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Bar house of  Primrose

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goodgest3@ こんばんは コンビネーションの香りが興味あります。 …
takuf2396@ Re:鰤の五香甘酢煮(01/07) 台湾に行くと、八角は避けて通れません。 …
りぼんx2☆@ Re:数の子の老酒漬け(01/04) 数の子の老酒漬け! 初めて聞きました。 …
りぼんx2☆@ Re:鰤の五香甘酢煮(01/07) いい出会い?ができてよかったですね。 …
gin&hoku@ Re:鰤の五香甘酢煮(01/07) うちの夫も八角が苦手なのですが これは…

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2008/02/17
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カテゴリ:BLOGREPO ぶろぐるぽ

その緩やかな坂道を登ると
ひらひらと小雪が舞う中に
波を模った
スタイリッシュな九州国立博物館が見えてきました。
この未来を感じさせる建物が
大宰府の杜と早春の雪と
しとりと調和している様子が、とても印象的です。


さて、私は昨年の11月に開催された『本願寺展』
ぶろぐるぽしましたが
今回も九州国立博物館の『ぶろぐるぽ』に、しっかりとエントリーしましたよ。

さて、今日、私が『ぶろぐるぽ』するのは
足利義満六百年御忌記念『京都五山』禅の文化展です。
京都五山の禅文化を初めて総合的に紹介するこの展覧会では
200点以上ある作品のうち、なんと半数以上が国宝もしくは
重要文化財に指定されています。
それはそれは、逸品ぞろいですね。
楽しみです。
さっそく、見て回りましょうきらきら


金閣の鳳凰
(この画像は九州国立博物館からご提供していただきました)


この展覧会で私が一番見たかった
『銅造鳳凰』、すなわち金閣寺の鳳凰です。
1398年の金閣造営時に制作され、屋頂に飾られていた鳳凰の像なのです。
明治時代の金閣修理の際、尾の傷みが激しく
取り外されて保管されていたために、焼失を免れました。
ホント、なにが幸いするのか分かりませんね~
尾の傷みに感謝・・・ですね。
焼失して、もう永久に見ることが出来ない造営時の金閣寺。
その貴重な遺品のようなものですね。
この風貌は、あの手塚治虫さんの『火の鳥』そのものだと感じました。
手塚治虫さんは、この鳳凰を火の鳥のモデルにしたのでしょうか。
凛とした意志の強い目、その美しくも力強い姿は
見る者を強烈に魅了します。


相国寺本尊
(この画像は九州国立博物館からご提供していただきました)


寺外初公開となる、相国寺本尊
『釈迦如来座像および迦葉尊者・阿難尊者立像』です。
この素晴らしい展示は、
まさに九州国立博物館の面目躍如といった感じですね。
まるで寺院の礼拝堂に佇んでいるような雰囲気です。
そうして、荘厳な喜びが心の中から湧き上がってきます。
ガラス越しではない、まさに手を触れることさえ出来そうな
そんな身近にこれほどの文化財を感じれるなんて
こんなに幸せなことはありません。
釈迦如来座像と、しっとりと会話が出来そうです。
その気配を身体で感じれますもの。
私は時の経つのも忘れて、惚れ惚れと見入っていました。
普段は相国寺法堂の高い須明弥壇上に安置されているため
今回のように間近で拝観出来るのは、
初めてでおそらく最後だという事です。
人生の貴重なチャンスを掴みました。
拝観できて本当に良かったと、しみじみと思いました。

韋駄天
(この画像は九州国立博物館からご提供していただきました)


俊足の守護神『韋駄天立像』です。
元はヒンドゥー教の神様だったらしいですね。
この衣の躍動感はどうでしょう!!
まるで風にはためいているようです。
そのスピードを、見ているだけでも感じれます。
ちょっと童顔で愛らしいなかにも
きりりとした眼差しが、私の心を捉えました。
古の仏師の技に、舌を巻く思いですね。


美しい仏像
(この画像は九州国立博物館からご提供していただきました)


なんとも美しい、ロマンチックな仏像です。
まるで夢の中にいるような気持ちになります。
うっとりと見つめてしまいましたよ。


禅僧
(この画像は九州国立博物館からご提供していただきました)


気迫に満ちた禅僧の風貌を、よく伝えている坐像です。
この目には水晶が嵌め込まれているのですよ。
その為、まるで生きているかのような
光を放つ眼差しです。
この厳しい表情も、なんだかすごく魅力的ですね。
気骨に溢れた殿方って、良いものです。


さて、像ばかりのご紹介になりましたが
書も絵画も見ごたえのあるものばかりでしたよ。

そうそう。
禅僧が死に望んで筆をとり、弟子に伝えた言葉を
『遺偈(ゆいげ)』と言うそうですが
これもとても印象に残りました。
『七十余年の人生も夢幻のようだった』と、述懐した書なのですが
ゆがんだ字、かすれた墨が、見る者を圧倒していました。


沢山の国宝・重要文化財に触れて
文化の香る素敵な時間を過ごしました。

九州国立博物館の楽しみは、
なにも特別展を見ることだけではありません。
今回は、ちょっと違った楽しみ方も発見しました。
それは、日曜日のみに行われる『バックヤード・ツアー』なのです。
その様子もまた、ご紹介しますね。



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Last updated  2008/02/17 10:56:45 PM
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