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~タロット日和~ by 常葉 了

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小アルカナ(マイナーアルカナ)

2017/06/07
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ども、トキワです。(^^)/

前回、思い付いたかのように、久々の更新をした訳ですが、どうやら火曜日だったようなので、これからは、火曜日前後の定期更新にしようと思います。

まあ、多少前後しますよ。…もう日付変わっちゃったし。

さて、この一週間、何をネタにしようか考えていたのですが、結構色々と浮かびました。
浮かんだのですが、現在までにスッカリ忘れてしまいました。

困りましたね。(--;

思い出したら、曜日関係無く更新してみようと思います。(時間が有ったら……)


と言う訳で、タロットカードを一枚引いて、話題を考えてみます。

本日のカードは・・・【剣の騎士】。
また人物カードですか…(--;
人物カードは、全部で16枚。
この16枚で象徴される【質】を、全ての人が、その心の内側に持っています。
勿論、それぞれの【質】の強弱には、個人差が有りますけどね。
それが個性です。

【剣】は、四大における【風】の性質を帯びています。
【風】の主要なテーマは、【情報】或いは【対他】。
まず、【我】を想定し、それに相対する【他】を想定し、その関係性を問うのが、【風】の主要なテーマと言った所でしょう。
【我】と【他】は、決定的に違う存在である。これが大前提。
だからこそ、【我】と【他】を結び付ける為に、お互いに情報のやり取りが行えるよう、【コミュニケーション】が重要になって来る訳です。

その【風】の性質が、何故【剣】によって示されるのか。

殺伐とした話では有りますが、つまる所、【我】以外の【他】は、全てが異物であり、敵であると想定されているからです。

【我】にとって、【他】が存在し、その存在が【我】に対して影響を与え得る限り、【我】は【完全に自由】である事が出来ません。
【我】と【他】が同じものを求めれば、必ず利益相反が発生し、求めたものが減ってしまうか、手に入らないか、或いは、全てを手に入れる事を求めて、戦わざるを得ません。
【他】は、【我】が【完全に自由】である事を阻む、敵な訳です。

とは言え、常に神経を尖らせ、戦い続ける訳にも行きません。
そこで、コミュニケーションを通じて、何とか折り合いを付けていこうとする。

つまり、まずは剣を鞘に収めたまま、対話で解決しようと努力する訳です。
しかし、努力が報われるとは限りません。なにぶん、相手の居る話ですからね。
どうしても折り合いが付かないようならば、剣を鞘から抜いて、圧力を加えながら解決を目指します。
それでも無理だと言うならば、剣を交え、相手を切り捨ててでも、問題の解決を目指す訳です。

所謂【平和主義】の方々には、少し理解し難い価値観のように感じるかも知れませんね。

しかし、見誤るなかれ。
勿論、個人差は有りますが、全ての人が、例外無くこうである事でしょう。

ここで言う【剣】は、何も武器・兵器に限ったものでは有りません。
攻撃的な意志さえあれば、言葉や情報も、人の心身を死に追いやる武器になるものです。
自覚の無い人も多いと思いますが、私も含め、人類の殆どは、相当な武装をして、社会の中を歩いているものです。
血の見える分かり易い武器では有りませんからね。
存外、平気な顔をして、気軽に振るっている事が多いものです。
しかも、【正義】や【平等】。時には【人権】や【平和】と言った言葉ですら、攻撃的な意志と共に、武器として振るわれてしまう事も有るのです。

いや実に、人間というのは、好戦的な生き物ですね。

で、【剣の騎士】です。
人物カードにおける【騎士】は、【王】の定めた【意志・目的】を達成する為の、実働部隊です。
【我】の中心である【王】は、国の真ん中に座り、自ら動いて行く訳には行きません。
なので、国の外側。自分の外側。【他】の領域へとアプローチするのは、【騎士】に任される事になります。
【他】の領域は、【我】にとって、勿論危険な場所です。
【風】の発想で言えば、敵だらけの場所ですからね。

なので、【剣の騎士】は、とても神経が尖った状態です。常に臨戦態勢。
目的達成・問題解決の為に、凄い集中力を発揮します。
それ以外は見えていない。邪魔するものは、全て叩き切る勢い。
勿論、全く話が通じないと言う訳では有りません。
極めて合理的で、目的に適う話であれば、ちゃんと聞けるでしょう。
ただ、やっぱりなかなか難しい。
【剣の騎士】の品位が悪化すれば、もう目に付いただけで、叩き切られるかも知れない。
そう言った具合で、結構、殺伐とした印象のカードと言えます。


 ・・・そう言えば、戦争って何で起きるんでしょうね。
 人類有史以来、平和を愛し、願う人は沢山居たはずです。
 いつの時代も、何処にでも、自分なりの正義を心に掲げた人は、沢山居たはずです。
 そう言った【正しく善良な人達】が沢山居たはずですよね。
 戦争を望む、邪で強力な力を持つ何者かが居て、その力に負けてしまったのでしょうか?

 それともまさか・・・
 まさか、【善良な人】同士が、【正しさ】を武器にして、お互いに傷つけ合った訳では・・・

 そんな訳無いですよねぇ。



 そんな訳……無いですよねぇ?(^^)


 【剣の騎士】は、自分の目的が【正しい】と信じて疑いません。
 【正しい】事を成し遂げる為に、手段など選んではいられません。
 彼は、間違い無く、【正義の戦士】なのです。
 少なくとも、彼はそう信じています。
 
 人物カードは、全部で16枚。
 この16枚で象徴される【質】を、私も含め、全ての人が、その心の内側に持っています。
 勿論、【剣の騎士】も。

 とまあ、今回はこんなお話でした。
 ちょっとイヤらしい文調になってしまいましたね。
 申し訳有りません。(--;
 でもね・・・【正義】【正しさ】って、本当に怖いんですよ。

 では、また次週(^^)/






Last updated  2017/06/07 12:46:11 AM
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2017/05/30
ども、トキワです。

 と言う訳で、定期更新の試み。
 今回のカードは【棒の王】です。

 タロット78枚中、小アルカナと呼ばれる56枚のカテゴリの中でも、コートカード(人物札)に属する一枚です。
 【王】のランクは、成熟のステージ。様々な経験を得て、それなりの立場を負う事が出来る状態です。
 発想は主体的で、あらゆる行動の起因となる、精神的な中枢。内なる王の命令があって、初めて人は行動に移る事になります。
 この【王】が、しっかり機能していないと、人は主体性を持った動きが出来ない訳ですね。
 【棒】は、四大における【火】の領域の性質を反映させます。
 【王】と言うランクは、機能や作用。【棒=火】のスートは、性質です。
 【棒】の人物は、意志が強く、自立心が旺盛。主体的で積極的。まあ兎に角、松岡修三さんばりに、熱い訳です。
 いやホント。【火】の質が強い人は、本当に熱い。
 【棒の王】は、思い立った事は、周囲の評価等は気にせずに、兎に角推し進めて行く傾向が有ります。
 ナポレオンとか、アレクサンダー大王とか。日本で言えば、織田信長辺りでしょうかね。
 歴史を塗り替えるレベルの事を、怖気ずやってのけようとする豪胆さ。
 新しい歴史と価値を生み出すには、まさに適した人物像です。
 但し、性質が歪むと、単なる暴君。
 多くの恨みを買って、首が飛んで行くなんて事も、稀では有りません。

 以上、前振りです。
 このカードを土台に、ネタを考えます。

 例えば……
 トランプ大統領なんかは、【棒の王】の質に近いかも知れませんね。
 【棒の王】が持つ、火の性質には、【燃え移る】と言う作用が有ります。
 簡単に言えば、人を感化する作用ですね。
 一時は、言動が目立つ【泡沫候補】の扱いでしたが、一気に支持を広げた様は、火が燃え広がったようにも見えました。
 また、火の性質は、発想から行動までが速い。
 余りにも早過ぎて、脊髄反射的です。つまり、発想を、自分の中で審査する前に、外側へと出してしまう傾向が有ります。しかも、王の場合は、それを押し通す事すら出来てしまう為、挙句の果てには、審査など必要無いとすら思っている傾向が有ります。
 失言とも思える発言が多いのも、怪しいニュースを信じて、しっかりと調べるに発言してしまうのも、この部分が理由かも知れません。
 政策判断も早いですね。
 【棒の王】は、【根回し】なんて芸当はしません。
 だから、周囲を驚かせ、関係機関を怒らせたりなんかもします。
 でも気にしなーい。これも【火】の特徴。気にするのは、【聖杯=水】や【剣=風】の方々です。
 【火】にとって、進路を阻むものは、全て敵です。説得なんてしません。感情に訴えて説得するのは【水】。理屈で説得するのが【風】です。
 【火】は、パワーで勝負。拳で語り合うのが【火】の信条です。
 その代わり、殴り合っているうちに、本当に理解に繋がる場合も有ります。
 【火】は、とても情が深い。理解し合えたと思えた瞬間に、全面的に味方するようになったりします。
 でも、また喧嘩する。
 トランプさんの、中国やロシアに対する当たりなんかが、そんな感じになっています。
 曰く、【北朝鮮の件で、中国は頑張ってくれている!】との事。

