山田辰夫氏死去!!
山田辰夫さんが胃がんで亡くなったという。びっくりである。山田さんといえば狂い咲きサンダーロードで非常にカッコいい役を演じたのが印象的でつい最近もなつかしくてレンタルビデオで借りてきて見たばかりだったが非常に残念である。まだ53歳だ。若い芸能人が次々と亡くなっている。会社の社長がよく君たちの世代は70代まで生きられないだろうと言っているのだが本当にわれわれの世代は長生きが出来ないような気がする。もちろんストレスなども強いせいもあるがそれ以上に食生活や普段の生活が長生きできないようなものになっているという実感がある。私自身魚や鶏、緑黄色野菜が嫌いでほとんど食べず一方で脂肪のたっぷりついた豚肉、牛肉ばかり食べている。塩分もカロリーも半端ではないと思う。合成着色料・合成甘味料、化学調味料、塩素で汚染された水などなど口から入るものだけでなく空気も汚染されているしオゾン層は破壊されている。口から入る動植物も汚染されているから長生きできるほうがかえって不自然だ。生活も現在の70代の人たちは電灯のない時代を戦後すごす時期があったがわれわれの世代といえば電気もあればテレビ、ラジオ、インターネットと24時間明かりもあり娯楽もある。だから本来寝なければならない時刻にも起きていて遊んでいたり、仕事をしていたりしている。睡眠時間はやはり12時以降に寝るのとそれ以前に寝るのとでは免疫力のつき方が大幅に違うと言われている。また24時間コンビニもあるから真夜中にこってりしたカップラーメンを食べることもある。どう考えても長生きできない。山田さんもそういった時代の犠牲者かもしれない。さて12時回ってしまった。私もそろそろ眠らなければやばいかもしれない…先ほど紹介した狂い咲きサンダーロードのDVDは今年の3月にコレクターズエディションも出たばかりであった。1980年にこんなにすごい映画がしかも邦画で存在したって事。その事実だけは本当に日本人に知っておいて欲しい。そして、山田辰夫という名前も覚えておいて欲しい。この作品日大芸術学部の石井聰亙さんが作ったというだけでも驚きであった。私よりちょっとだけ年上の彼がこれだけの作品を作り上げあまり年の変わらない自分は駄目だなと思ったのも記憶にある。熊谷の映画館で公開されたときに見たのだが、この時「聖獣学園」と「獣たちの熱い眠り」も同時上映であった。聖獣学園の中でタコ八郎さんが神父に扮して「Amen」を「Samen」と言って大笑いした覚えがある。獣たちの熱い眠りは三浦友和さんが出演していたという記憶しかない。これら3本のうち圧倒的な面白さで一種のトラウマのようにさせられてしまったのが狂い咲きサンダーロードであった。ぜひ多くの人たちにこの作品を見て欲しいと思う。2009年03月06日発売狂い咲きサンダーロード コレクターズ・エディション【送料無料選択可!】狂い咲きサンダーロード / 邦画