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ワイナリー和泉屋店長お薦めワイン

ワイナリー和泉屋店長お薦めワイン

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March 21, 2006
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カテゴリ:ワイン会
【2006.3.18】

喉痛が長引き、一日ホールズを3個(12粒×3)以上食べている今日この頃です。
それでも『飲めるようになったかなぁ』と自己診断をし、午後、スタッフと今度販売を予定しているシャトー・ラグランジュ2000のハーフボトルをテイスティング。
このワイン、フルボトルは2003年の3月から販売し、2004年2月に売り切れるまで2,400本を販売したワイン。なぜ売れたか、それは答えは簡単、『驚くような美味しさだった』からです。



私もかなりのラグランジュは飲んでいますが、この2000年はラグランジュの最高傑作だと思っています。現在、海外市場ではこのラグランジュ2000は驚くほど価格が高騰していて今買い付ければ売値は8000円以上になってしまうワイン。

今回、ラッキーで、ハーフボトルを今の相場で言うとかなりうれしい価格で入手することが出来ました。そんなわけで、そのハーフボトルを早速テイスティングしました。

抜栓直後、ちょっと動物臭、湿った土というソムリエ用語にぴったりな香りが出迎えてくれ、素晴らしい味わいの予感をさせてくれました。コンディションは抜群でハーフボトルなのでもう少し熟成が進んでいるかなと思いましたが、さすが2000年のラグランジュのボディは想像以上に素晴らしい構成をしていました。



うちのフード・コーディネーターの根本は
『湿った土のような香りと野性的なジビエのような香りが少し官能的な印象を感じさせ、ボルドー好きには、ワクワクするような、“おいしい予感”を感じさせます。

華やかだけど、ピチピチではない甘味のある果実味と、柔らかい酸味のバランスのよさを感じます。タンニンは細かいですが、しっかりしていて、全体的な印象としては、柔らかいけれど、ボディのしっかりした、ボルドーワインらしいワインだと思います。
後味にコーヒーのような、香ばしさのある甘味を伴った、長い余韻が楽しめます。

牛肉の塊を煮込んだような、しっかりしたお料理や、濃厚なチーズなどとあわせたいワインです』なんてことを言っていました。


このワイン、この先はどうなるかわかりませんが、今現在はワインだけで楽しむよりもある程度しっかりしたお食事と合わせてお飲みになった方がより美味しくお楽しみいただけると思います。

私が最上のラグランジュと思う、2000年。ハーフでもあと10年は楽に楽しめることでしょう。ボルドー・ファン、赤ワイン・ファンは絶対に買いです。



で、夜は久しぶりにお客様たちと『テイスティング会』と称したワイン会を!
ここのところの喉痛でテイスティングしなくてはならないワインがたまってしまったのでその一部をお客様と共に楽しみました。

最近は海外からのゲストを招いた、ワインメーカーズ・ティナーばかりでお客様とゆっくり飲むワイン会を行っていなかったのでとても楽しみでした。

場所は池袋のプレゴ・パケットさんに無理を言いお願いしました。
店長、いつもありがとね。感謝!


〔白ワイン〕
【○サーカス・ヴィオニエ2004】
Ch.ランシュ・バージュのジャン・ミッシェル・カーズが南仏で造るワイン。
葡萄品種はヴィオニエ。すごくヴィオニエの個性が出ているわけではなく、
辛口白ワインとして楽しめるワイン。価格を考えればまぁ、グッド。



【○ブルゴーニュ・シャルドネ2003】
A.C.ブルゴーニュでこの価格なら、かなりカリテ・プリな白ワイン。ボリューム感もあり、かといってしつこさもなく、非常にこのクラスを飲むシチュエーションにはよくあっているワイン。価格も価格なので上位のブルゴーニュの白と比べることはナンセンスだが、それでも良いものを持っている。



【○トッレ・ディ・ジャーノ2004 ルンガロッティ】
このワインの上位にイル・ピノと言うワインがあり、私の大好きな白ワインの一つ。このトッレ・ディ・ジャーノもウンブリアの雄、ルンガロッティが造るだけあり、そのポテンシャルは非常に高い。トレッビアーノ70%、グレケット30%から造られるワインでボリューム感はあるもののバランスも良く、フルーティであり、スパイシー。比較的いろいろなお料理にも合わせやすそうなワインです。



【○グレーコ・ディ・トゥーフォ2002 マストロベラルディーノ】
南イタリアの伝統的な葡萄品種、ギリシャという意味の"グレーコ種"を使って造られる辛口の白ワイン。このワインはスタンダードなのでどちらかというとさらりと飲めるタイプ。フレッシュなワインでちょっと個性的?な味わい。デイリーorウイークリーにお楽しみいただくにはもってこいかも。



【○フィアーノ・ディ・アヴェッリーノ・モーレ・マイヨールム2000】
このワイン、好きなんだなぁ~。南イタリアの最高級葡萄品種のフィアーノから造られる辛口ワイン。フィアーノの語源は『アピアーノ=蜜蜂が集まる葡萄』、葡萄の糖度の高さに由来するとのこと。スタンダードのフィアーノ・ディ・アヴェッリーノは樽の使用は現在ほとんどありませんが、このマストロベラルディーノの上級キュヴェである『昔風の』『古い習慣』という意味のモーレ・マイヨールムは『昔風』に小樽でじっくり熟成させます。非常に豊かな味わいで白ワインの醍醐味を楽しめる逸品です。
このワイン、当日、人気ありましたねぇ~。