 【火】は、理屈っぽい事が嫌いです。良い子ちゃんも嫌いです。
 理屈で攻めると、【何ゴタゴタ言ってんだ!】と思っちゃう。
 人権・倫理を高々と掲げて行くと、【偽善者め!】と思っちゃう。
 かと言って、弱い者いじめをする訳では有りません。むしろ、弱い者いじめをする奴が嫌いです。
 なので、化学兵器なんかで人々を殺してしまう国があって、苦しんでいる子供の姿なんかをTVで見ちゃうと、その国にミサイルなんかを打ち込んでしまったりする。
 【火】は、どちらかと言うと、強さを気取る奴や、正しさを気取る人間を攻撃したがります。
 反骨心旺盛ですね。
 また、【王】の質は、目的と結果が全て。なので、その手段や過程について、人権・倫理を述べても、結果が出ていなければ、相手にしません。
 【王】は自身タップリ。なので、自分が間違えているとは考えもしません。正しいと思ったからやっている訳ですからね。

 まあ、こんな感じでしょうか。
 勿論、トランプさんの質が、【棒の王】のみで構築されている訳が有りませんが、その質が強く現れている様子は見て取れます。
 【棒の王】の質が、バランスの整った形で機能しているのか、それとも歪んで発現しているのかも、現時点では良く分かりません。
 と言うのも、世相が持つ【四大の質】によって、見え方が異なって来るからです。
 つまり、世相との相性が悪ければ、たとえ【棒の王】の質がバランスを保っていたとしても、好意的には見えなくなるものなのです。

 さて。
 今後、トランプさんのような、【棒の王】の質が強い指導者達が、結構立て続けに現れて来る予感がします。実際、国家のTOPに立つかどうかは別として。
 ヨーロッパの方でも、結構過激な雰囲気の政党指導者が、支持を集めていますしね。
 これは、時代のリバウンドと、時代の要求と言う二つの要素が関わって来る話なのですが、これはまた別の機会に。

 久しぶり、且つ、勢いで書いたので、纏まりが良くない感じになってしまいました。
 コートカードのネタは難しいですね。(--;

 こんな感じで、最低週一回は続けて行きたいと思います。

 ではまた(^^)/






Last updated  2017/05/30 03:55:55 AM
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2009/01/12
こんばんは、トキワです。(^^)/

2009年に入って久しく・・・
北海道十勝では、凍てつく寒さに襲われたり、かと思ったら、大雪に見舞われたりと、新年からドタドタとしております。
 トキワも地味に忙しいィー!

 まぁ、お仕事を頂けているのですから、有り難く思わないといけませんよね。(^^)

 さて、本日の御題です。

 前回更新の時に、エトワールさんから、小アルカナについてご質問を頂きましたので、それを題材に、お話して行こうかと思います。

 【小アルカナを正しく理解する方法は無いものか?】と言う問い合わせです。

 ・・・難しいお題です。(--;

 エトワールさんは、とても勉強熱心な方なので、色々なタロットの本を読みながら、比較検討して見たようです。
 本によって、小アルカナの解釈は随分と違うと言う感覚を持たれたようですね。
 これは、トキワもそう思います。
 本によって解釈が違う。勿論、トキワの小アルカナ解釈も、一般刊行されている書籍と、全く(とまでは言わないが)違う。

 この命題に対して、【明確な答え】と言えるモノを持っている訳ではありませんが、その背景に触れつつ、トキワなりの考えを紹介したいと思います。


 まず、【小アルカナ】が、【プレイングカード(日本で言うトランプ)】と似ていると言う指摘がありますが、歴史的に見ると、元々【プレイングカード】が発展して【小アルカナ】になっているので、勿論似ています。
 そして【タロットカード】も、元々【占い】の道具では無く、【遊戯用カード】です。
 後世(18世紀頃)になって、初めて【占い道具】として活用研究が始まるのです。

 この折、一つの【大本】が有り、一つの系統として現在に流れて来ている訳では無い、と言う点が注目に値するでしょう。
 【タロットカード】を【オカルト道具】へと発展させた【仕掛け人】は、確かに限られた人物です。例えば、アントニオ・クール・ド・ジェブラン。タロットをオカルトに結び付けた仕掛け人です。アルフォンス・ルイ・コンスタン(エリファス・レビ)。タロットとオカルトを結び付けて、体系化させた第一人者です。エッティラ。タロットカードを、初めて占いに用いたフランスの占い師です。こう言った人が【引き金】となっています。
 しかし、その【引き金】によって、研究を始めて、後に成果を残していった人は、もっと多くの人達で、同時に、別々の理論体系を持った人達でした。
 西欧圏で発展したモノでもあり、フランスやらイギリスやら、それぞれのお国柄も有った事でしょう。
 その為、どの流れに属しているのかによって、タロットの捉え方は、随分と異なるのです。

 タロットを【カバラー】に結び付ける事を主流とする一派も居れば、タロットと【カバラー】が結び付くなんてナンセンスとする一派もいます。ピタゴラス辺りの数秘術を参考にする一派も居ますし、アーサー王の聖杯神話に結び付ける一派も居ます。

 まずこの時点で、【統一された解釈】が成立しづらいのです。

 更に言えば・・・・

 そう言った流派が、それぞれしっかりと一本道で後世に伝えられていれば良いのですが、これらの流派の中で、交流もあった為、微妙に交じり合っている部分もあります。
 故に、その【流派】と言うものハッキリしていない。【流派】をハッキリしているように見えても、結局【交じり合い】の中で、同じ流派を主張する人の間でも【差異】が存在してしまうと言う有様。

 これについては、東洋と西洋の、伝統継承形式の違いにも理由があるのでしょう。
 東洋は【師から弟子へ】と言う形式が強いです。ハッキリとした流派があり、その中でトップダウン形式の伝統継承が行われます。
 西洋は【師から弟子へ】と言う形式が無い訳では有りませんが、どちらかと言えば【フラタニティ】。つまり、先生と生徒と言う【学校形式】での伝統継承が行われる傾向にあるのです。【師匠:弟子】と【先生:生徒】と言うのは、同じように見えて、かなり違います。

 【師弟関係】と言うのは、有る意味で【父子】と言った【家族】のような形式。
 【先生と生徒】と言うのは、【学校】と言う公共の場で行われるような【家族】とは異なる【他人同士のコミュニティ】なのです。

 東洋占術の場合、結構【流派】がハッキリしており、その【流派内】であれば、比較的に知識:技術は一本化されています。
 しかし、西洋占術の場合は、【流派のようなモノ】はあっても、ハッキリしているとは言えず、その【流派のようなモノの中】であっても、その知識:技術は、必ずしも一本化されていないのです。


 そんなこんなで・・・

 【小アルカナ】の解釈が、本によって異なると言うのは、正に西洋占術タロットらしい現象でもあるのです。
 そして、その為に・・・【正しく理解する】と言うのも、ある意味では難しい。
 と言うのも、何を【正しい】と定義するか。
 そもそも、タロットの解釈に【正しいモノ】が存在するのか。


 で、ここからがトキワの考えなのですが。

 結局は、先人達の残した知恵:知識を参考にしながらも、最終的には、自分なりの経験と研究考察の中で、【正しいモノ】を見出さなければならないと考えています。
 特に、タロットの場合は、その傾向が特徴的に強いと言えるでしょう。

 タロットと言うのは、他の占術体系とは異なり、【理論の中に生じた技術】では無く、【混沌の中に見出した技術】なのです。
 多くの占術は、その背景に、哲学や思想(と当時の科学)持っています。例えば、占星術は、その背景に天文学が存在します。占星術が先に生まれたのでは無く、天文学の中に占星術が構築されたのです。東洋の易やら四柱推命やらも同じです。陰陽五行の思想の中に、それらが構築されたのです。
 しかし、タロットは、先にタロットが出来てしまい、その後に思想や哲学を【見出した】のです。
 この時、タロットの欠点は、その基盤となる伝統的:理論的:哲学的:思想的背景が存在しない為、中心点を定める事が出来ないと言う点。
 そして、タロットの長所は、そう言った中心点が無い為に、返って【混沌としたモノ】へのアプローチが、他の占術に比べて、比較的容易であると言う点です。

 タロットは、本来【理論先行型】では無い為、【矛盾】を扱う事が出来ると言う特徴と、分類定義を根本としない為、言葉で定める事の出来ない【グラデーション】を捉える事が出来ると言う特徴を持ちます。

