星影の魔術師の魔法の呪文

2012/08/16(木)08:42

大分での出来事、賭けには勝てました。

日記(4703)

魔術師です。 サーバー室のサーバー用の液晶モニターの映りが悪く、 水平も垂直も同期せず、カラーの砂嵐状態。 初日の最初は電源を入り切りしたり KVM スイッチ(CPU 切替器)で表示マシンを切り替えたりして 何とか映る状態があったけれど、どうにもならなくなりました。 問題の切り分けのために予備の液晶モニターを出してもらって、 つなぎ替えるとちゃんと映りました。 これで KVM スイッチでは無いと問題の切り分けが出来ました。 HP (日本ヒューレットパッカード) のサーバーで 24時間保守に入ってるので、 電話で対応してもらいました。 単体液晶なので、交換品を送ってくれるそうです。 現地でいつも手伝ってくれる人宛に連休明けの 20日に送ってもらうように指示しています。 壊れた液晶は、後日引き取りになりました。 HP のいいところは、サーバー本体の保守にさえ入れば接続される周辺機器も保守対応してくれるのです。 液晶モニターは保守に入っていません。 聞くところによると IBM なんて、サーバーを設置するラックにまで保守料金かけて取られるそうですよ、月額数百円ですけど。 今回の出張は久々に達成感のある出張でした。 色んなリスクがある中で、 限りある時間内、それに向き合って乗り越えたことが非常によかったですね。 ホテルが残り少なかったり、移動する足の確保と言うリスクもありましたが、 根本的なところでネットワーク構成を変更することで通信障害の可能性もありました。 今回の想定外のトラブルについて、ちょっと技術的な話しになります。 サーバー OS の入れ替えでデータ領域を残してシステムを入れ替える予定でした。 そのまま空き領域にインストールをすると、 HP の内蔵 RAID コントローラ SmartArray なのですが、 /dev/cciss/c0d0p4 が元々のデータ領域 それを残して新しい領域を作ると残した領域が /dev/cciss/c0d0p1 に変わってしまうのです。 気にしなければ、デバイス番号を読み替えるだけですが、 魔術師は、どうしてもこれが許せません。 仕方無いので、ハードディスクを全消去してバックアップから戻すことを決断。 戻すだけで丸 1日掛かるかも知れないし、バックアップに失敗してるかも知れない。 やりたくなかったけど、やるしかありません。 この賭けには勝利できました。 これもトラブルと見るか単なる作業上のひとつと見るかで大きく違いますが。 動けばいいってだけでは無いのです。 美しさは大事ですから。 そう言った訳で、 言われた事をこなすだけでは達成感は得られませんからね。 ものごとを先延ばしにしたがる人もいるし、ある程度のリスクを取らないと為し得無いのです。 ちなみに昨日の日記の更新が遅かったのは、 帰省ラッシュで帰るのに遅かった訳では無く、 帰ってから日記を書きかけて寝てしまったためでした。 今日はのんびりします、洗濯もしないと。 星影の魔術師に 応援のクリックをポチッとお願いします。 皆さんの、協力に感謝しています。

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