Ｐ２Ｐ

企業による合法P2Pへの動き

　

ワザあり　（NetLeader）　　By　松竹・NTTコム

映画事業の低迷に悩む松竹が新たな分野の開拓をと言う事でNTTコムと組みワザありという女性タレントによる映像配信を始めた。
このサービスのシステムはNetLeaderというもので、WindowsMediaのシステムを利用してライセンス認証を行い視聴回数や期限の制限や広告表示、さらには課金なども出来るように準備されていると言う。
現時点では試験的要素でコンテンツを発信しているため、広告表示や課金などは無いが将来的には有料サービスも視野に入れてのプロジェクトらしい。
また、このシステムの大きな利点として、コンテンツ発信企業は莫大な費用の掛かる巨大なサーバー群や回線などを持つ必要が無く、その気になればADSL回線とパソコン1台でも数千万人に向けてのコンテンツ発信が可能になる。
ダウンロードに対してお金を払うのではなく、ファイルを開く事に対してお金を払うと言う新しい発想のシステムだ。これはダウンロードという物が無償であるべき物と考えられていて、有料のブロードバンドコンテンツが違法でP2Pにアップされているという状態の今日のインターネットにおいて受け入れられやすい物ではないのだろうか？
　

映画をP2P配信する「ポイントムービー」

最近しきりに宣伝されているブロードバンドで映画鑑賞
ADSL回線の方は見ている途中に速度低下などでコマ送りになったり停止してしまったりしたことはないだろうか？
あの映画がもう一度見れると期待しても、あまりの低画質でゲンナリしたことはないだろうか？
このポイントムービーではダウンロード形式での動画配信を行い、課金確認などはワザあり同様ライセンス認証方式によるもので、現在ではサイトからのダウンロードとなっているが将来的にはP2Pでの配信も検討していると言う

　