 これは、人間の【心】の様子に極めて近い。
 その為、他占術よりも、揺れ動く【心】を扱い易いと言う特徴があります。

 その為に、タロットには【正解】が存在しない。同時に、【不正解】も存在しない。
 中心点が無い為、【正解】の基準が無いのです。


 この時、タロットに取り組む人にとって、かなり悩ましい問題が生まれて来ます。
 タロットを扱う時点で、既に【矛盾】を孕むと言う点です。
 先程【自分なりの正解を見出さなければならない】と書きましたが、その時点で、タロットの本質から、恐らく少しズレているのです。

 ・・・とは言え(^^;
 これは占い師が人間である以上、仕方が無いんですよねぇ。

 例えば、タロットが孕む矛盾は、元より色々と指摘する事が出来ます。

 中心点が存在しない。混沌としている部分にこそ、タロットの本質的な力がある・・・と言いながら、矛盾を超えられない占い師(人間)にとって、やはり基準点が欲しい為に、カバラやら占星術やら数秘術やら錬金術やら何やらを結び付けて、解釈の糸口としている。

 例えば、小アルカナの【5】は、総じて悪いカードと見做される傾向にあるのですが、この理由と言うのは、占星術の【火星】と結び付ける傾向があるからです。【火星】は、伝統的に数字の【5】と結び付けられると同時に、【火星】は戦いを暗示する【凶兆】と見做されています。簡単に言えば、日本で【4】を【死】と結び付け、【9】を【苦】に結び付けて避ける傾向があるように、西洋の伝統の中で【5】を【不吉】と見做す傾向があるのです。(但し、
これは一側面であり、5と言う数字には、神聖な定義も存在したりします)。

 このように、単に【混沌をそのまま受け入れている】訳では無く、【混沌の中に、人間が理解し易いようなルールを設定しよう】と言う、矛盾そのものがタロットの扱いには存在しているのです。

 まあ、こんな理由で、世界中のタロット占い師や研究達は、未だに四苦八苦しています。トキワも四苦八苦しています。恐らく、これからも四苦八苦して行く事でしょう。
 例えば、タロットには厳密不可変の理論がある! 固めに入る占い師さんや研究者、組織もあると思います。これも、有効な手段の一つではあるでしょう。
 しかし、固めた瞬間に、その固めた範囲内でのみ有効性を発揮し、その外側では、全く以って【無効】になると言うジレンマを負います。
 結局は、タロットの有効性:可能性を信じて、タロットの矛盾に苦労しながら付き合って行くのか。或いは、占い師(人間)を基準にして、タロットを型に当て嵌めて行くのかと言う問題になって来ますね。

 そして、個人のレベルで言えば、自分が納得出来る中間点を探り、さ迷う中で、感覚的に【これで良い】と思えるモノを、幾つ見出して行くかと言うテーマになると思います。

 そんな訳で・・・エトワールさん(^^;

 タロット小アルカナ(ひいては、タロット全般)を正しく理解する方法と言うのは、画一的な意味で【存在しない】と言うお答えになるのです。(--;

 【長々と書いて、結局それかよ!】と言うお怒りの言葉が聞こえて来そうな心境です。

 もう少し単純に考えるならば、一番大切なのは、インスピレーションと言うモノを大切にするのが、タロットの特性に最も適した理解の方法かと思います。
 インスピレーションとは、根拠無き発想と言うよりも、人間がこれまで生きて来た中で積み重ねた無形の知恵:知識:経験が、心と言う、ある種混沌を旨としたブラックボックスの中で処理された【知性】とも言えます。それは、矛盾を自然体の中で孕む【心の知性】である以上、タロットとの親和性は、【限られた論理性】よりも高いと言えるでしょう。


 取り合えず、一つ目のご質問へのお答えは、以上とします。


 ・・・一つ目・・・

 そう、まだあるのです。
 ここまでで、文字数約4500。
 10000文字までは入力可能なので、勢いに乗って、もう二つ行きます。

 ・・・と思ったのですが、半角で10000文字である為、実際には5000文字が限界なのですね。(^^;
 エラー出たよ!

 以下の文を切り取り、もう一つでアップします。読み易いように。時間的には、前後がズレマス。

 取り合えず・・・ここまで読めた方は、素晴らしい!

(^^)/ トゥービーコンティニュー






Last updated  2009/01/13 03:35:41 AM
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 ツヅキー!

 Q ページって何者よ!
 A ご存知、トランプカードには、A~10までの数札と、ジャック:クイーン:キングの絵札があります。トランプが進化して、タロット小アルカナになった時、何故に【ページ(従者)】なるモノが産まれたのか。
 つまり【お前は何処から湧いて出た!】と言う事です。

 これにも、色々と背景があるのですが、さすがに、これ以上の長々はキツイと思いますので、極シンプルにお答えします。

 西洋で主流である元素論【四大】に併せる為に、トランプ→タロット進化過程で創作された新人です。
 西洋の四階級。騎士:僧侶:商人:農民と言う階級制度にしろ、東西南北にしろ、春夏秋冬にしろ、キリスト教における四大の天使にしろ、西洋にとって【4】と言う数字で分割するのは、かなり主流。むしろ【癖】みたいなモノです。
 何と無く、3よりも、4の方が落ち着くのでしょう。
 また、タロットに変換した場合、王と后と言う、上位の陰陽が存在したのち、その下位に属するモノの中にも陰陽を求めた結果、騎士と従者を設定したとも言えます。

 トランプは、今の【イスラム圏】で生まれたモノです。天文学が発展していたので、それになぞらえて作ったのか、一年52週間に併せて52枚。一季節13週間に合わせて、一つのスートに13枚。春夏秋冬の季節で四つのスート。一スートの数字を全て足すと、一季節の日数91日。全部を足すと364日。足りない部分はジョーカー。更に閏年用にジョーカー追加1枚。
 まあ、兎に角、イスラム圏では52枚トランプは違和感が無い訳です。

 ところが、西洋ではちょっと違和感を感じる。と言うのも、一スート13枚の【13】と言うのが気に入らない。ご存知の通り、キリスト教圏では、13と言う数字は不吉なのです。更に、絵札が3枚と言うのも中途半端に感じたのでしょう。

 事実、トランプがタロットに進化する前に、トランプと言う世代の中で、既に一スート14枚のデックが存在しました。

 ページと言うカードが増えたのは、ある意味【西洋らしさ】とも言えるでしょう。


 Q スートのシンボルマークについて・・・
 A 現在のタロットでは【棒】【聖杯】【剣】【貨幣】。トランプで言えば【クラブ】【ハート】【スペード】【ダイヤ】。しかし、歴史の中で、スートのシンボルマークは色々と変わって来ました。どんぐりやら盾やら鈴やら槍やら何やら・・・

 ・・・お国柄? と言うか、地方性?

 深い理由を考えたくもなるのですが、例えば日本において、【ご当地カルタ】と言うのが有るように、トランプスートにも、地方性が現れたと考えるのが妥当かと思います。
 勿論、どんぐりや鈴や盾と言うのが、単なる思い付きで設定された訳では無いでしょう。西洋は、元々【シンボル】や【アトリビュート】と言った概念が浸透しています。
 西洋の国旗や、貴族の盾のシンボルを見れば解るように、色や品物に【象徴する意味】が付加されているのです。勉強不足である為、どんぐりや鈴が何を意味するか解りませんが、当地の職人達が、独自性(差別化)を目指した中で、選び抜いたシンボルなのでしょう。

 後世、スートシンボルが一本化されたのは、【大手製造元】が力を持った為です。
 需要に応じ大量作成する為に、出来るだけシンプルなデザインである事と、どのような地方であっても、受け入れられるデザインである事が望まれた為、幾つかの変遷を経て、今の形に落ち着いた訳です。
 但し、上記の事は、日本で言う【トランプ】に限られます。
 と言うのは、タロットのスート【棒】【聖杯】【剣】【貨幣】は、ある種の定番として、【このデザインじゃないとダメだ】みたいな感覚があるのです。特に【18世紀】以降は。
 トランプに関して細かい言及をすれば、大手製造元が力を持っても、小さな製造元が細々とオリジナルなデザインで営業していた部分もあるようです。その為、今でもどんぐりや鈴と言った、古いデザインが残されている地方があると言います。

 タロットの様式について決して忘れる事が出来ない前提条件は【元々遊戯用である】と言う点と、【タロットやトランプを作成する側には、使う側とは別の事情がある】と言う点です。
作り手、流通者、使用者の間に、同じ目的と一体感が有った訳では無いのです。(^^;

 兎に角・・・タロットは、扱う側にとって、都合の良いスタイルを整えてくれている訳では無いのです。歴史的にも、概念的にも、タロットと言う品物についても。

 故に!

 タロットを扱う人達は、必死になって、自分が併せて行くか、無理をして、タロットを自分に合わせるべく、改造に着手するのです。

 ちなみに、現在流通しているタロット群の殆どが、人間側に合わせて【改造済】です。
 古き名残を比較的多く残しているのか、マルセイユ版と言われるタロット達です。

 文字総数、約6500!

