|
カテゴリ:幸せになろう
社会生活を営む上で
「他人(ひと)にやさしくするということ」は とても大切なことです。 この場合の他人(ひと)とは、家族も含めた「自分以外の人」のことです。 ところが、ほとんどの人は、 やさしさを発揮するには、その進化の方向性が とても大切だということに気づいていません。 他人(ひと)にやさしくできるためには、 まず、自分にやさしくできることが必要なのです。 自分にやさしくする前に、 他人(ひと)にやさしくすることを優先して、 自分を他者の犠牲にしてしまう人は、 最初は、 他人(ひと)にやさしくしようとしても ふとしたきっかけでやさしさを放棄してしまうことになります。 エマニエル・スウェーデンボルグは、 その著書「スウェーデンボルグの霊界日記」(たま出版刊)の中でこのようなことを言っています。 ----- 引用開始 [善人と悪人] 悪人を特徴づけるしるしは、その思考や言葉に含まれる観念が善から始まるのが普通だが、 結局は悪に終わる。 善人のそれは、その思考や言葉に含まれる観念が悪から始まる可能性があるが、善に終わる、 という事である。 なぜなら、悪人においては悪が普遍的に支配しており、 そのためその観念は悪の方へ揺り動かされるが、 善人においては善が普遍的に支配しており、そのためその観念は善の方へ揺り動かされるからである。 普遍的に支配しているのは、目的であり、肯定する基準である。 そのため、あらゆるものを引き寄せる面(plane)となっている。 ----- 引用終了 とても逆説的なのですが、 自分にやさしくできる人は、 自分がそうしたいから自分のために人にやさしくするのです。 ですから、 人にやさしくしている時点で自分の目的を達成しています。 人にやさしくするプロセス自体を楽しんでいます。 ところが、 自分にやさしくできない人は、 人にやさしくすることで他者から高い評価を受けるという結果のために 人にやさしくしているのです。 結果(見返り)が目的になっているので、 見返りが得られないと思うと、 やさしさを放棄してしまうのです。 本当の意味で他人(ひと)にやさしくできるためには、 まず、自分にやさしさを与えられることが必要なのです。 ■今回のブログはいかがでした?(^-^) 『まあ、いいんじゃない(^^)』と思われたら、 ランキングボタン↓を押してね(^^)♪ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
Aug 23, 2008 01:39:34 PM
コメント(0) | コメントを書く
[幸せになろう] カテゴリの最新記事
|