017965 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

人と動物のおはなし

人と動物のおはなし

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

Keyword Search

▼キーワード検索

Profile

ふわドラ

ふわドラ

Calendar

Favorite Blog

まだ登録されていません

Comments

ふわドラ@ Re:賛成です(06/01) >野良猫を見かけたら捕まえて安楽死させ…
くさ@ 賛成です 野良猫を見かけたら捕まえて安楽死させて…
ふわドラ@ Re[2]:ふわドラ思想(04/27) 続けます。 横浜市西区には猫に関する…
ふわドラ@ Re[2]:ふわドラ思想(04/27) >貴方様は疥癬にかかった猫をふくめて…
ふわドラ@ Re[1]:ふわドラ思想(04/27) 黒猫亭さんは、「食用目的の牛や豚の家畜…

Freepage List

Headline News

2007.09.09
XML
カテゴリ:カテゴリ未分類
「ペットは家族の一員だ」とか「ペットは社会(地域)の一員だ」
といった物言いがされている。

しかし、
ペットは家族の一員ではないし地域や社会の一員でもない。
何故ならペットは人間ではないからだ。人間の家族や
人間の社会の構成員はあくまで人間だ。

言葉の使い方として、「ペットは家族の一員だ」とも
「ペットは社会の一員だ」とも言えない。

もしそのような言い方をしたいのであれば、
「ペットは家族の一員のような存在だ」とか
「ペットは社会あるいは地域の一員のような存在だ」
といった類の言い方をする必要があるでしょう。
もっとも、後者はかなり無理があると考えられる。

ペットは、基本的に個人が所有し飼育するものであるから、
社会の構成員である個人(=人間)に属するものと言える。
従って、「ペットは、社会の一員のような存在だ」としても
少なからずおかしいと私などは感じてしまう。

ところで、
文部科学省は2007年度の高校1年生の教科書検定で
「ペットを家族の一員と考える人もいる」という文は間違いで、
「家族の一員のように親密に思っている人もいる」が
正しいとしたとのことである。

その理由は、動物は家族ではないからということである。
(季刊 『東北学』 第9号150頁にこの記述がある)


これに関しては、
私の友人が文部科学省に直接電話をして
確認を取っているのだけれど、

個々の人が自らの飼い犬や飼い猫を
「この犬(あるいは猫)は、家族の一員なんです」
という言い方をするような場合は
自らのペットに対する思い入れの強さを込めて
個人的にそのような用法を用いているということで
まだ許容されるかな?とも思える。

けれども、例えば行政の職員が公の文書で
「ペットは家族の一員です」とか「ペットは社会(地域)の一員です」などと
記述しているのを見ると

正確な言葉の使い方とは言えないこともさることながら、
ペットの地位を引き上げてそこまで擬人化させる必要があるのかしら?
と疑問に思えてしまう。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2007.09.10 07:28:10
コメント(0) | コメントを書く



© Rakuten Group, Inc.