 皆様、お疲れ様でした!(^^)/






Last updated  2009/01/13 03:32:44 AM
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2008/05/02
こんばんは、トキワです。(^^)

さて、5月に入りましたね。
十勝・帯広も桜が咲き始め、微妙に綺麗になっています。
これで天気が良ければ、尚綺麗なのですが、ここ数年、良いお花見のタイミングに恵まれません。(^^;

桜の花、大好きなんですけどね。

あ、【きゃっと てーる】のサイト、更新しました。(^^)/
【コラム】でお茶を濁しています。(^^;



さて、前回に引き続き、四大とスートについて、書いて行きましょう。
今日は徹夜明けとかでは無いので、じっくりと書いて行こうかと思います。

まず、エトワールさん。

短時間の間に、良くお調べになりましたね。
その探究心、実に素晴しいです。

また、ブログを更新するのに良い題材を提供して頂き、実に有難いです。

コメントに応じ、トキワの知識の限り、その見解を述べさせて頂こうと思います。

まずは、エトワールさんが一番注目している部分から行きましょう。
【火】【水】【風】【地】の四つで構成される【四大】と、東西南北の【四方位】。そして、春夏秋冬の【四季】の照応について。

常葉が基本的に使用している照応は

【棒】:クラブ・農民・火・南・夏・昼・ミカエル・サラマンダ・アツィルト
【聖杯】:ハート・僧侶・水・西・秋・夕・ガブリエル・ウンディネ・ブリアー
【剣】:スペード・騎士(貴族)・風・東・朝・ラファエル・シルフ・イェツィラー
【貨幣】:ダイヤ・商人・地・冬・北・夜・アウリエル・ノーム・アッシャー

と、まあ、こんな所です。

こう言った一覧を【万物照応表】とか呼ぶのですが、常葉がメインに使用しているモノの一部のみの掲載となります。

さて、四大を中心に考え、四方位と四季に割り当てる際の話ですが・・・

そこで様々な違和感を感じた訳ですね。

実を言うと、四大を研究する上で、これは誰もが疑問に持つ事の一つ。
トキワも例外無く、その壁にぶつかり、色々と調べた覚えがあります。

結論から言うと、そもそも、【四大に順序がある】と考える所に、この問題の【核】が存在します。

【四大】と呼ばれるモノの、ごく基本的な理念は・・・

万物は、【火】【水】【風】【地】の、基本的なマテリアル(元素)によって構成される。

と言ったモノ。

決して、【火】【水】【風】【地】の順番に元素が流れる、と言う意味では無いのです。
同時に、四大に【貴賎】が存在する訳でもありません。

【四大】とは、ある種の機能であり、作用や質等を意味するだけです。

例えば、【火】を、【棒】や【夏】や【南】と照応させましたが、決して【火】=(イコール)【棒】・【夏】・【南】ではありません。
【南】は、【火の元素】の【質】を持っていますが、【火】そのものでは無いのです。

まず方位について、詳しく考えて見ましょう。


トキワが採用する照応では、南=火 北=地 東=風 西=水 となりますね。
この時点で、色々な説がある訳ですが、概ね納得頂けるであろう部分は【南】=【火】と言う部分です。

これは、太陽が南側を回り、太陽に温められた空気が南から来る為、そう言ったイメージが理解され易い部分かと思います。

さてしかし、これが地球の南半球だったらどうでしょう。

太陽は、南では無く、北側に存在します。

地球上において、文明のある土地が多く存在するのは北半球。
そして、五行の理論が根付く中国大陸や、四大の理論が根付くヨーロッパは、どちらも北半球です。
北半球に住む人にとって、南=火と言うイメージは理解され易いですし、それぞれの精神的伝統・思想・理論は、必ずその土地の風土に添って芽生え、育って行く事から考えても、必然的な事かと思います。

しかし、その理論がイコール【世界全体で通用するモノである】と考えるのは、早計であったりします。

占いを始め、神秘・オカルト思想を持つモノにとって、【全てに共通する理がある】と言うのは、基本的な主張でしょう。
その為、その【理】から見て、整合性の取れないモノは、【おかしい・間違っている】と考えるのは、自然な事です。

但し、そう言った【理】はベースであり、その上に何が乗るかによって、表現形態が変わって来ると言う事は理解して置く必要があります。

今回の場合、【方位】に関しては、球状になっている地球上の【地域】によって、ごく当然のように、認識は変わって来るはずです。勿論、【東西南北】と言う定義の仕方は変わりませんが、四つの質【四大】の照応は、変わって来て然るべきモノ。
極端に言えば、南極点に立てば、全ての方位が【北】となり、同様に北極点に立てば、全ての方位が【南】となります。この時、四大はどのように当てはめるべきか。

トキワも、方位について一人でこの結論に辿り着いた訳ではありません。
色々な人に教えてもらいました。

その一人に、面白い説を教えて頂きましたので、ご紹介します。

中国では、四つの方位に【青竜】【白虎】【朱雀】【玄武】の四聖獣を配置しますね。

五行対応では、【青竜】が木行。【白虎】が金行。【朱雀】が火行。【玄武】が水行です。

ここで東に位置するのが【青竜】。
木行ではありますが、【竜】は水の質の生き物と言われ、水場(大きな池や川や海)に住むモノとされています。実際、東に大きな川が流れると、風水では吉兆の地とされますね。
五行対応で言えば、東は【木行】ですが、もっと民族性が全面に出ると、東には【水】のイメージが強くなります。

これを西洋で見てみると、西側に水の天使であるガブリエルが来ます。

東洋と西洋では、【水の方位】のイメージが、真逆になっている訳ですね。

これは、どちらに海が面して居るか、と言う部分に原因があるのでは無いか、と言う説です。

つまり東洋は、東側に太平洋を抱き、西には大陸が続きます。
西洋にとっては、西側に大西洋を抱き、東側に大陸が続きます。

そう言った土地柄が、方位と属性のイメージに影響を与えたのだろうと言う説でした。

なるほどなぁ! と思いました。(^^)

あらゆる思想は、その風土によって、大きく変わります。
四季の変化と、自然に恵まれた土地では、多くの事象に神威を感じ、それぞれに属性を与える為、多神教が興り易く、砂漠の民【ユダヤ・イスラエル】にとっては、単調な景色の中、一つの神に思い到る。
何が正しく、何が間違っていると言う事は無いと考えています。
あらゆる事の底流に、基本原則はあるでしょう。所謂【四大】や【五行】と呼ばれるモノは、その一部かとも思います。
しかし、私たちが世界の中心にでもいないかぎり、それを照応させる時、他方においては、必ず誤差が出ると考えるのが妥当かと思います。特に、球状の地球において、方位は変わり易いモノの一つですね。

では次に、四季について考えて見ましょう。

四季は、地軸の傾きがある地球上において、大なり小なりの差こそあれ、必ず生じるモノです。
それこそ、北極点・南極点・赤道直下であっても、太陽の高さが変わる以上、季節に多少の変化が加わります。

四季の変わりが顕著である日本を対象として。
四季の順番は、【春→夏→秋→冬】と言う流れです。
これには、明らかに【順番】がありますね。
急に、夏の後に冬が来て、秋から春へと流れる事はありません。
これで四大を当てる訳ですが、トキワが基本的に使用している照応を用いると、
【風→火→水→地】となります。

まあ、東南西北・朝昼夕夜の割り当てとは、しっくりと来る配置ですね。

しかしこれも、先程書いたように、【四大】に順番はありませんし、照応についても、イコールで結び付くモノではありません。

それを敢えて、割り当てるとこうなる訳です。

ですが、方位に比べてしっくり来るのも確か。

四季節において、寒暖の極点となるのが、【冬至】と【夏至】です。
夏は暑く、エネルギーが極限まで活発に動く季節。
そして冬は寒く、エネルギーがその活動を、極限まで止める季節です。
これが【動の極み】である【火】であり、【静の極み】である【地】に相当します。

一見、【火】に真反対で対立するモノとして、【水】をイメージしがちですが、季節においては、寒暖のイメージよりも、動静のイメージの方が強いのです。

その為、この二者を仲介する存在が必要となります。

つまり、【春分】と【秋分】です。

【水】と【風】には、実は共通する性質があります。
それが【流動性】。
そして、この二つが異なる部分は、
【風】が上昇原理を伴う【上昇的流動性】である事に対し、【水】が下降原理を伴う【下降的流動性】である部分。
この二つが、極点にまで達した季節を、もう片方の極点へと手渡す為に動く訳です。

