WMS@永福町、ダブルファシリテートのご報告☆
こんにちはサポーターの仲井果菜子です。永福町で行われたNECワーキングマザーサロン、無事、終了いたしましたそもそも、ファシリテーターのちえさんは世田谷区在住。今まではずっと世田谷区内で開催していたのですが、今回、今期最後となるサロンを開催するにあたって、杉並区のサポーターさんの熱いリクエストを受け、最後は永福町で!行うことにありがたいことに満員御礼のため、なーんと世田谷WMSチームでは初となる「ダブルファシリテート」を決行!我らが野本由美子さん@練馬区!をファシリテーターとして迎えて、ふすまひとつ隔てた続きの和室で、円をふたつ作ってシェアリングを行いました。私はちえファシリテーターのチームだったのですが、前半は「働くことの裏にある思い」について、後半は「パートナーとのコミュニケーションについて」と、母となって働くを考える上での「核」となるテーマについて熱く語り合う時間になりました。なんのために働くことを選ぶのか?っていうテーマひとつとっても、「子どもの教育資金を稼ぐため」という現実的な意見もあれば「保育園に預けて働くことで、家族・育児の風通しもよくなるから」と、自らの育児観にも結びつけたご意見、はたまた、「働いて自分も稼ぎを得ることで、初めて夫と対等な立場から本音が言える気がするから」というご意見も。もちろん、自分にとっての正解やゴールがあるわけではないけれど、こうやって、自分の「はたらく」の根っこにある思いをさぐり、掘り起こし、あえて言葉にして考えを深めていくことで、自分の中の「誰にも奪えない軸」を作ることになるんだな~と、改めて実感できたひとときでした。・・・そして、そんな根っこの「思い」の確認だけでなく、実際に時短を使って働いている人から、「現場ではこうやっています」という経験談もシェア!時間を区切って働くことで集中して成果をあげられている、基本「16時に帰る人」というスタンスを貫きつつも、昔以上に周りを気にかけてあげて、同僚が困っていたら積極的に助けてあげる、など、一足先をいくワーキングマザーから力強いお言葉の数々が。育休や時短も、「制度」としては整いつつあるけれど、実際に運用する上で問題になってくるのが「人との関わり合い」。やはりその行き詰まりを打開するのは、「コミュニケーション」だよね~というお話になりました。そしてお隣の野本ファシリテーターのチームでは、前半は職場でワーキングマザーのパイオニアとしてどういう振る舞いをしていけばよいかという話題、後半はパートナーシップの話題になったそうです。以下、同じくサポーターのさっちぃさんよりご報告~~~~~~~~~~~~~~~WMの前例がいない職場では早めに帰りにくい。仕事である程度のポジションにいたり、繁忙期のときはなおさら。という悩みを受けて、でもパイオニアとしては、"子どもをもって働くとはこういうこと"というのを見せていく、くらいの心づもりで自分のスタイルを貫く勇気をもってほしい。たとえ最初は賛同が得られなくてもきっと理解者は現れるし、次世代のためになる。という力強い言葉が私も職場初のWMですが、幸い働きやすい職場なので、「パイオニア」という意識は持っていませんでした。でも皆さんの話を聞いて、たとえ目の前に辛いことがあったとしても、長期的な視点を持って、自分らしい働き方を追求していく勇気をもっていたいと強く思いました。そして、後半のパートナーシップの話題。育休中にすっかり家事は妻のものと認識されてしまっているので、復帰後の生活が不安。わかるわかる!とうなずく人多数。そして、実際に、なんとかなるさで復職してみたらなんとかならなかった!という痛い経験談をお話しくださった人も!皆さんのお話をうかがうと家事を見える化して夫と分担しているという人、とくに分担はしてなくできる時にできる方がというスタンスの人、それぞれの家庭ごとにHow toはあるようですが共通して言えるのが「コミュニケーションが大事」ということでした。やっぱりまずは話すこと、お互いの状況を知ってお互いを理解することから始まるんだ、ということを再認識しました。~~~~~~~~~~~~~~~・・・というわけで白熱した2時間サロンのあとは、みんないい表情!野本ファシリテーターのチームが大きい和室に戻って来た時最初お会いしたときの表情と、みなさん全然違っていて語ること・思いを分かち合うことの威力をしみじみと感じました。・・・ファシリテーターのちえさん、野本さん、長い間、お疲れ様でしたNECワーキングマザーサロン、今期は11月いっぱいで終了となりますが、来年3月14日(月)に、今までのサロンの集大成として、「NECワーキングマザーサミット」を開催します。場所は品川きゅりあん!スペシャルゲストも登場予定・・・むふふ。どうぞお楽しみに~(仲井果菜子)