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カテゴリ:小説
覚醒
姿を変えて大道寺(だいどうじ)の屋敷に潜入した大輔(だいすけ)は、かつて竜憲(りょうけん)の部屋だった座敷牢で大樹(だいき)と対面する。藤の枝が作った結界の中で、人間を餌に生かされている大樹。 芳明(よしあき)と弓削(ゆげ)のやり口に怒りを覚えた大輔は、結界を維持するために利用されている真紀子(まきこ)を助けるべく、力を放出し、ひとり闘うことに。 一方、修一(しゅういち)は、自分の力が必要だという嘉神(かがみ)からの連絡で、大道寺家に向かうのだが……!? 姉崎探偵事務所シリーズ第16弾。 ようやっと、竜憲が帰ってきた…のか? ラスト終章に出てきましたが、本格復帰は次からかな。 覚醒ってタイトル、てっきり竜憲のことだと思ってたんだけど、実際に目覚めたは兄ちゃんなのか?! そこんところも、はっきりしないけど、たぶんそうなんだろうなあ。 こっちの解説は次でちゃんとしてくれるんだろうなあ…なにごともなかったように続けるには無理があるよね。 兄ちゃんにびっくりしちゃって、思わず、シリーズを最初から読み直しています。 姉崎~の前の霊感探偵倶楽部のシリーズ12冊、新・霊感~の12冊のうち11冊まで読み終わったところ。 これでも1日1冊以上のペースで読んでるんだけどねえ…真・霊感~が12冊で姉崎~が16冊かあ…今月中には終わらないな、たぶん。 兄ちゃんは結構早いうちに登場してるけど、もっぱら被害者なんだよねー。 姉崎~になってからは、かなり兄ちゃんも活躍してて、文字通り姉崎兄弟がメインな話になってると思うんだけど。 姉崎~のシリーズはじまって、シリーズ名に違和感あったんだけど、考えてみるとこのシリーズは兄弟がメインで、竜憲は出てこないこともしばしば。 主人公がずっと不在のシリーズも珍しいと思う。 新田さんの話は主人公が2人ってパターンが多くて、このシリーズも登場人物紹介は2人がメインってかんじになってる。 1番目に紹介されてるキャラがずっといないままで話が続いてたのもすごいよね。 今回の話だって、登場したとは言え、1ページよ。 それでも、しっかり存在感があるのがすごいのか? 読み返してみると、最初の頃は携帯電話どころか、ポケベルもまだ多くない時代だったんだなーとか、妙に時代を感じちゃうわ。 携帯持つようになっても、首輪つけられるみたいで嫌だとか言って、持ち歩いてないし。 最近の話じゃあ、家の電話が出てくるほうが珍しい気がする。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007.01.19 10:47:27
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