【至】と【分】の差が、ここにある訳ですね。

中世の四つの身分を配置するとなると、季節や方位とは、全く勝手が違って来ます。

これは先日にも書いた事ですが、タロットの前段階である【プレイングカード(=トランプ)】の時期に考えられたモノで、すぐさま四大に照応された訳ではありません。
また、地方によって、どんぐりや、葉っぱ等のスートが用いられたこともある事から、特別重要視されたモノでも無いでしょう。
ご存知のように、トランプスートには強弱が存在します。
それは、ゲームで同じランク(数字)がぶつかった際に、その勝敗を判定する為です。
一番強いのがスペード。次にハート・ダイヤ・クラブの順です。
この強弱を決める際に、当時の階級の強弱を導入したと考えるのが妥当でしょう。
人間の階級は、人間が決めたモノですし、それにわざわざ四大等の古典的思想を導入する程に、センスが良かった訳でも無いようです。
それを流用した遊びとなれば尚更の事。

故に、タロット・オカルトの業界でも、中世四つの階級については、カードスート説明の際に軽く触れる程度で、それ程重要視されていないのが現状だったりします。

一言にタロット・プレイングカードと呼んでも、その有様は様々。
そこに統一した原理を見出すのは、かなり困難を伴うモノでしょう。

ですが、扱う体系を定め、それに準拠する際に、あるスタイルを用いる。若しくは、個人的な研究の上に成り立つ、オリジナルな照応を用いると言うのは、決して間違いではありませんし、むしろ推奨される事かと思います。
実際、これまでの歴史で、そのように発展して来たのがタロットです。

そして恐らく、これからもそうやって発展して行くでしょう。


それでこそ、タロットです。(^^)






Last updated  2008/05/02 12:58:23 AM
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2008/04/28
 こんばんは・・・いや、おはよう御座います。(^^)/

 トキワです。

 もう、すっかり外が明るいですね。
 只今、午前5時20分。

 早起きした訳ではありませんよ。
 トキワがこんな時間に起きるなんて、イヌがニャーと鳴く程有り得ません。

 寝てないんですよ。

 ・・・・寝てないんですよね!!

 まあ・・・・そんな事、日常茶飯事です。うん。



 さて今回は、エトワールさんにご質問頂いた件を題材として、頭の回る限り書き述べたいと思います。


 まず、その前提として、我々日本人が【トランプ】と呼んでいるモノ。
 正式名称は【プレイングカード】と言い、【トランプ】と呼ぶのは、日本人だけです。
 本来【トランプ】は、【切り札】と言う意味で、この場合【ジョーカー】を指します。
 ですが、ここは慣れ親しんだ【トランプ】と呼びましょう。

 そして、この【トランプ】は、【タロット】と非常に縁深い関係にあるのですが、話の前提として、あくまでも【別物】と考える事にします。


 さて以前、【トランプ】の不思議な性質のお話を、当ブログで行いました。
 その際、トランプのスート。【スペード】【ハート】【ダイヤ】【クラブ】の四つが、色々な四分に当て嵌める事が出来ると書きましたね。

 具体的には・・・

 スペード:剣:春:明け方
 ハート:聖杯:秋:夕方
 ダイヤ:貨幣:冬:夜
 クラブ:棒:夏:昼

 と書きました。


 で、今回は、その典拠等を問う訳ですが・・・

 少々誤解を招くだろう書き方になってしまったようです。

 私の知る限り、【トランプのスート】を直接的に【季節や時間や方位】に照応させた本は、無かったように思います。
 刊行本では無く、個人のサイト上では、上記のような照応をさせている所が幾つかあったように覚えていますが、何らかの古典的典拠を持った上での表記では無かったと思います。

 と言うのは、タロット・プレイングカード史上、四つのスートにオカルト的な【四大】を具体的に割り当てた時期は、【タロット成立以降】と考えられるからです。
 より具体的に言うと、タロットが【オカルト化】する18世紀以降の事と考えられます。

 そして、この四大の割り当てについては、【タロット】の四スートを対象として行われたモノなので、【トランプ】は直接的に関わっていないはずなのです。


 以前のブログ書き込みで、トランプの4スートに四大を割り当てたのは、タロットの4スートからの逆輸入と言う感じですね。

 エトワールさんのご指摘通り、トランプの四つのスートは、元々西洋の四階級に由来すると考えられています。

 現代のスペードの形は、貴族・騎士階級の【剣】を簡易的にデザインしたモノ。
 ハートは、僧侶・神職が扱う【魂】の領分を、簡易的にデザインしたモノ。
 ダイヤは、商人達が流通に用いる【貨幣】を、簡易的にデザインしたモノ。
 クラブは、農民達が棍棒にクローバーを飾った事から、デザインに使用されたと考えられています。

 実際には、中世期の様々な場所で、色々なトランプを見てみると、必ずしも、この四つのスートとは限りませんでした。例えば、ドングリがスートとして用いられているカードもありましたし、単なる葉っぱをスートとして用いられているカードもありました。

 故に、現代のトランプ4スートが、中世の四階級に由来すると言うのは、あくまでも【説】であって、確実性のあるモノでは無いのです。
 でも、かなり有力な説ですね。


 多分、探せば【トランプの四スート】を、直接的に四大(方位・時間・季節など)に照応させている本もあると思うのですが、あまりメジャーな考え方ではありませんので、探すのには、ちょっと苦労しそうです。


 さて、これがタロットとなると話は別です。
 タロットの4スートと、四大・四方位・四季節・四時を照応させている本は、結構存在します。
 タロットの本で言えば、確か・・・

『タロット解釈実践事典』大宇宙の神秘と小宇宙の密議

 に、一部の照応が載っていたと思います。

 また、他の西洋魔術系の本(夜明け全書等)にも、載っていたと思います。

 タロットのスートを基本に、全部が載っている(表となっている)と言うよりは、あくまでも【火】【水】【風】【地】の四大を中心に照応して考えているので、分かり易い記述は、あまり無いかも知れません。

 でも、取り合えず【黄金の夜明け魔術全書 上巻】辺りを参照すれば、イメージは掴めるでしょう。

 後日(次の金曜日辺り)、スートを中心とした各照応を、リスト形式で紹介してみましょう。

 その時に、また細かい話等もしたいと思います。


 大アルカナについて、天・地・人と言う表現の仕方は面白いですね。(^^)
 東洋系の占いをなさっている方には、分かり易い表現かと思います。

 タロットの業界では、神界・精神界・物理界等と表現する事が多いです。
 その他にも、色々な表現がなされていますね。

 大アルカナを三階層に捉えて考える手法は、最近では、結構メジャーになって来ました。
 トキワも、地元で行っているタロットの講座の際には、三階層構造を使用して教える事が多いです。
 
 また、タロット等西洋のオカルト思想を、東洋の思想と結び付けると言う作業も、結構盛んに行われていますね。
 アイレスター・クロウリー等は、結構熱心に研究していたようです。
 特に、西洋では【四大】と呼ばれるモノも、実際には【エーテル】や【霊性】を含めた【五大】として考える事もあり、東洋の五行と対応させる動きもあります。

 火と水は、東洋西洋同じとして・・・
 木行は風に
 金行は地に
 土行は【エーテル】【霊性】に応じさせる事があります。

 八卦で言えば、木行は【震:雷】【巽:風】となりますので、質としては【風】に相応しく。
 問題となるのは、金行と土行。
 本当であれば、【土行】を【地】と見做し、【金行】を【エーテル】と見做したい所ですが・・・

 東洋に置ける【土行】の質。【黄龍】【麒麟(黄鱗)】が、五行の中心であると同時に、皇帝・天子の属性である為、西洋のエーテル・霊性と応じさせると言う事でしょう。
 八卦で言えば、土行【坤:平野地】【艮:山】なので、【地】も捨て難いのですが・・・

 となると、金行は、【鉱物=物質=地の質】と見做し、【地】に応じさせる事になるでしょう。
 とは言え、八卦で言えば金行【乾:天】がある為、【エーテル・霊性】も捨て難い所です・・・



 と、つらつら書きましたが、結局の所、考えようによっては、色々な遣り方が考えられてしまう訳ですね。


 まだまだこれから、深い研究と理解を要する分野かと思います。(^^)





 さて・・・・・・寝るか・・・・






Last updated  2008/04/28 06:20:17 AM
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2008/04/11
こんにちは、トキワです。(^^)/

北海道十勝。ちょっと前までは、とても暖かかったのですが、ここ最近お天気が悪く、光合成出来ないトキワは、ちょっと元気がありません。

早く桜が咲かないかなぁ。。


さて、金曜日定期更新と決めたのに、しょっぱなから一日遅れました。
ごめんなさい。m(--)m
先日は、急遽親類の通夜に参加していました。


ゆえに、一日遅れての更新。


さて、また忘れた頃のテーマでですが、小アルカナ(マイナーカード)の解説をしたいと思いま~す。(^^)/


今回は【7】ですね。

ではまず、【7】と言う数字について。
【7】と言えば、【七曜】が真っ先に思い浮かびます。
日本でもお馴染みの【月・火・水・木・金・土・日】。
つまり、【月】【火星】【水星】【木星】【金星】【土星】【太陽】の七惑星です。
東洋的に考えると、【木・火・土・金・水】の五行と、【月・日】の陰陽に当たるわけです。