〔赤ワイン〕

【●ルベスコ2001 ルンガロッティ】
ルンガロッティのベースとなる赤ワイン。サンジョヴェーゼ70%、、カナイオロ30%で造られるワイン。大樽で4から5ヶ月熟成。価格に対してその内容は非常に高く、満足いただけるワインに仕上がっています。ボディはフルないしミディアム。タンニンはそんなに強くなく、ハム、サラミなどをつまみながらでも楽しめるでしょう。もちろんある程度の肉料理でも充分楽しむことが出来ます。



【●キャンティ・クラッシコ・レ・チンチオーレ2003】
キャンティ・クラッシコは人気のあるワインで数多くの商品がリリースされていて、そのスタイルはかなりバラバラです。このチンチオーレは非常に楽しく、華麗で、華のあるキャンティ・クラッシコだと私は思っています。レンテンナーノなんかとはちょっと対照的な華やかさのあるワインかな。食後、チーズなどでゆっくり飲みたいワイン、と言う声も上がっていましたね。



【●タウラージ・ラディーチ1999 マストロベラルディーノ】
ギリシャ人という意味の『エレーニコ』が語源となっていると言われるアリアニコから造られるフルボディの赤ワイン。マストロベラルディーノ社はこのタウラージを世界的に有名にし、南イタリアで最初のDOCGに輝やかせた立役者です。まだ、若さは残るもの美味しく楽しめることが出来るのはやはり南イタリアの陽気な雰囲気のたまものなのかも。マストロベラルディーノの造りを褒めない人も多いですが、今回も感じましたが、十二分に楽しめる味わいは持っています。ラディーチとは『根』『伝統』という意味でまさにマストロベラルディーノならではの名前だと私は思います。カンパーニャの逸品です。



【●イル・レペルトリオ2001 カンティーネ・デル・ノタイオ】 
こちらはカンパーニャのお隣、バジリカータのアリアニコのワイン。3/17に飲んだラ・フィルマのセカンドラベル的なワインがこのイル・レペルトリオです。一昨年の伊勢丹のイタリア展で一番美味しかったワインとして記憶に残っているワイン。ラディーチと比べたく持って行きました。こちらの方がちょっとモダンな感じがします。柔らかでバランスが良く、ある意味味わいが今風。同じ葡萄でもニュアンスはかなり違い、やっぱりワインっておもしろい。このワインはとても素晴らしいと思いますが、ラディーチもやっぱり魅力あるワインと言うことも再認識できました。ラ・フィルマ同様このワインも絶対に買いのワインです。




【●サン・ジョルジョ1997 ルンガロッティ】
ルンガロッティのスペシャルなワインのサン・ジョルジュ。故ジョルジュ・ルンガロッティの名を冠していることでも想像がつきますよね。このワインは伝統的であるルベスコに対して、伝統と革新を取り入れたワインです。フランスからの外来品種であるカベルネ・ソーヴィニヨンを50%使用し、それにイタリアの伝統品種であるサンジョヴェーゼ40%、カナイオロ10%をブレンドして造ったワイン。
1997年はイタリアにとっては素晴らしいヴィンテージ。樽による甘さを含んだバランスのしっかりとれた味わいの赤ワイン。口当たりもとてもやわらかで口中でしっかりお楽しみいただけます。新たなる味わいをつくりだそうとする、ルンガロッティの傑作のひとつ。




【●ラウロナ2001】
2001年のスペインワイン・フェチの私・笑。2001年に惹かれどうしても飲みたくなり、スペインだけどテイスティング。2001年9月に正式に認定され2000年ヴィンテージから名乗れることになったD.O.モンサンはプリオラートの東に位置し、近年最も注目されるエリアのひとつであります。グルナッシュ、カリニャ、シラ-、メルロ-、カベルネ・ソ-ヴィニヨンの5つの葡萄をブレンドして造るワイン。葡萄は18年から古い物で80年ぐらいのものまであるそうです。500リットルの新樽と1年樽を使用し、造ります。
やっぱり、うまいです、2001年のスペインは。芯がしっかりあり、まだちょっとしまった感じはありますが、本当に良いです。肉料理とともに楽しんでいただければ心とろけることでしょう。



【●ラウロナ・セレッション・ド6ヴィンヤ-ズ2001】
ラウロナの上級キュヴェ。グルナッシュ80% カリニャン20%から造られ、その葡萄は樹齢が高いものからのみ造られます。その平均樹齢は50年以上と言われます。選びに選び抜かれた最高のエリアからの葡萄から、500リットルの新樽のみで熟成されるこのワインはまだまだ飲み頃は先のように感じますが、そのポテンシャルは抜群です。数年後、ゆっくり楽しんでみたいと思う、スペインワインの逸品です。



6時からはじまり、9時終了の予定が結局11時過ぎまで、とても楽しい時間を過ごせました。ご参加くださいました11人の皆様、本当にありがとうございました。
また、同じような会を行いますのでこれからもよろしくです。



【2006.3.19】

今日はのんびり。
ワインの本を読み、野球を観、昼寝し、のんびりしていました。





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Last updated  March 21, 2006 05:38:27 PM
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