF Vincul Rose 2022/Pierre Olivier Bonhomme ・価格=2,500-3,000 ・個人的評価=88+/100 ・リピート=あり 白も赤もリピートしていますが、ロゼは初。カベソーとカベフラが半々ですが、タンニンはさほど感じない、この蔵の味わい。カベルネ系とは思えません。スパイシーで、ミネラル感もあり、バラ系の華やかな香りがありますが、さほどアロマティックではありません。もしコレのペットナットがあれば、さぞかし美味いでしょう! ボノーム、ビオですが不安定要素は無く、いつも高水準です。 ちなみに残した2日目は、ややタンニンが出張ってきました。 ![]() 旧知の料理カメラマンの還暦祝いを京都で。昼に菊乃井本店、夜は東華菜館~祇園のお茶屋さん。 昼の菊乃井はお願いして夜のコースに、一部還暦祝いバージョン。2本の持ち込みを担当 ![]() Piper Heidsieck Brut Magnum NV ・価格=14,000-16,000
・個人的評価=88/100 ・リピート=あり 色で選んだパイパーですが、個人的にも好きなシャンパーニュです。シャルルほど香ばしくはありませんが、モノポールより体躯がしっかりしていて、少し重め。ドサージュが少ないわけではありませんが、日本料理としては良い意味で外連味がある菊乃井の料理との相性は悪くなかったと思います。 Macon-Verze Magnumu 2022/Dom.Leflaive ・価格=18,000-20,000 ・個人的評価=88/100 ・リピート=あり 昼飲みに向いているシャルドネということで。この銘柄も、多くの人が言っているようにヴィンテージを重ねるにつれ、バランスが取れ、美味しくなっている気がします。このマグナムもマコネらしいミネラル感が顕著で、本拠地とは明らかに味筋は違いますが、果実味も重すぎず美味しく飲めました。 改めて日本のグランメゾンのコスパの良さを再認識。素晴らしいお軸や器が鑑賞できて、今どき流行りのカウンター割烹の1/3くらいの値段なのですから。 ![]() Bourgogne Aligote Le Clou et La Plume 2020/Dom.Agnes Paquet ・価格=3,500-4,000 ・個人的評価=88/100 ・リピート=あり 評価が高いらしいパケのアリゴテ。酸は鋭角的ではなく、ミネラルを感じ、含み香もある。でもアリゴテはアリゴテ。ややフラットな酒質で、食中酒として美味しいのですが、例外を除いた一般的な味わいの中の上位の味わい。この価格帯なら、ジャドのブーズロンのほうが美味しいと思います。 ![]() Bourgogne Passetoutgrain L'Exception 2020/Dom.Michel Lafarge ・価格=3,000-3,500 ・個人的評価=87/100 ・リピート=あり 昔の本で、ルジェとラファルジェのパスグラだけは出色だとパーカーが書いていたので、しばしばリピート。すごく美味しいと感じる時もあれば、普通だな思う場合も。時期か、ヴィンテージか、瓶差か? これは良年らしくなく、ややヴェジタル&オリエンタルなニュアンスがありました。しかし、残した半分を飲んだらその要素が半減していてピノっぽさが出てきたので、タイミングが悪かったのかもしれません。 アリゴテはそもそも品種が違うので、ブルシャルの下位互換にはならないですね。パスグラも、ガメラーはOKですが、ガメイに否定的なブル愛好家にはきっとダメでしょう。どちらも別種のワインと思えば、とても魅力的だと思います。何より、値段と味がさほど乖離していないので。 ![]() Grover Vijay Amritraj Reserve Collection White 2023 ・価格=3,500-3,900(店価格) ・個人的評価=87/100 ・リピート=あり ![]() Grover Vijay Amritraj Reserve Collection Red 2023 ・価格=3,500-3,900(店価格) ・個人的評価=87/100 ・リピート=あり 南インド料理の名店で。いつものワインの集まりで、珍しくワインは持ち込まず。みな料理に夢中で、4人で白赤を頼みましたが、ワインが進まない^^ 白はヴィオニエ、赤はカベソー、シラー、ヴィオニエ。インドの往年の有名テニスプレーヤーのワイナリーのようです。スラヴィンヤーズもそうですが、おそらくおそろしく標高の高いところで造っているのか、酸も充分。どちらも辛い料理に負けません。 ![]() Buena Pinta 2022/Vinedos Ponce ・価格=2,500-3,000 ・個人的評価=88/100 ・リピート=あり リピートのスペインワイン。モラヴィア・アグリアという品種、ピノっぽいとのことですが、確かにその方向性の味わい。冷涼感があり、酒質はスムースな赤系果実。最初は硬めですが、大きいグラスでエアレーションしながら飲むと、だんだんと芯が解けていく感じがなかなか良いです。この価格帯にしては要素が多く、楽しめます。 ![]() Chambolle-Musigny 2004/Dom.George Roumier ・価格=8,000-8,500(リリース時) ・個人的評価=91+/100 ・リピート=できない… 今は無き東急本店で、普通に買いました。これはインポーターがラックですが、フィネスものも買って同時に飲み比べるつもりでしたが、もったいないので、フィネスは引き続きホールド。ビストロに持ち込みで。当初はミネラルの膜が覆う感じで平板な味わいでしたが、ほどなく解けて、香ばしいブリュレな赤系果実が前面に。萎れたバラ系の熟成香も芳しく、青臭さは皆無ですが、かすかに甘苦いニュアンスが。飲み頃かな?と思いましたが、あと10年後くらいのほうがもっと美味しいかもしれません。でもルーミエの香味は、十分堪能できました。 ![]() VdT Rouge Little James' Basket Press NV/Saint Cosme ・価格=1,500-2,000 ・個人的評価=88/100 ・リピート=あり! 2月最後のワインは、ソレラで仕込まれる南ローヌの赤。いつのまにかグルナッシュ100から、グルナッシュ60、ピノノワール40になっていました。高くなったとはいえ、いまだ品質が値段よりかなり上の印象。肯定的な酸化のニュアンスとほどよい煮詰め感のあるスパイシーな赤系果実。酸が綺麗。ピノが入ったことによる味の変容はよくわからず^^ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2025年02月28日 12時00分16秒
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