【6】の数字の場合、前回の解説でも書きましたように、【太陽】を中心とした【七惑星】の暗示として、【六芒星】と結び付けました。
故に【6】は、【中心としての太陽】の暗示。

【7】の場合は、その【太陽】も、七惑星の構成要素として捉えた、【全体】の暗示として受け取る事が出来ます。

例えば【7】と言う数字を、ちょっと分割するとして。
【3】+【4】としましょう。
【3】は、占星術における【活動】【不動】【柔軟】の三要素と見做し、
【4】は、占星術における【火】【水】【風】【地】の四素子と見做す事が出来ますね。

で、

【3】×【4】=【12】 で、【黄道12宮】を構成する事になります。

と、そんな訳で、【7】と言う数字は、【天文】に縁深い数と見做す訳です。

さて、小アルカナの各【7】の解釈には、どんな影響があるのか。
これが案外、憂鬱なカードが多いんですよねぇ。(^^;
主に【己の問題】と言うテーマが付き纏います。

【棒の7】は、単純に【孤軍奮闘】の暗示。環境の中では、基本的に有利な立場にありますが、【周囲がどうか】と言う問題よりも、【己が如何に戦うか】と言う部分に焦点が当たります。この時、当人の前に立ちはだかる壁は、【立ち向かう事に対する弱気】と言うメンタルの部分。このカードが出た場合、勇気と大胆ささえ持てば、物事を達成出来るだけの条件は揃っています。しかし、弱気になってしまうと、途端に足元をすくわれ、有利な立場から引き下ろされてしまう可能性がある。ここは【勇気】を試されるタイミングと言えるでしょう。

【聖杯の7】は、【選択と決断】の暗示。自分の行く道について、多くの選択肢を持っている状態です。自分の行くべき道を、自分で選べると言う点で、これは素晴らしい事です。しかし、選択肢が多い為に進むべき道を選びあぐね、また、それぞれの道の行方を夢想するが故に、判断力・決断力が低下してしまいます。この時、当人の前に立ちはだかる壁は【選択する事と、選択しない事への恐怖】。これも、メンタル面の問題と言えるでしょう。未来の事を夢想するのでは無く、現実的・客観的に視野を以って、それぞれの道を比較検討し、決断、前進する事が出来れば、大抵利益を得る事が出来、悪い事は起きないはずのカードです。しかし、決断する事を躊躇し、夢想を続けるのであれば、いずれ儚く消え去ってしまう可能性があります。ここは、【決断力】と【その決断の結果を受け取る責任】を試されるタイミングと言えるでしょう。

【剣の7】は、【事実に目を背ける事】の暗示。しかし、その【事実】は決して困難極まるモノでも無いのです。向き合って取り組めば、必ず解決出来るであろう事柄の時に出現するカード。ここで当人の前に立ちはだかる壁は、【他者の評価に対する恐れ】です。自分の心の内側で思う事と、行動との間にギャップが生まれ易い時ですね。自分は【こうすべきだ!】と思っているのに、周囲の評価が怖く、それとは全く違う言動に出てしまう。これは【積極的な優柔不断】とでも言いましょうか。心の中では、自分の意志や思いがあるのに、周囲を気にして、あちこちで都合の良い顔をしてしまう。しかしこれでは、根本的な問題解決にはならず、【自転車操業】が続くばかり。問題が、どんどんと根深くなってしまいます。周囲の、一時的な評価を気にせず、自分の【正しい】と思った事を実践すれば、これもまた、悪い方向には行かないはずです。ここは【自分自身を見せる事の勇気】を試されるタイミングと言えるでしょう。

【貨幣の7】は、【大器晩成】の暗示。短期的に見ると、あまり良い運勢のカードではありませんね。当人が取り組んでいる事柄について、直ぐには成果が得られない時に出て来るカード。【農業】のカードでもあります。つまり、春に種蒔きをして、夏の暑い時期の農作業に耐え、秋になってやっと収穫が出来る。時間は掛かりますし、その過程は辛いモノです。しかしその代わり、このカードは【収穫時の豊作】を保障します。さてしかし、このカードは、結果が直ぐに出ない事への不満や、飽きて来てしまう事の暗示。又は、充分に育っていない成果を、焦って早摘みしてしまう事の暗示です。この時、当人の前に立ちはだかる壁は【飽き・怠け】と言った【意志の弱さ】。しかし本来、土壌は良いですし、蒔いた種の良質のモノ。収穫期を待てば、得られる成果は大きいであろう事を示すカードです。ここは、本人の【忍耐力と意志の強さ】を試されるタイミングと言えるでしょう。


さてて、【7】と言う数字は、七惑星や12宮の暗示と解説しました。
その割には、小アルカナ【7】のカードは、少々手厳しいとは思いませんでしたか?

トキワ思うにですね。
それも【惑星神】達の【愛】だと思うのですよ。【ラブ】ですよ。
占星術において、出生時の天体配置が、本人の資質や運命の多くを決めると言われています。
良い影響もあれば、悪い影響もある。
しかし、これらは全て【惑星神】からのギフトと考えます。
一つの惑星は、その人に必要な【資質】と、更にそれとは対を成す【試練】の両方を用意しているモノと考えます。
なので、単純に【善い悪い】の世界では無い。
事実【7】のカードは、現象的には良くなって行く暗示が強い。
そこで壁になるのは、【己が如何に立ち振る舞うか】と言う【己の問題】なのです。

【神は、病の近くに薬草を作られた】(正しく無いかも?)・・・と言う言葉がありますが、苦難の近くに、それと対を成す【自分の力】があるのでは無いかと思います。(^^)


ま、こんな感じですかね。(^^)/






Last updated  2008/04/12 02:49:32 PM
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2007/07/05
 こんばんは、トキワです。(^^)/

 いよいよ運動不足ですよ!
 体力作りにスクワットしたら、50回でヘトヘト。
 ヤバイ!
 こんな事では、ドーバー海峡を泳ぎ切る事が出来ません。

 ・・・いや、泳がないけどね。カナヅチだし・・・・(--;

 そんなトキワは、忘れた頃に思い出す!
 今日は、久しぶりに小アルカナ解説。
 前回の解説が、2006年12月4日。
 実に、半年以上ぶりです!


 ほんじゃ、行きま~す。(^^)/

 まず【6】と言う数字について。
 【6】は、【太陽】と縁深い数字です。
 【太陽】が、太陽系の中心である事から、物事の【中心】の暗示。生命活動の基準となり得る所から【生命力】。そして、万物の調和の徴です。
 所謂【六芒星】は、太陽の徴です。
 厳密には、太陽を中心とした、七惑星の暗示ですね。
 上向きの三角形と、下向きの三角形。この二つで作り上げられる構図である所から、陰と陽の和合を意味するともされます。
 対立する二つの原理が、お互い反発する事無く融和する。
 【ハーモニー(調和)】の象徴なのです。

 タロット小アルカナ【6】のカードは、主に【ハーモニー】を中心とした解釈となります。

 【棒の6】は【勝利の凱旋】。戦いが終わり、調和が戻ります。ここで奏でられるメロディは【ファンファーレ】。勝利の喜びと、その後に続く【活動的平和】を祝う歌です。
 物事に対する概ねの【勝利】を暗示する吉兆のカード。同時に、対立した居た事柄が、一つの方向に纏まって行く暗示です。二つのメロディがある時、片方が主導権を握り、片方がそれに従うタイプのハーモニー。ここで勝利を得た時、敵を徹底的に叩き潰してはいけません。敵を味方として付け、厚く用いるのが上策。対立して居たモノ達が、一つの方向に進む時、特別な力を発揮します。ここで指向性の混合が生じ、多様性を持ちながら、太い線となって、目的地に向かう訳です。
 このカードが出た時、まず【勝利】の暗示として喜んで良いでしょう。そして更に未来を見据え、結束力を持って、より強い流れとして進む事をアドバイスすべきカードです。
 【勝利】した事だけで浮かれていてはいけません。
 【勝って兜の緒を締める】 これが重要。


 【聖杯の6】は【過去との再会】。昔、忘れて来たモノを再び手にし、調和を取り戻します。ここで奏でられるメロディは【童謡】。古き想いと知恵が、その中に隠されています。
 調和を作りだす為の【新しいモノ】が手に入る訳では無く、失ってしまった調和そのものを、再び手にする訳です。
 歌詞は覚えているけど、メロディを忘れた。メロディを覚えているけど、歌詞を忘れた。
 そう言った場合に、その片方を思い出して生じる【歌とメロディのハーモニー】が、【聖杯の6】。過去が、未来を切り開く為の力になる瞬間です。
 このカードが出た時、まずは【再会】の兆しとして読みましょう。古い友人との再会。恩師との再会。元恋人との再会。それに限らず、昔感動した映画や小説との再会。昔、強く願っていた【夢】との再会。実に色々なパターンが考えられます。
 その再会の上で、今を生きる為の【ヒント】がそこに隠されていると見ます。
 【未来は、過去の知恵から生まれる】 正にそんな時期です。


