ワイン担当
2年連続で、とある忘年会でワイン選びを。昨年は自然派が好きという人がいたので、ビオ系でまとめたのですが、評判はまちまち。なので、今年は正統派で。アルコールOKな人が6人。ワインじゃないひとびとにとっては、1本3,000円くらいがいいのでしょうが、なかなか難しいご時世なので、4,000円平均で6本。泡2、白2、赤2。ワイン友達のYさんのお店で調達。泡は、よくできたクレマンよりリーズナブルなシャンパーニュのほうがよかろうと、この2種を。ピエール・ジモネのスタンダードは、ブラン・ド・ブランで万人向け、ジョゼ・ミシェルは、スタンダードは好きではないのですが、ロゼはコスパ抜群。〆シャンにしたら、ほどほどのドサージュもあって、いい感じ。白と赤は、熟成のアドヴァンテージを期待。白は、わかりやすくリースリング&シャルドネで。トリンバックのリースリングは、このレゼルブから上が美味しいと思います。Yさんのお店には2012年がありました。現行の2014年より2年の瓶熟が効を奏して、香ばしいペトロールか香が!マコンのクロ・ド・ラ・クロシェット2009年。ゼリティエも、ラフォンらしく酸化熟成が進んでいましたが、PMOではなく、シェリーっぽさがありながら、マコンらしい果実味が底味に残っていました。評判は上々。赤はブルゴーニュ&ボルドー。ポティネ・アンポーのオーセイ1級1995年。いちおう村のトップクリマと言われるデュレスで、良年の熟成の恩恵をしっかり受けた味わい。甘やかな赤系果実。上々の熟成ブル。ボルドーは、フロンサックのオー・カルルの1996年。ブル赤と対照的な、黒系果実のよき熟成。薫製肉と西洋杉。マイナーアペラシオンですが、ボルドーらしい味わい。これまたよき熟成。赤の2本、4,000円台でこの熟成が味わえるなら文句なし。6本とも好評で、特に赤は美味しいの声が多く上がりました。熟成の妙、ですね。