2017/01/15(日)11:03
ラズパイで複数 IP の設定
魔術師です。
ひとつの NIC に対して複数の IP を振るために
CentOS でやっていたように eth0:0 でエイリアス設定をしてもどうにも反映しないなと思っていたのです。
この件でしばらく行き詰まっていました。
昨日判明したのが raspbian では eth0:1 からの設定だった
eth0:1 にするだけで IP 設定は出来たのだが SoftEther で eth0 にブリッジ設定として br0 を作っているのでその問題なのか eth0:1 にして別 IP を振ると br0 に振った IP での通信が出来なくなってしまった。
更に /etc/dhcpcd.conf で
denyinterfaces eth0 br0 と設定すると
dnsmasq が死んで DNS の問い合わせが出来なくなる。
たちまちの回避策としてパソコンの DNS の参照先をルーターに変更してとりあえず放置し昼寝した、ふて寝 (笑)
睡眠を取って頭をリセットして落ち着いたのか判ったのが
ブリッジのエイリアスは br0:1 にして設定することであった。
複数 IP を設定してどちらの IP でも反応したのでオッケー。
次の段階で、ポリシールーティングを設定して行きました。
/etc/network/interfaces
auto br0
iface br0 inet static
address 192.168.2.3
netmask 255.255.255.0
network 192.168.2.0
broadcast 192.168.2.255
gateway 192.168.2.254
auto br0:1
iface br0:1 inet static
address 192.168.2.5
netmask 255.255.255.0
post-up ip rule add from 192.168.2.5 table 100 prio 10000
post-up ip route add default via 192.168.2.xx dev br0:1 table 100
post-down ip route del default table 100
post-down ip rule del table 100 prio 10000
/etc/iproute2/rt_tables
#
# reserved values
#
255 local
254 main
253 default
0 unspec
#
# local
#
#1 inr.ruhep
100 NewRouteName
ブリッジを使っていないなら br0 を eth0 に br0:1 を eth0:1 に振り替えること
ルーターのポート変換機能で外部に別 IP 側を設定しても外からちゃんと使えたので
別 IP の動作は出来ています。
実環境では OCN の動的 IP として抜ける経路と、固定 IP プロバイダに抜ける経路を二つの IP 別に分けてルーティングします。
メドは立った。
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