 【剣の6】は【離脱】。調和を邪魔する敵から、身を守り、逃げる事で手にする平安。ここで奏でられるメロディは、【子守唄】又は【夜想曲】です。このメロディを聞く時、一日の終わりが訪れ、人は【夢】と言う個人の領域に入り、心身を休める事が出来ます。他者に介入されず、自分の【ハーモニー(調和)】を取り戻す時間への導入曲。
 この場合の調和は、【併せる】事によって生じる【調和】ではありません。元々調和がある所に、不協和音となって邪魔する要素を排除する事によって取り戻す【調和】です。
 つまり【邪魔者】が周囲に居るわけですね。
 このカードが出た時、まずは【移動】を中心として解釈します。大体その【移動】は、【逃避】として現れます。そして、その【逃避】は正当な手段です。もし、何かしらの問題を抱えているならば、その問題と取り組み、解決するのでは無く、今は放棄しても構わないでしょう。いずれにせよ、本人には問題解決の余力が残っていないはずです。逃げた後、心身のコンディションを整え、充分に回復し、レベルアップした後に、再度問題と取り組むのが良いでしょう。
 【戦わぬ賢明さ】 それを教えるカードです。

 実はこのカード。もう一つの意味があります。
 全く意味が逆になり、【歩み寄り】としての【移動】を暗示する事があります。
 これは周囲のカードと見比べながら判断しなければなりません。
 少し、難しいカードかも知れませんね。


 【貨幣の6】は【ギブ&テイク】。小まめに過不足を確認し、多い場合はパートナーに渡し、少ない場合はパートナーから貰う。この時に奏でられるメロディは、【協奏曲】。若しくは【ディエット】。自分だけでは無く、対等なパートナーと組んで、お互いのバランスを取りながら奏でるメロディです。奏でていて、ちょっと楽しいメロディ。【棒の6】が、主役・脇役に分かれるのに対し、【貨幣の6】はどっちも主役。ダブルキャスト状態です。
 この場合の調和を得るには、ちょっとテクニックが必要になります。
 自分の過不足を確認し、必要なモノと手にし、不必要なモノを放棄する。その為には、上手な交渉が必要。対等なギブ&テイクが成立するようにしなければなりません。
 故に、このカードは【商売】のカード。取引を伴う商売には、とても良い暗示と言えます。
 常に【等価交換】。自分だけ儲けようとしてもダメ。だからと言って、意味の無い【奉仕】もダメです。投機や寄付をする場合、そこにある程度の損得勘定を持つべき。精神的満足を得ると言うのも、ある意味の利益とは言えますね。
 これらは、商売に限らず、様々な人間関係にも適用されます。
 特に、恋愛でこのカードが出た場合は、対等な信頼関係を意味し、愛情の揺らぎを補う力強い基盤を暗示します。
 意外に思われるかも知れませんが、【聖杯の6】と【貨幣の6】は、結婚の暗示としても、強力な意味を持ちます。要チェック!
 【バランスとは、それ自体が利益である】 そんな感じのカード。


 さて、【6】と言う数字について、もう少しだけ解説。
 【6】は、数列上初めての【完全数】です。
 【完全数】とは何ぞや?
 ある数字の約数を出し、その約数を足して、元の数字に戻る数。
 つまり・・・
 【6】の約数は【3・2・1】 これらを足すと【3+2+1=6】となります。
 これが例えば【8】だと【4・2・1】 足すと【4+2+1=7】になってしまいますね。
 完全数は、現在23個しか発見されていません。
 完全数の呼び名の由来は、この【6】から来ていると言われています。
 つまり【神】としての【1】。【男=アダム】としての【2】。【女=イブ】としての【3】。これらを足す事で生じる【6】。太陽系の中心。太陽としての【6】。
 また【6】は、幾何学的に考えても、ちょっと特殊な数です。
 所謂【芒星】を欠く時、唯一【一筆書きが不可能な数】なのです。
 面白いでしょ?(^^)/

 0~9の間には、10進世界の基礎が凝縮しています。
 0~9までの10種類の数には、それぞれのオリジナリティが存在します。
 10以降の数字は、全て0~9までの個性の混合物として解釈。
 そして0~9までの数の中でも、6はかなり特殊な数な訳です。

 勿論、【0】や【1】と言った数字の個性も、かなり強い。
 ですが、それに劣らぬ強力な数字です。

 故に、タロット実践の上でも、【6】のカードの出現は、かなり強力な作用をもたらす事が多いと言っておきましょう。
 小アルカナと侮るなかれ。
 【運命の輪】に匹敵するかも知れませんよ。


 ・・・・いや、ちょっと大袈裟過ぎたかな?(^^;


 ま、こんな感じです。(^^)


ranking
↑一日一回押すと、トキワが新たな完全数を発見するかも知れない【ランキング】のボタン。トキワが歴史に残ります。・・・んな訳あるかー!(逆ギレ)
 
 






Last updated  2007/07/06 04:21:30 AM
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2006/12/04
 こんばんは、トキワです。(^^)/

 ここの所、連日で更新しています。
 凄いですよねー!(^^)/

 さて、先日のトラックバック31件の後、もっと増えるかと思ったのに、残念ながら、前日の記事には、一件もトラックバックが付きませんでした。(T-T)
 50件超えたら自己目標達成で、トラックバック機能停止させる予定だったのにー!

 まあ、いいかぁ・・・

 と言う訳で、今日は久しぶりに、小アルカナの解説に行きたいと思います。(^^)/

 さて、
 ※【1】で兆し、【2】でスタート、【3】でゴール、【4】で休息。
 数意的には、【1】でスタート、【2】で経過、【3】でゴール、【4】でリスタートなのですが、実際のカード解説の上では、※の部分が適用でしたね。

 【5】は、ちょっと大変になります。
 四つのスートで、それぞれ加減が違いますが、概ね大変な時です。

 伝統的に【5】と言う数字は、【火星】に照応されます。
 【火星】とは、戦神【マルス】の星で、占星術上では【小凶星】と見做される傾向があります。
 戦神【マルス】は、正義の為の闘いと言うより、暴れん坊のイメージが強く、秩序を破壊するような、忌まわしい面があるとの事。
 タロットカード小アルカナ【5】のカードは、解釈上その影響が濃厚と見て良いでしょう。

 【棒の5】は、闘争と葛藤の暗示とされます。色々と奮闘すべき事柄が多く、単純なトラブルを初め、主に人間関係上の諍いが多くなる傾向があります。しかし、この諍いは、ライバル同士の【抜きつ、抜かれつ】と言う【成長・拡大】を促す葛藤です。故に、災難ではありますが、取り組み方によっては、将来的な成功の基盤になりえる事も暗示します。なので、この時期は【めっさ頑張れ】の時期。カードの品位が悪くなったり、逆位置になったりすると、単なる乱暴者で終わったり、成長にも繋がらない、単なる破壊的対立を暗示する事があります。もしその状態で出たら、【君子危うきには近寄らず】。早々に戦線離脱が望ましいですね。

 【聖杯の5】は、獲得と犠牲の暗示とされます。何らかの貴重なモノを獲得する為に、必ず犠牲を強いられる時に出現する傾向がありますね。【棒の5】は、正位置の方が身になる傾向がありますが、【聖杯の5】は、逆位置の方がマシです。(正位置等)本来の状態の場合、得るモノよりも、失うモノの方が多くなります。ケースとしては、旦那と別れて、不倫相手と一緒になるような場合。子供の親権を奪われ、財産の半分を取られ、更には慰謝料やら教育費やらを取られちゃったりするパターンです。まあ、それでも良いなら文句は無いのですが。逆位置の場合は、失うモノより、得るモノが多くなる傾向があります。旦那と別れるが、親権を得られ、慰謝料と教育費を貰う事が出来、新しいパートナーを得る等。
 ちょいと細かくなれば、失望・失意・空虚・疲労の暗示ともされますが、細かい所を見ると、カード全体の整合性が把握し辛いので、まずは上記で覚えた方が良いかも知れません。

 【剣の5】は、敗北の暗示。かなり散々な時です。主に、人間関係トラブルとして顕現し易いのですが、兎に角【ストレス】【怒り】【傷心】のオンパレード。人間関係で言えば、【イジメ】と言うイメージが一番分かり易い。無遠慮に、人の心を踏みつけられるような状態です。鑑定対象の置かれた【場】として、このカードが出たら要注意。本当であれば、早々に見切りを付けるべきでしょう。勿論、頑張れば結果は出ます。しかし、その過程が無残。自分のポジションとして出た場合、自分がデリカシー無しに、人の心を侵略している可能性があるので、これも要注意。いずれ友人が離れ、孤立する可能性があります。逆位置になっても、良い事なし。正位置よりも、個人的な内容になります。どちらかと言うと、自虐的な傾向に。自殺志願者に要注意。

