日本競走馬協会のセレクトセールは3日目に入り、前日に続いて当歳(0歳)馬のセリが行われたが、依然として活況が続き、母ブロードアピールの牝馬(父キングカメハメハ)が1億1200万円で金子真人ホールディングスに落札されたほか、母スキーパラダイスの牡馬(父タイキシャトル)が1億400万円でグローブエクワインマネージメントに、母ローザロバータの牡馬(父キングカメハメハ)が1億6200万円で近藤利一氏に、母ファーストナイトの牡馬(父フサイチペガサス)が1億円で青山洋一氏に、それぞれ落札され、今日も1億円を超える価格で4頭が取引された。
2日間行われた当歳馬のセールの売却額は合わせて83億4千万円余り。昨年の79億7200万円を抜いて過去最高の数字を更新した。
また、初日の1歳馬のセールの売却額と合わせると117億5千万円余りとなり、日本のセリで初めて100億円を超える数字が記録されることになった。この数字はドル換算では1億ドルを超えることになる。
1億円を超えて落札された馬は1歳馬3頭、当歳馬11頭の合計14頭と記録ずくめ。スーパーサイヤーとして君臨したサンデーサイレンスの子供が姿を消してもセレクトセールの盛況は依然として続いている。
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