2006/03/08(水)18:31
報告しま~す!
昨日の会談の結果について、できる限りの報告をいたします。
一言で言えば、一生の中でめったにお目にかかれない体験をすることができました。
3時の約束で会社を訪問すると既にN川社長さんのN岡社長さんがお二人で待っていてくれました。同行のN里さんも一緒に、まずは名刺交換です。N岡社長さんの女性秘書のY田さんも同席されたのですが、なんとN里さんは以前に出場したビジネスプランコンテストでメンターとしてのY田さんと面識があったということでした。これが第1のビックリです。
アイディアの説明自体は手持ちのPC内の資料を使ってあっという間にご理解いただけました(紙資料持っていかなかったので内心ヒヤヒヤでしたが)。ここから結構細かな質問を受けたり、事業体制のことを聞かれたりするのかと思っていたのですが、今回そういうことはまったくなしでした。
WN社長さまの連合会談ですので、いきなりどうやって料理して世の中に出して行こうかという意見出し状態になりました。否定的な話は一切なしといってよかったです。
結論的には大手に如何に採用させるか、日本市場はどうする、外国市場はどうする、といった話です。日本市場の場合はキャリアーとベンダーの関係があるので、新規の文字入力システムを搭載するためにどう動けばよいのかということになり、なんといきなりK○○Iの会長さんに電話してしまいました。「う~ん!本当かよ、」という感じでひそかに同行のN里さんと目配せしてしまいましたが、会長さんからの回答は、基本的にはベンダーの自由とのこと、じゃあどのメーカーに白羽の矢を立てるかと、あっという間に話は進んで行きます。
世界のケータイ市場を見た場合の日本企業は、今ほとんど元気ないといってよい状況のようですが、だからこそ反攻開始のネタとして提供しようよという感じで、比較的好調なSャープさん、それから新しいことを柔軟に取り入れてくれるCシオさんから始めようということになりました。N岡社長さんはこれまたいきなりSャープの社長さんに電話して交渉し、開発部長さんに話しを通すようにしてくれました。
海外市場はこれまた一番新技術導入に意欲的なSムスンにまず持っていくのがよいだろうという話に落ち着いています。
いずれも1ヶ月以内に部長クラスの担当者との前向きな会見をセッテッィングするよう動いてくれるそうです。
1時間半の会見時間をいただいたのですが、その間に決まったことを考えると猛烈なスピードで進展したことに、今更ながらおどろいています。
ただ、今後も事業をやっていこうとするなら、こんな風に即断即決で物事を進められるポジションに身を常に置いておくようにしたいものです。今回でたやや細かな話は、まさに私自身のアイディアに関するものですから、その場で決定してきました。
それから、宿題(何か毎回宿題が出されているような気がする)として、海外市場での事業展開のために権利を保護する特許出願を早急に行うこととの取り決めがなされました。もっとも、これこそが実は私の得意とする分野ですので、この宿題はぜんぜん負担になりませんが。
まとまりのない報告ですが、今日のところはこの辺で終わりにします。
そうそうそれから、N里社長さんと祝勝記念といった感じで隣のANAホテルのラウンジで祝杯を上げましたよ。