おずの魔法使い

2005/12/21(水)19:49

無冠の帝王

どーでもいー話(579)

大好きだったマンガに『リングにかけろ』というものがある. ボクシングマンガなんだけど, パンチ一つで敵をリングの外はおろか会場となってる建物の外までふっとばしてしまう, そんなマンガだ. さらには他のライバルが会場の窓ごしに吹っ飛ばされてきた選手を見て「なかなかのハードパンチャーがいるようだな」と納得してしまう. もっと驚けよって野暮突込みは入れてはいけない. その中で好きなキャラに剣崎順というのがいる. 天才, 剣崎だ. 剣崎は都大会決勝で主人公の竜に勝利するも 腕をこわしてチャンピオンカーニバル(全国大会)を欠場し, チャンピオンカーニバルに自分の代理として竜を出場させる. 剣崎のためにも負けられない竜はチャンピオンカーニバルで優勝したんだけど, 読んでるこっちとしては『剣崎はもっと強いんだよな』という感じ. 今世の中を騒がしているアイススケートの人たちに似たようなものを感じてしまった. 世界トップ(かもしれない)の選手がオリンピックに出られない. 故障ではなくて年齢制限だ. 「いいじゃん, 出してやれば」と思うとともに「ルールはルールだよな」とも思うわけで, その先に『剣崎になれ, スーパースター剣崎に』と勝手に思ってしまう自分もいたりする:-p ちなみにマンガの中での剣崎は 日本代表とアメリカ代表で5vs5の試合をやることになったときにチャンピオンカーニバルのベスト4がいるところに「あとの一人は俺に決まりだな」と言って登場してくる. 熱いシーンだ. こんなシチュエーションになったら それはそれで結構面白いと思うんだけど. 「いや, そんなシチュエーションなんてないから!」って速攻で否定されちゃうかな? そういえば高橋尚子の時にはそんなこと思わなかったっけ. あぁ, でもあれだ. 剣崎な人はいても竜の役が誰だかわからんぞ.

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