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テーマ:★タロット占い★(533)
カテゴリ:タロット実践
ども、トキワです。(^^)/
長丁場のシリーズ更新を終え、今回から別の話題を取り扱う訳ですが、番外編として始めた【タロットで適職を占う場合】が未完遂なので、暫くはこちらで定期更新をして行きたいと思います。 チョチョイとやって終わるかと思ったのですが、思った以上に回数が増えそうです。(--; 前回は、コートカード(宮廷札)における、適職の占い方を解説しました。 今回は、大アルカナの読み方。 22枚を一辺に解説する訳にはいきませんので、何回かに分けたいと思います。 まあ・・・3枚ずつ位ですかねぇ・・・ 定期外更新(番外編)も使って、コマ目にアップして行こうと思います。 では、早速参りましょう。 通常、22枚の大アルカナは【運命の影響力】として解釈します。 あくまでも【影響力】なので、具体的な現象を特定するものでは有りません。 例えば天気。【雨が降る】と言った感じのものです。 【雨が降る】と言うのも、確かに現象と言えば現象では有るのですが、【当事者に由来するものでは無い】と言う意味で、当事者にとっては、外側から来る【影響力】と言う位置付けになる訳です。 しかし、当事者が雨に降られ、体が濡れてしまったとすれば、それは【現象】として扱います。 1. 雨が降るのは影響力。この影響力は、人間の手では変えられない。 しかし、雨が降ったからと言って、必ずしも当事者が、雨に濡れるとは限らない。 2. 当事者が、無防備に外へ出て、雨に濡れてしまえば、それは現象。 3. 当事者が、傘を差して外に出ると、雨に濡れる事は無い。これも現象。 4. つまり、【当事者】は、影響力を変える事は出来なくとも、自分の動き次第では、現象を変える事は出来る。 5. 【運命の影響力】が大アルカナ22枚。【当事者の動き方・コンディション】がコートカード(宮廷札)16枚。【現象】が、小アルカナ数札40枚です。 さて、上記の基本を押さえた上で、適職を占う場合の【大アルカナの役割】を考えて見ましょう。 【大アルカナ】は、あくまでも【運命の影響力】を示すものであって、個人の能力特性そのものを示すものでは有りません。 しかし、【個人の能力特性】に、影響を与える事は出来ます。 なので、【大アルカナ】で暗示される運命の影響力が、個人の能力特性にどのような影響を与えるのかを分析する事で、本人に適した職能を判断する事になります。 【0番愚者】 愚者の運命性は、可能性の拡大をもたらします。 その代わり、実現性は殆ど存在しません。 その為、多くの場合で【役に立たない】のが、愚者の運命性です。 目的を設定しても、その方向性に集約される事は無く、ただ無尽蔵に、可能性の拡大だけが続きます。 その為、定職に就けるような職能が身に付きづらい傾向が有ります。 自由人タイプですね。 色々な職を転々としたり、フリーターが続いたりする傾向も有るでしょう。 但し、環境や条件に恵まれると、極端に専門性の高い仕事に恵まれる場合も有ります。 例えば、学者や研究員。 興味の有る分野で、自由に研究を続けられるメリットが有ります。勿論、最終的にはなんらかの成果を出さなければなりませんが、そもそも研究と言うのは、目的有りきで進むものでは有りません。これが好都合。 その他、イベント業者や旅行業者。自営業などにも縁が有りそうですね。 いずれにせよ、【0番愚者】は、適職を占う上では、結構難しいカードの一枚と言えます。 【1番 魔術師】 魔術師の運命性は、可能性の集約。実用性の強化をもたらします。 その代わり、可能性の幅は狭まります。 【0番愚者】の逆作用ですね。 その為、愚者と違って【役に立ちます】。その代わり、【意外性は殆どありません】。 魔術師の未成熟段階は、【万能型】で、色々な仕事を器用に熟す事が出来ます。その代わり、深みが足りず【器用貧乏】な状態でも有ります。 そこから成熟すると、焦点が絞られ、高い専門性を獲得するようになって行きます。但し、今度は専門外の事に対する能力が低下します。 【1番 魔術師】の運命的影響を受けている場合には、【専門職】が向いている訳ですね。 専門性を追求出来るならば、どんな仕事でも良いのですが、敢えて言うならば、IT(情報処理)関連・通信技術関連・広告業などが向いていると言えるでしょう。 一応、功利主義的な商売にも向いているとされています。 資格取得を目指し、専門性を追求して行くのが、【魔術師】の基本戦略となります。 【2番 女教皇】 女教皇の運命性は、極めてインドアな影響力を持っています。 なので、肉体労働やフィールドワークには向いていません。 あと、サービス業にも向きません。 静かに黙々と、仕事をこなす感じですね。 知恵は情報の整理が得意な傾向が有ります。 その為、事務職向きです。図書館司書なんかも良いですね。 一応、【女教皇】ですから、宗教関係とかでも良いでしょう。 直感力にも優れる為、占い師なんかにも向いていると言われています。 人の心を見つめ、見抜く力も有る為、心理学関係でもOK。 学問向きなので、学者もOK。 教職でも良いのですが、近年における教職のストレス環境を考えると、あまりお勧め出来ません。女教皇はナイーブですからね。 とまあ、今回はこんな感じで終わっておきます。 今回のシリーズは長々書かず、短めに纏めて、回数で勝負します。 コートカードは、本人の性格や資質から適職を占うものでしたが、大アルカナは、当事者がどのような影響を受けて、どのような性質な能力を身に付けるに至ったかを分析すると言う形になります。 結果的には、殆ど同じ答えに至る訳ですが、一応、その答えに至るまでの過程が異なる事は覚えて置きましょう。 では、また次回(^^)/ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2017/08/02 12:10:11 AM
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