Witch☆ のお便り

2007/10/18(木)00:09

距離感

仕事(167)

めずらしく6年生が調べ学習にやってきた。 それも全員。 高学年になればなるほど個人の貸出のに差が出てくる。 故に図書室に全く来ない子が出てくる。 前任校ではありえないことだが、700人弱ともなれば仕方ないのかも… でも、後半年でなんとかしてやる!! さて、この調べ学習で今年初めて図書室に来た子供もいたわけで、 中には元気過ぎてこちらは良く知っている子もいる。 元気=やんちゃ な所もたくさんある。 つまり余計なことをするのだ。 思い切って近くに行った。 まず、余計なことをしていることに厳重注意をする。 そこで私の性格を理解したらしい。 ダメな事はダメ。 しばらくしてまた騒ぎ始めた。 隣に座って話をしながら、本の使い方を説明する。  「あのさ、時間もないからさ、口を動かす前に手を動かしたら?」  「え~」  「え~じゃないよ、手を動かさないと進まないでしょ」 いたずら書きを始めた子にちょっと擽ってみた。 どうやら彼は弱いらしい。  「ここに座っているからね、進めなきゃ私の手がもう1回腰に行くよ」  「やります、やります」 そんなことで無事に調べ学習を終えた。 この子たちは私の事をもっと固い人だと思っていたらしい。 それが擽ったことによって親しみを覚えたらしい。 厳重注意した時には凄い顔をして私を見たのに… 相手によるが、彼らには効果があったらしい。 (もちろん、見極めてやっているよ) どうやらその後この話をクラスに宣伝したらしい。(意外と話がわかる人らしいって) めぐりにめぐって私の元に来た。 めぐったのに悪口ではなかったから、彼らは嬉しかったらしい。 そりゃ良かった。 滅多に図書室に来なかった彼ら。 今度はいつ来てくれるのか楽しみ。 たくさんの子供たちとの距離が縮んで行くといいな。

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