妊娠までを振り返る‥Part3
皆さま、こんにちは!妊娠するまでを振り返る、の続きをシェアしたいと思います。前回Part2でシェアさせていただいたお医者さんから紹介してもらった体外受精で実績の高い病院を主人と共に受診しました。中国深圳にある病院で「深圳中山泌尿外科医院」(以下、「中山泌尿」)です。これまでに検査した結果を一通り見てもらって、お医者さんと相談したところ、ここでも私のAMH値を見て、「治療は急いだほうがいいね。」とのこと。ちなみに前回書き忘れてしまいましたが、私は2019年に日本の病院で卵巣のチョコレート嚢腫摘出の腹腔鏡手術を受けており、中国で不妊でかかった3つの病院(産婦人科医院、不妊治療病院、大学病院)でこの手術のせいで卵巣機能が低下していると言われました。当時日本の医者には「卵巣が6㎝に腫れており、このままでは不妊の原因になるから手術したほうがいい」と言われて手術を受けました。中国ではこの手術のせいで卵巣機能が低下していると言われて、騙されたような、手術する前にそのリスクまで伝えるべきでは・・と非常にもやもやした経験があります。もし卵巣や子宮の手術を受ける予定がある方で妊娠を希望されている方は、不妊に繋がるようなリスクがないかしっかり確認して最善の治療法を選ばれると良いかと思います。(;_:)話がそれてしまいましたが、中山泌尿では私と主人の検査結果から、人工授精の成功率はあまり期待できないので、最初から体外受精で挑戦したほうがいいと言われました。それからお互い、足りない検査を追加で受け、体外受精の治療を開始することにしました。病院の方針で、受精卵が最低4つ揃ってから移植の段階に入るということを言われ、過程に何も問題なく、採卵も1回で移植まで行けた場合、総額で大体120万円(6万元)前後と言われました。生殖機能(前の病院で受けてない項目のみ)、免疫機能、循環器系、婦人科系で問題がないか全て検査を受けました。検査だけで2人で15万円ぐらいかかったかと思います。そして、私は採卵に向け、主人も採精に向けて治療を開始しました。主人は3週間ほど漢方のお医者さんから処方された薬を飲んで治療しておりました。この漢方もいい値段するもので1週間分で6万円ぐらいかかっていました。私は补佳乐と呼ばれる「吉草酸エストラジオール」を1週間飲んで採卵周期に入りました。女性ホルモンの一種のようで、採卵、移植前どちらもこの薬を飲みました。その後、日々の注射です。「毎日病院に注射を打ちに来るなら中国産の薬でもいいですが、自宅に持ち帰って自分で打つ場合は輸入の薬になります。費用は2倍高くなります。」とのことでしたが、仕事もしておりますし、病院まで片道1時間ほどかかり毎日通うのはしんどすぎるため、一択で輸入の薬を選択しました。注射1回分で約2万円(1,000元)。日本だと保険適用で1回1,500円程度のようですね。本当でしょうか。しかし、結果的には2.3日に1度卵胞チェックで病院に行かなければならないとのこと。(笑)そして私の場合、タンパク質がすごく不足していると指摘を受け、卵胞の成長もあまり思わしくないとのことで、病院でしか打てない薬を日に日に追加され、採卵までの後半5日間は結局毎日病院に通うことになりました(´;ω;`)最終的には1日に4本注射を打ちました。腕、お尻、お腹と何本も注射打たれて、痛いし辛いしでメンタルがぼろぼろの注射期間でした。注射期間:2022年7月8日~(10日間)写真は自分で打てる注射。自宅で打てたのは3日だけ・・結局残りは全部病院に行くことになりました。採卵は不妊治療の過程での3大山場の1つでした。あと2つは、子宮の手術、移植前後の日々のプロゲステロンの注射(40日連続)でしたね。それにしても保険適用外の治療は高いです。ただ、中国では不妊治療に通う人は若い人がかなり多い印象です。それもあって成功率がかなり高いようですね。長くなってしまいましたが、お付き合いありがとうございました。Parは採卵の結果をシェアさせていただきたいと思います。明日は待ちに待った検診日!元気で問題なく育っていますように・・☆