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先日住んでいるマンションで火災警報器が鳴った。
夜中の3時くらいにけたたましい非常ベルの音と無機質なアナウンスのテープ「火災が発生しました。避難して下さい」 その音で目が覚めて・・・最初はボーっとしてたが慌ててマンションの廊下に出てみた。 ・・・が!他の住人は誰も非難している様子が無い。 もしかしたら誤作動?そう思っていたらウトウトと寝てしまった。 今日、管理組合からの連絡プリントが配布された。 やはり結局あれは誤作動だったらしい。 火災が起きてなかったことは良かったけどそれってホントに良かったのかなぁと思う。 僕はこのマンションに移り住んでまだ1年未満だがこのような誤作動はいままでも何度も起きていて殆どの住人は警報機の事を信じていないようなのだ。 警報機が「オオカミ少年化」しているらしい。 また中には警報機の音さえ聞こえてなかった部屋もあったようだ。 ・・・もし本当の火災だったらと思うとぞっとする。 200世帯くらいあるマンションだから一刻の遅れはそれこそ命取りになる。 しかもこのマンションは何故かお年寄りが多い。 今後、警報機の再点検をすると書いてあったが早く直してもらいたいものだ。 しかしもっと恐いのは自分自身の行動だった。 警報機が「オオカミ少年化」してると知らないのに避難しなかった自分。 もし何かあっても「自分だけは大丈夫」という根拠の無い安心感。 このような一人一人の行動が災害を大災害へとしてしまうのだと最近見たTVでも言っていた。 僕の判断は僕一人ではなく一緒にいる妻の命さえ奪ってしまうことになりかねない。 危機管理の第一歩は正に自分自身の中にある慢心を取り除くことだと思う。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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