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テーマ:ワイン大好き!(30213)
カテゴリ:ブルゴーニュ
オート・コート・ド・ニュイの2018年、入手しやすい3つの造り手のものを続けざまに飲んでみました。 オーレリアン・ヴェルデ。後背地とはいえ、例年以上にぶどうが熟したニュアンス。果実味と酸のバランスもよく、評価もよさそうな味わいですが、個人的には果実味に赤紫系を強く感じ、どこかニュージー系の新世界とも通じる味わいに思えました。 ベルトー。こちらは一転、純で小粒な赤系果実のニュアンス。ヴィンテージによってはオリエンタルスパイスのニュアンスが果実香を邪魔することもあるのですが、そのような要素もなく、上々の仕上がりに思えました。年によって味わいの傾向がある造り手のような気がするのですが、チャーミングで素敵なブルゴーニュの味わい。余韻はストンと落ちますが、さして不満を覚えません。 ユドロ・バイエ。前の2本より3割ほどお高いのですが、それを思って飲んでいるせいか、要素はいちばん多く感じました。果実味は赤系に黒も混じったよう。とはいえ新世界感はなく、ブルのピノの味わい。ただいちばん濃縮感があって、それがどこか鈍重なイメージにもつながりました。残した翌日のほうが美味しいので、コレはHCNですが、多少の瓶熟で味わいが向上する気がしました。 1本選ぶなら、やはりベルトーでしょうか。他の2本だと、美味しいけど他の地域でも代替できそうな味の構成要素なので。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2021年03月30日 16時51分28秒
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