 【貨幣の5】は、貧困と欠乏の暗示。同時に、【清貧と奉仕】の暗示でもあります。物質生活面では、かなり困窮する可能性があります。家計は火の車だったり。しかし、精神面では、比較的充実して来る可能性がありますね。ケースとしては、自分に合わない仕事を辞め、好きな仕事を始めたが、収入は少ない。と言った感じ。収入は少ないけど、充実感はあるかも知れません。また、自分の経済よりも、他者への奉仕を重視するような方の場合でも出現します。徳を積みますから、いずれ良い事があるでしょう。事実、このカードは、どん底に落ちる寸前に、救いの手が伸びる暗示でもあります。また、面白い事に、恋愛には良いカードとされる伝統があります。まあ、駆け落ちとかですかねぇ。逆位置になった場合。面白い事に、精神的な成長が促される傾向があります。何でだろう? それと、逆位置の欠点は、微妙な貧困です。正位置程酷くは無いものの、微妙なラインの貧困が続きます。どん底に落ちない分、長引くのが辛い。

 とまあ、各スートの解説は以上。

 もう少しだけ、【5】と言う数字に着目しましょう。
 【5】は、【火星:マルス】と照応される他、四つの原質プラス、第五元素として【霊性】が加わった状態と照応される場合もあります。【フィフス・エレメント】って言う映画でも、その題材が扱われていましたね。例えば、オカルト業界で良く使われる【五芒星】。日本風に言うと【清明桔梗紋】。これは、四つの原質で構成された肉体に、霊性を持つ【人間】の暗示としても使われます。
 【五芒星】を、ミクロコスモス(小さな宇宙)と呼ぶ事もあり、かなり重要な象徴の一つです。
 こう聞くと、良い影響があるように見えるんですけどねぇ・・・(--;

 【5】の数位は【破壊】ですが、もっと正確に評価するなら【異化】と言う表現が正しいでしょう。例えば、【4】は【木星:ジュビター(ゼウス)】と照応され、それが創造的なモノと仮定する場合、【同化】と言う作用を担う事になります。
 人間、ご飯を食べて、影響を吸収【同化】します。これは、良い作用です。良い作用ですが、過ぎ足るは及ばざるが如し。つまり、吸収しっ放しでは行けません。太りますしねぇ。老廃物も溜まります。
 故に必要なのが、新陳代謝の機能としての【異化】です。つまり、老廃物を血液に排出し、肝臓辺りでろ過して、便として排出。これをしなければ、人間の体はバランスが取れません。
 【5】の破壊とは、古いモノ、必要無いモノ、有害なモノを【異化】する作用と考えるのが正当な評価と言えるでしょう。
 細胞のアポトーシス(自滅機能)が無くなると、癌になってしまうように、【異化】の作用が上手に働かなくては、また別の問題が発生してしまうのです。


 【5】は概ね悪い現状のカードですが、でもめげずに【めっさ頑張る事】が必要な訳です。

  以上、簡単で軽~い感じですが、【5】の解説でしたー。(^^)/


 いやー、久々に解説したから、明日は雪が降るかもねー。






Last updated  2006/12/05 03:37:21 AM
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2006/05/25
 おひさ(^^)/ 常葉です。

 随分と長い事、ブログをお留守にしてしまいました。申し訳ありません。(^^;

 現在、夏秋講座に向けて、鋭意テキスト製作中。
 と同時に、ちょっと大き目なイベントを企画していまして、これがかなり忙しいのです。
 そのイベントについては、また後日告知致しましょう。


 さて今日は、久しぶりに【小アルカナ】の解説です。
 本日は【4】を、軽~い感じで説明して行きましょう。

 行き成りですが・・・
 【1】は【点】
 【2】は【線】
 【3】は【面】
 【4】は【立体】

 それぞれ、点を一つずつ打ち、それを線で結んで行くと、上記の様な手順で【三次元】、つまり我々の生きる現象世界が形成されます。
 この意味で言って、1~4の数字で、万物が完成します。ここで完結。
 と言いたい所ですが、我々が扱う進数は10進数。
 カバラでも、1~10で万物が完成します。

 と言う事で、次のように数字を弄ります。

 【1】+【2】+【3】+【4】=【10】

 都合の良い話だなーとか思っちゃダメですよ(^^;

 【1】~【4】と言うのは、例えば【火】【水】【風】【地】等に対応する【四界】に繋がります。カバラーでも、【生命の木】は一つでは無く、四つの位相にまたがり、四つの生命の木があるとされますから、なかなか整合性のある説です。

 兎も角、【4】と言う数字自体は、【物質】を象徴する数と考える事が出来ます。

 では【小アルカナの4】は、どうなのか?

 これが、伝統的な解釈として【物質】としてのイメージが殆ど無いんですよねぇ(^^;

 小アルカナの各【4】は、どちらかと言うと、静止・休息のイメージが主体に現れています。
 【1】~【4】で、何とか万物の基礎は作り終わったから、ちょっと休憩しようか・・・って感じなのかも知れませんね。(所謂 神の安息日)


 とは言え、四つのスートによって、その【静止】のイメージが随分と分かれてきます。
 それは、静止する以前の過程。つまり【1】~【3】までの間に何があったのかによって、変わって来る反応とも言えましょう。

 
 【棒の4】は、かなり精神的な充実感を備えた【休息】と言う事が出来るでしょう。ゴールした後の休息。過去に対して、わだかまりは見られません。【1】~【3】の過程で、成すべき事を成し、自分の納得出来る結果を得たのだと思います。自分に対するご褒美として、一時的な休息を得ていると判断出来ます。

 逆に【聖杯の4】は、かなり精神的な不満感を持っているようです。意図的な【休息】と言うよりは、已(や)むを得ぬ【停滞】。ウェイト版の【聖杯の4】を見ると、かなりムッツリ顔の青年が、胡坐を組み不貞腐れています。でもちゃっかり、目の前には【聖杯】を三つも所持している。三つが満足出来ない見たいですねぇ。何と贅沢な! 【1】~【3】の過程で、ちょっと恵まれ過ぎていたのかも知れません。自分の期待以上のモノを手に入れる事が出来ず、そこで足を止めてしまいます。・・・でも、何処からとも無く、残りの一つが出て来るのですから、本当に贅沢な子です。

 【剣の4】は、精神的と言うよりも、現実的必要性に迫られての【休息】と言う事が出来るでしょう。カードを見ると、教会で横たわる戦士の姿が見られます。誤解される事が多いのですが、この戦士は死んではいませんよ。(^^; 生きてます。休憩中です。教会の外は戦場です。教会の中は、神聖な場(保護の場)として、非戦闘区域です。勿論、イラクの非戦闘区域よりも安全です。 彼は【1】~【3】の過程で、かなり厳しい状況を戦い、深く傷付いているのでしょう。彼には【休息】が必要です。再び戦いに身を投じなければなりませんから、ここで鋭気を養うのです。【棒の4】が、自分に対する【ご褒美】としての【休息】であるなら、【剣の4】は、自分に対する【慰め】としての【休息】であると言えるでしょう。

 【貨幣の4】も、精神的と言うよりは、現実的必要性に迫られての【停滞】と言う事が出来るでしょう。この場合は【停滞】と言うよりも【保守的】と言った方が良いかも知れません。カードを見ると、一枚の金貨を両手で抱き締め、二枚の金貨を両足で踏み締め、一枚の金貨を頭上に供える男性の姿が描かれています。もう【渡すモノか!!】と言う気持ちが見え見えですね。誰も取らねーって・・・。彼は【1】~【3】までの過程で、かなり勤勉・誠実に仕事をこなして来たのでしょう。その結果、地位や名誉や財を得たのだと考えられます。そこまでは良いのですが、どうやら得たものに執着してしまい、保守的になってしまったのだと思われます。【価値を守り抜く】と言う意味では良いカードですが、まだ先の長い事を考えると、この堅い【保守性】が問題になる可能性もありますね。


 と、まあ、以上が【4】の概説です。
 実践的な解釈としては、取り合えず【静止】と言うイメージを基本に持って置きましょう。その上で、その【静止】の質や、【静止】する理由や、今後動き出した時の反応などを分析します。
 四枚のいずれも、現象としては悪いカードではありません。【止まる】カードなので、改めて周囲を見渡す、良いチャンスとなるでしょう。


 以上、【4】の解説でした。(^^)/


 追伸ご報告

 市長選挙の結果が(随分前に)出ました。
 一応、常葉の見立て通りの結果になりましたが、あまりにも当たり前の展開だったので、当たったと言えるかどうか・・・(^^;
 S川市長さん。任期長すぎませんか?(^^;
 そんなS川市長に、【貨幣の4】を捧げます。


 なんてね。(^^)/


 






Last updated  2006/05/26 01:45:13 AM
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