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テーマ:★タロット占い★(541)
カテゴリ:タロット実践
ども、トキワです。(^^)/
前回更新から、少し時間が空いてしまいました。 やはり年末年始。ちょっと忙しかった。 それと、ご報告が随分と遅くなってしまいましたが、中小企業診断士二次筆記試験の結果が出ました。 予想通り不合格。 いや、まことにお恥ずかしい…(--; さて、注目の試験評価なのですが。 事例1:C(40点以上50点未満) 事例2:B(50点以上60点未満) 事例3:B(50点以上60点未満) 事例4:B(50点以上60点未満) でした。 正直、この結果には驚いています。 まず、事例1で、Cが取れている事がビックリです。 試験会場で、事例1が終わった段階で、【あぁ・・・40点行かなかった・・・】と大凹みしていたのです。 と言うのも、40点取れるだけの、回答量を確保出来なかったと感じていたのですよ。 一問目でどハマリしたせいで、全体の50%程度しか、書けていなかったはずなのです。 その中で、得点出来ているのが60%~70%程度だろうと見積もっている為、計算すると40点は切ってしまう。 事例の一つでも40点を切ってしまうと、他の事例で高得点を取っても不合格になります。 なので、【落ちたな】と思っていたのです。 ところが、事例1で40点を超えていた。これが一つ目のビックリポイント。 二つ目のビックリは、事例4でBが取れている事です。 実感としては、C程度だと思っていました。 理由は同じで、50点を超えるだけの回答量が確保出来なかったと言う実感があった為です。 50点超えたと言う事は、回答出来た部分は、殆ど合っていたと言う事なのでしょう。 で、三つ目のビックリポイント、且つガックリポイントが。 事例2と事例3の両方で、Aが取れなかった事です。 正直、事例2と事例3は自信が有った。回答量も相当確保出来ていたので、少なくとも、どっちか片方は、Aが取れるだろうと思っていたのです。 ん~・・・そう上手くは行きませんね。(--; まあ、でも。一回目の試験でこれだけ取れれば、二回目は何とかなりそうです。 勿論、油断なくしっかりと勉強して行きたいと思います。 さて、中小企業診断士試験を落ちたトキワですが、めげる事無く話題に取り掛かりましょう。 前回に引き続き、企業戦略とタロットです。 前回は、【ドメイン=事業戦略】についてお話しました。 今回は、それに関わる形で、【多角化戦略】について書いていきます。 【多角化戦略】と言うのは、一つの企業体・事業体が、複数の事業を組み合わせて経営を進める戦略方法の事です。 例えば、【ダスキン】さん。 環境衛生事業(お掃除や、お掃除用品のレンタル事業) レンタル事業(パーティーグッズ・イベント用品・介護用品など) フードサービス事業(ミスタードーナツなど) と言った具合に、色々な事業を並行して行っています。 こんな風に、幾つかの事業を組み合わせながら経営を進めて行くのが、【多角化】です。 企業が【多角化】をするには、理由が有ります。 まず1:企業のリスク分散 一つの事業だけを行っていると、社会環境の変化によって、一気に業績が落ち込んでしまうリスクが有ります。 ダスキンさんで例えると、例えば、清掃関係の競合他社が現れ、新しい技術を導入して、凄い勢いでシェアを奪われてしまう可能性が有ります。そうなると、清掃事業の業績は落ち込み、会社の運営が厳しくなってしまう。 しかし、ダスキンさんは、レンタル業とか、フードサービス業とかもやっていますので、清掃事業以外の業績によって、会社の運営を支えて行く事が出来るかも知れません。 これが、【多角化】における【リスク分散】と言う機能です。 2:シナジー(相乗効果)の追求 異なる事業同士で、相乗効果を狙い、その結果、業績を高める事が出来るかも知れません。 例えば、ダスキンさんの場合。 清掃事業をおこなっているうちに、清掃事業を効率良く進める為の【便利な清掃アイテム】の開発が進みます。 そして、これらの【便利な清掃アイテム】そのものを、家庭で使えるように【レンタル】する事業を始めます。 【清掃アイテム】のレンタル事業を始めたので、そのついでに、イベント用品や介護用品のレンタルも始めます。 と言った感じに、各事業で共有出来るシステムや道具、人員、ノウハウを有効活用する事で、事業の相乗効果を狙う訳ですね。 シナジー(相乗効果)を追求する事が出来ると、コストも抑制する事が出来ますので、【多角化】のメリットは大きいわけです。 3:組織スラック(余剰資源)の活用 【スラック】とは、【ゆるみ】や【たるみ】を意味する言葉ですが、ビジネスの業界では【余っている資源】や【余裕・余力】を意味する言葉として扱われます。 また【資源】と言うのは、企業における生産力の元となる、【ヒト・モノ・カネ】の事です。 なので、ここで言う【組織スラック】と言うのは、【余っている余力のある人員】や、【余っている余力のある設備】【余っている余力のある予算】などの事だと思って下さい。 【スラック=余力・余剰資源】は、企業の緊急時などに対応する為の、予備的な戦力としても機能します。例えば、急に人員が欠けてしまった時などに、人的余力があれば、直ぐに穴埋めをする事が出来ますね。 しかし、そうは言っても、【スラック】が大き過ぎると、反って管理費用が高くついてしまい、無駄な資源になってしまう可能性も有ります。 そこで、【新しい事業】に手を伸ばし、【多角化】する事で、これらの組織スラックを活用する事が出来るようになる訳です。 4:四つ目の理由は単純で、企業の得られる利益を延ばす為に、新しく儲かる新規事業を開拓する為です。 と言った具合に、大き目の企業体は、事業の【多角化】を進めようとしたりする訳です。 さてここで、前回の【ドメイン】について思い出しましょう。 【ドメイン=事業領域】の設定は、企業戦略の基礎的な部分です。 事業を【多角化】すると、必然的に【事業の範囲】は広がります。 この時、どの方向性に、どの程度拡げて行くのか、と言う点が、とても重要になって来る訳ですね。 当初想定していた【ドメイン=事業領域】を超えてしまうと、事業全体の統制から外れてしまう可能性が有ります。 かと言って、初めから【ドメイン=事業領域】を狭く設定していた場合は、【多角化】に挑戦しづらくなってしまい、リスクの分散や、メリットの追求が出来なくなってしまいます。 なので、【ドメインの設定】と【多角化戦略】は、その両方のバランスを考えながら、柔軟に調整しなければならないと言う事になるのです。 さて、この【多角化戦略】を検討するには、【プロダクト・ポートフォリオ・マネジメント(PPM)】と言う考え方が重要になって来るのですが、この部分まで説明を始めてしまうと、また長くなってしまいますので、本日はここまでと致します。 次回は、これまでお話した【企業戦略】【ドメイン】【多角化戦略】と言うテーマを、タロットに結び付けて行きたいと思います。 小難しい話ばかりで、読み上げるのになかなか苦痛を感じそうな内容では有りますが・・・(--; ここまで、忍耐強くお読み下さった方に、感謝したいと思います。 それではまた次回。(^^)/ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2019/01/17 03:38:09 PM
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